我が家は、夫が7年以上前に突然いなくなり、その後まったく連絡が取れなくなって失踪してしまいました。


子供が上の子は2才、下の子は0才のときでした。


今現在も、連絡は全く取れませんし、どこでどうしているのか、生死すら不明な状態です。


車だけは当時、富士の樹海の中で見つかりました。


夫がいなくなった当日から現在までの経過は、今までのブログに載せているので、もしよかったら、読んでみて下さい。

















夫との中学生時代の記憶を残しておきたくて、出会った中学3年生のときを、ブログに書いていこうと決めました。










中3の夏祭り編



運動会の直後、夫がクラスメイトのMちゃんを好きになってしまったことを知った。


良いのか悪いのか、私はMちゃんと小学校のころから仲が良くて。


でも夫のことが好きなことは、Мちゃんには言えなかった。





それでも、学生の頃ってなんでですかね。


誰が誰を好きとか、言ってない友達が知ってたり、よくありましたよね。


誰かが面白半分か、相談なのか。

喋ってたんでしょうね。


Мちゃんが、何を知っていて何を知らなかったのか、分かりませんが。


私に、Мちゃんは自分の好きな人を教えてくれました。


Мちゃんの好きな男の子は、夫ではありませんでした。


違うクラスのS君でした。



そして私は、夫がМちゃんを好きなことを知っていながら。


夏祭りで。


МちゃんとS君が両思いになるように、


手伝いました。





中学3年生の夏祭り。


ほとんど学校のみんなが来ていて。


19時くらいでしょうか。


急に雨が降ってきたんです。


みんな傘を持っていなくて。


なぜか私は折りたたみ傘を持って行ってました。


みんなが、雨だしもう帰ろーってなってた時です。



偶然。


S君が私の近くで。


「傘持ってきてないよー帰るわー」


って言ってるのが聞こえました。



私は走ってМちゃんを探して。


自分の折りたたみ傘を渡しました。


「Мちゃん、そこでS君が傘が無くて困ってるよ。これ使って。S君に貸してあげて。」


って。


我ながら、少女マンガの読みすぎでしたね。


よくこんな機転が利いたもんだ。



私は雨に濡れて帰りました。





そして、これがきっかけで。


МちゃんとS君は、両思いとなったのでした。














あのときの私には、明確に腹黒い気持ちがあり。


純粋にМちゃんの恋を応援する気持ちからの行動では、ありません。




夫が想いを寄せるМちゃんの恋が、成就してくれないと、私が困る。





この気持ちのみからくる行動でしたね。









このことは。


夫に話したことがありません。


大人になって夫と付き合っても、結婚した後も、話しませんでした。




話す必要がないかなって。




こんな昔のことをわざわざ話して、こういう人間なんだって、夫に思われるのが嫌でした。




我ながら姑息ですね。






でも。

もし話してたら、夫はどんな反応をしたかな。

なんて言ってたかな。




案外、ケラケラ笑って済んでたかもな。



「俺の青春をーw」


とか言いそう。









結局言えずじまいで、夫は私の前から居なくなってしまいました。


















夫が居なくても綺麗でいたい



ヒアロディープパッチ