うたかたの恋 ① '23年・花組・東京 「いつか...」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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ミュージカル・ロマン『うたかたの恋』
原作/クロード・アネ
脚本/柴田 侑宏 潤色・演出/小柳 奈穂子

令和5年2月23日 東京宝塚劇場 午前11時公演 2階5列センターやや上手側S席

「うたかた」は確か「べにあー」で観ているはず...なので、結構覚えているはず...と思っていたら、全然忘れていて...我ながら呆れ果てました...まあ、ある意味「フレッシュ (?)」に観れたから、まあいいか?(笑)
 
[解説]
クロード・アネの小説「マイヤーリンク」をもとに、19世紀のオーストリアで実際に起こった皇太子ルドルフと男爵令嬢マリーの悲恋を、柴田侑宏がドラマティックに描きあげた『うたかたの恋』。幾度も再演を重ね、宝塚歌劇を代表するミュージカルの一つとなった本作が、1983年の初演から40周年となる2023年、30年ぶりに大劇場の舞台に甦ります。
宝塚歌劇ならではの儚くも美しい究極の愛を描いた脚本の魅力を生かしながら、新たな演出でお届けする2023年版『うたかたの恋』にご期待ください。  

えーっと、確か、今は無き「中日劇場」だったはず...2018年...もう5年になるんですね...まあ忘れてても仕方ないか。それと「新演出」もあったみたいだし、実際に初めて見るところもあったはずですものね(笑)。


○ 第1場A プロローグ 「うたかたの恋」
先生としては
「殆どの観客が最後にどうなるかを知っている物語をどう舞台化するか」
というのが一つのテーマをなっていたでしょうか。そして、
「どーせ、みんな知ってんだから...」
で、いきなり
「ドーン!」
ってした...わけじゃないでしょうけど(笑)、初めて見た時には、
「かなり衝撃」
がありましたし、いきなり
「ネタバレ (?) して、あとどーすんだろー」
的に思った気もします...が、見進めるにつれ、
「これしかない」
のかも、って感じるようになりました。


○ 第1場B プロローグ 「ウィンナ・ワルツ」 
さて、一転
「華やかな舞踏会」
シーンとなります。すぐに「心ときめく」といった感じにならないのは、↑のオープニングが効いているのでしょうね。ただし、
「6~7分」
は続く、結構長い「ワルツシーン」なので、
「少しずつ心がほぐれていく」
感じでしょうか。最初は「長すぎ?」って思ったけれど、実は、これも
「必然的演出」
なのかもしれません。


○ 第2場 最後の舞踏会
そして、ある意味、
「最も印象的な場面」
となります。
こういった演出は、他でもあるような気もしますが、この作品を見てしまうと、それ以外は
「まあどーでもいいかな?」
...っていうか、記憶力の関係で思い出せません(笑)。


○ 第3場~第13場
「ブルク劇場」
「ザッシェルの店」「ヴェッツェラ邸」「ホフブルク宮殿」「プラーター公園」
様々に場面は移り変わりますが、舞台上にいる方々も、舞台風景も、
「いつも美しい...」
ただし、殆どのシーンが、
「夕暮れ~夜」
あるいは、
「閉ざされた室内」
であるためか、舞台は
「少し仄暗い...」
そして、そこで語られていく物語もまた、どこか「不穏」なものを感じさせる。そう「ルドルフ中心」に、
「暗い翳」
のようなものがまとわりついていくような...(見えないけど、確かに「トート」の存在を感じるみたいな? (笑))。そして、物語が進むにつれ、
「徐々に緊張感」
が高まっていき、舞台から目を離せなくなってしまう...。


○ 第14場 「マイヤーリンク」
そして、一気に
「緊迫感」
が増し、それに耐えがたいほどになっていく。そして、ほっと一瞬少しだけ緊張がほぐれ、油断 (?) したところで、一気に
「破局」
が訪れる...。


○ 第15場 「エピローグ」 ~ 第16場 「雪のマイヤーリンク」
「プロローグ」から何か
「張りつめた糸」
のようなものがひしひしと感じられ...それは、わずかに緩むことはあっても、物語の進行とともに、「徐々に徐々に引き伸ばされて」いき、次第に「テンションが高まって」いく...そして、ついに「プツッ」と切れてしまう...。これほど
「緊張し、集中し続けての観劇」
って、「エリザを始めてみた時」以来な気がします。
それ故に、その後の「エピローグ」を挟んでの「ラストシーン」は、ひたすらに美しく、ただひたすらに切ない...。第1場から第16場まで、全く隙が無い、本当に
「素晴らしい演出」
ですね。


○ I wish I could...
勿論、5年前にも見ていて、同じような思いはあったはずですが、この日ほどではなかった気がします。それは、きっと、個人的には、
「れいまど」
の方に思い入れが強いためなのでしょう。そう、是非とも
「推しのコンビ」
で観たくなる作品である気もしますね。私なら
「みりはな」
で観たかったかな...。
「いつか再びそういったコンビに出会え、この作品の再演を見てみたい...」
けど、残り時間が足んなそうですね(笑)

●作品評 ☆☆☆☆☆


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