集中力の切れてきた研究員は、遊びはじめましたが、要所要所では積極的に参加しています。ガス欠状態ですかね。
ヤマビルを食塩水に入れた時、食塩水の中をはいずり廻っていたのを見て、水に入れても生きているかを調べようということになりました。
ヒルは皮膚呼吸をしていると聞いたので、水の中に入れて空気から直接酸素をとれなくすると死ぬのかな、という実験をすることになりました。
トレーに2cmほど水を入れて、その中央にヒルを落としました。なかなか、手から離れないので悪戦苦闘していたら、そのコツを見つけていたYY研究員がこうするといいとみんなに模範ほ示していました。そして名づいたのが、鼻くそ丸めでした。
それはともかく、丸められてトレーの中央に落とされたヒルは、すぐすうっと体が伸びて底に後部をつけて、何かを求めるポーズである顔を持ち上げてゆらやらするポーズをとりました。
そして、見えているとは思えないのですが、トレーの淵を見つけて水中を移動して上がってきます。
どうしてわかるのか、見ていてわかりませんが、何度やっても素早く淵に来てよじ登ってきます。
すると、今まで見ていただけのH研究員が突然、このフィルムケースに一杯水を入れたら空気がないので
どうなるかな、というのでやってみることにしました。
少し縮んだ状態だけれど、ときどきすうっと伸びて上に向ったりしています。
くるしさに耐えているのがもしれませんが、終了時刻までには特に大きな変化もなかったので、H研究員の宿題になってしまいました。次回結果を報告してください。
楽しい楽しい第2回ヒル研でした。
最後に、今日のまとめを書いて終了です。