今日は、土曜授業の日なので、夕方からみんなが集まり、今度10/1の科学研究発表会に出る研究員のリハーサルをしました。
送ってきていただいた保護者の方も、そのままギャラリーとして残ってもらいました。
発表原稿は、ほぼ出来上がっているはずなので、早速第一演者から前に立ちました。
Y研究員のお母さんのご配慮で、本番にできるだけ近い方がいいということで、わざわざプロジェクターを持ってきていただき、使わせてもらいました。
第一演者は、Y研究員です。かなり練習しているので、、落ち着いていました。
発表題目は、「ヤマビルの飼育方法」
です。ヒンシュクを買いそうなテーマですが、なかなか研究の要素が多く取り入れられて、中身の濃いものになっています。
要は、研究会のたびにヒルを採りに行くのは大変なので、何とか飼育したいという思いから、ヒルの生態をを考え、いろいろ試した話なんです。
完璧と思える方法を工夫しても、死んでしまう。なんで、という進みです。飼い方が分かれば、ひいては退治の仕方もわかるわけで、昨年の研究成果を踏まえて頑張って発表していました。
第2演者はO研究員です。こちらは、テーマからしてノリノリの内容です。
発表題目は、「ヤマビルを解剖してみて2016」
という、かっこいいものです。
内容も、かっこよく言いたいことをぎっしり詰め込んでいるので、5分の制限時間内に収めようと、早口すぎるくらいで話していました。
でも、ヒルを解剖して、ここまでわかってきたよという内容になっていて、かなり5年生とは思えない内容になっています。
第3演者は、今年の新入会員のY研究員です。
発表演目は、「ヒルの食べ物調べ」
という、よく小学生が動物を飼育して研究するテーマです。カタツムリの研究が有名ですね。
でも、Y研究員のヒルの食べ物調べは、世界でおそらく誰もやっていない研究で、今まで当たり前のように語られていたヒルは血しか吸わない。血を吸って大きくなり、産卵していく、という常識を覆すような中身なんです。このまま続けていくと、来年は、もう少しレベルの高い所の発表に持っていけそうな中身なんです。
期待しています。
さて、一通り終わって、皆からいろいろ質問や意見が出て、原稿を修正したりスライドを修正して、再挑戦というか仕上げのチェックをしました。
さすが二度目になると、皆の落ち着きは大したもので、堂々と規定時間いっぱい使って、頑張っていました。
保護者の方もおほめいただき、発表当日をむかえます。
パワーポイントの操作は、堪能な高校生ボランティアが、手伝ってくれることになっています。
最後に、ヒルの実物を持っていくかどうか議論になり、O研究員がまもなく自然教室になるので、その時つかまえてくるということになりました。
飼育しているものもあるので、適当に持っていきます。
いよいよ今年の研究の仕上げの時ですので、みんな緊張緩を持って頑張っていってくれるものと思います。