研究の様子3(第2回ヒル研) | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

集中力の切れてきた研究員は、遊びはじめましたが、要所要所では積極的に参加しています。ガス欠状態ですかね。


ヤマビルを食塩水に入れた時、食塩水の中をはいずり廻っていたのを見て、水に入れても生きているかを調べようということになりました。

ヒルは皮膚呼吸をしていると聞いたので、水の中に入れて空気から直接酸素をとれなくすると死ぬのかな、という実験をすることになりました。


トレーに2cmほど水を入れて、その中央にヒルを落としました。なかなか、手から離れないので悪戦苦闘していたら、そのコツを見つけていたYY研究員がこうするといいとみんなに模範ほ示していました。そして名づいたのが、鼻くそ丸めでした。


それはともかく、丸められてトレーの中央に落とされたヒルは、すぐすうっと体が伸びて底に後部をつけて、何かを求めるポーズである顔を持ち上げてゆらやらするポーズをとりました。


そして、見えているとは思えないのですが、トレーの淵を見つけて水中を移動して上がってきます。



どうしてわかるのか、見ていてわかりませんが、何度やっても素早く淵に来てよじ登ってきます。


すると、今まで見ていただけのH研究員が突然、このフィルムケースに一杯水を入れたら空気がないので

どうなるかな、というのでやってみることにしました。

少し縮んだ状態だけれど、ときどきすうっと伸びて上に向ったりしています。

くるしさに耐えているのがもしれませんが、終了時刻までには特に大きな変化もなかったので、H研究員の宿題になってしまいました。次回結果を報告してください。


楽しい楽しい第2回ヒル研でした。

最後に、今日のまとめを書いて終了です。