第4回子どもヤマビル研究会(1) | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

梅雨のさなかの、絶好のヤマヒル研究日よりです。

研究員たちは、元気に集まってきたのですが、一人は風邪を引いたらしく欠席。一人は遅刻。

ちょっとハプニングの予感がしました。


とりあえず研究員3人とボランティアとジョニーの6人で、いつもの採集場所に向いました。

雨は落ちてこない程度の曇天です。


気温 19度、地温 13度、 水温11度で、第3回の時より温かいです。湿気は、90%以上で、ヒルにとっては絶好季節です。

今日のテーマは、2か所のヒルの数の違いを調べるので、30分間で何匹つかまえることができるかで比較することにしました。


最初は、いつものカズラ谷鎌が岳登山口。早速、足を踏み入れると、いるいる。10時20分からとり始めました。さがすまでもなく、次々瓶に入れました。捕獲量は、45匹。伸びた時5cm以上の大物ばかりです。





遅刻研究員も合流して、次は、入道岳登山口に移動しました。


その途中ハプニング発生。増水していて川を渡るのはちょっと難しかったのですが、ロープをつたって渡ることにしました。最初にジョニーさんが渡っている最中に、研究員がロープを引っ張ったのでバランスを崩して川に落ちました。

そのあと、O研究員が川の中ほどでバランスを崩して腰までザブーン、ぬれ鼠になりました。

それでも、頑張って採集をすることにしました。

今度の場所は、入道岳登山口です。そんなに落ち葉がないところですが、足音を聞きつけたのがわんさと出てきました。

気温 15度、 地温 13度、 川から離れているので水温は測定してない。



こちらのヒルはとても元気がよく、首をもたげてヒルダンスでお出迎えでした。

30分で60匹以上採りました。もっと採れたのですが、余り採れ過ぎてみんなも採る意欲をなくして、こにいると言うだけで採ろうとしなくなってしまいました。


フィールド実験は大成功で、会社に引き上げることにしました。

帰り道O研究員のお母さんにお願いして、着替えを途中まで届けてもらい、O研究員は風邪を引かずに研究がつづけられました。


ジョニーの車にヒルは絶対連れて入るなと厳しく言われて、みんな点検して乗り込みました。どうも、その隙間を縫ってY研究員に1匹ついていたらしく、既に吸血を開始していたようです。

Y研究員は、そのことを言うのも恐れて車中でじっとしていたようです。


続きは、この次に・・・・・・・・>