今日のまとめ(第2回ヒル研)のノート | 子どもヤマビル研究会

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2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

Y研究員(5年生)は、次のような感想を書いていた。


今日ヒルを手にくっつけて血を吸わせたら、ちょっといたかったけれど、おもしろかったです。

ヒルを手につけたかったのは、ヒルに元気をあげたかったからです。

今日ヒルをつかまえました。2匹つかまえました。うれしかったです。今度はもっとつかまえようと思います。


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おしゃべりが多い研究員ですが、つかまえたヒルを事務所に帰って調べているうちに、かわいくなってきたのでしょう。ヒルもいじくりまわされ乾燥してきて元気がなくなってきたのですが、それをみて元気をあげようとヒルに寄り添って観察していこうとする姿がありました。時間の都合で満腹まで吸わせることが出来なかったのですが、それでも、1時間くらい吸わせていたので、元気が出たでしょうね。

幸せなヒルですよ・・・・。



O研究員(4年生)は、


今日うでにヒルをつけている子が2人いました。二人のうち一人はヒルが苦手でしたが、吸わせてみると大好きになったみたいです。

僕は宿泊の時に吸わせてみようと思います。

午前中宮妻峡にヒルをつかまえに行って、お昼ご飯を食べ終わった後、おじさん(登山者)が通りかかりました。ヒル下がりのジョニーの話や僕たちがつかまえたヒルを見てくれたりしました。とても楽しかったです。次回も楽しみです。


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このヒルが苦手な子が、という子は、上記のY研究員のことです。ちゃんと互いにつながっているのですね。だんだんこの絆が強く太くなっていくようにするのは、コーディネーターの仕事ですね。

登山客が通りかかって、いろいろ交流もしているようで、なかなかヒルを材料にいろいろな勉強をしているのですね。


Y研究員(中1)は、


きょうたのしかったことは、ヒルに血を吸わせたことです。血を吸ったヒルを持ち帰り卵を産ませたいです。

血を吸われたすぐ後はチクッと痛かったです。ヒルがどんどん大きくなったので体重がきっととても増えているだろうとおもいます。後で計ります。

ジョニーをかけた時のヒルの死に方が怖かったです。


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最初からヒルが苦手ではなかった研究員の積極的な姿勢がよくわかりますね。

ジョニーさんも、こんなに早く吸血をさせようとする子が出るとは思わなかった、と驚いています。



H研究員(6年)は、


ヒルは、暖かいと出で来ると思ったが、地面の温度が低いと出で来ないということが分かった。

きょういちばんたのしかったのは、ヒルをさがしたことです。


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この研究員は、温度に取りつかれているようで、このこだわりが研究には大事な姿勢ですね。でも、ちょっと結論を早く出しすぎだよ、次回ゆっくり調べて、証拠を積み上げようね。



こんな研究員と楽しい時間が持てる私ポッサム コーディネーターは、とても幸せです。みんなありがとう。楽しくやろうね。

間もなく、第3回ヒル研です。楽しみにしています。