Deep Sea ① ’23年・月組・宝塚 「...みたい?」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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ラテン グルーヴ『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』
作・演出/稲葉 太地

令和5年2月5日 午前11時公演 宝塚大劇場 1階15列ほぼセンター」S席

感想記事は書きませんでしたが、私が見た前回のショー作品 (花組は見ていないので)、齋藤 吉正先生の
『JAGUAR BEAT』
は、とにかく、ひたすらに、宝塚のショー作品の
「定型を外してみる」
といった感じでしたね。齋藤先生の
「新しいものを作りたい」
といった意欲の現れなのでしょうか? ただし、作品構成は、ある意味
「斬新」
でも、一場面一場面の演出は
「使用楽曲の特質」
を含めて、
「いかにも、齋藤先生」
って感じで...ある意味、斬新な構成と
「ミスマッチ」
だった気もします。ただし、そういった
「モヤモヤ」
があっても、
「トップスターの力量」
が、全て吹っ飛ばしてしまうのですが(笑)。

● JAGUAR BEAT 作品評 ☆☆☆

さて、一方、こちらは...

[解説]
海底の奥深く、地球のマントルに近い熱くたぎる場所で海の神が治める世界のカルナバルが幕を開ける!海底神殿に集う海神たちが、見たこともないような深海の美を繰り広げる情熱のカルナバル。月城かなとを中心とした月組生達の魅力はじけるラテンショーで、熱いグルーヴに満ちた魅惑の世界をお届け致します。  

えっと...とりあえずの「第一印象」は


「豪華で綺麗」
だったかな?(笑)



○ 真逆?
さて、見進めるにつれて感じたのは、『JAGUAR BEAT』と正反対のこと、こちらのショー構成は、正に宝塚の
「王道」
を行く感じでした。上記の美しい舞台風景から、開演すると
~海が深くなり~S1「DIVE」~暗転~総出でのS2「Prologue」開始~
映像の使い方も巧みで、
「さすが稲葉先生!」
って感じでした。ところで、テーマソングの
「海神たちのカルナバル」
サビで
”Deep Sae”
を連呼するのも定番ですが、その歌詞、そして曲調も、何となく
「○ィズニー」
っぽい感じがして、個人的には、ちょっと
「しっくりこない感じ」
がありました (ちょっと○供っぽいというか...○トル○ーメイドみたいっていうか...(笑))。そして、『JAGUAR BEAT』で
「ジャガー・ザ・ファンタジー」
って連呼する曲にも同じような印象を受けたことを思い出したりしました (ってことは...そういうのがハヤリなの?)

あと、途中
「デュエダン」
っぽいシーンが挿入されます。それ自体は、ある意味「王道的な構成の一部」とも言えますが、妙に
「オールドファンション」
な楽曲が使われていて、前後のシーンと
「あまりに遊離」
し過ぎている気がしました。あれは、どういった意図なのでしょう?

S2 Prologue 海神たちのカルナバル ☆☆☆


○ 最大のお楽しみ?
さて、ARIちゃんまでいなくなって、
「ショースター」
的な方が見当たらないところが、今の月組の
「最大の○点」
って感じもしますね。ただし、

S3 Cool Lady(踊るマーメイド) ☆☆☆☆

① 海乃 美月 マーメイド  ダンス ☆☆☆☆☆


娘1は、全組中でも
「最高のダンサーの一人」
ですよね。
うみちゃんの踊るダンスシーンをもっと増やしても...て思わないわけじゃないけど (「ちゃぴ」みたくなってほしくないし)、その上、うみちゃんは、ダンスだけじゃなっくて
「歌も上手い」
ので、誰が主役かわかんなくなっちゃうか...(笑)


○ 随一
とはいえ、

S4 Passion Guy(海神の戯れ) ☆☆☆☆

② 月城 かなと 海神S(プレイボーイ)  美貌 ☆☆☆☆☆


美しさという点では、5人のトップスターの中で、一番じゃないかな。
「加美乃素」
のディスプレイなどで見ると
「美しい女性」
にしか見えないのに、
「宝塚の舞台」
で見ると
「最高の美貌の男役」
にしか見えないってとこにも、いつも驚かされます。


■ (追)月組 宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演 休演者のお知らせ  2023.02.06
  
宝塚大劇場公演
○(月組)きよら 羽龍
『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』を2月6日(月)13時公演より休演いたします。(復帰時期未定)
※『応天の門』には出演いたします。  

今日のニュースをみてビックリ。芝居は出るので、感染症ではなくケガなんでしょうね。痛めたとすれば

S6 Groovy Groove(眠れぬ夜) ☆☆☆

かな? 
「下級生スターの魅せ場」
らしい
「激しいダンスシーン」 
でした。筆頭は「ぱるる君」でしたが...やっぱり、
「ぱるる君 (そしてあみ君も)、今一つショースターってキャラじゃ...」
って確認した後は、主に「そらちゃん」を観てたので、「おはねちゃん」のパフォーマンスは覚えていませんでした (あれま!(笑))。とはいえ、(かなりアップテンポで、「揃い切らない」「踊りきれていない」方々は散見されたものの) 悪目立ちしていた方はいなかったので、「おはねちゃん」もきちんと踊っていたはずです。でも、これで痛めちゃうとなると...ちょっと難しい気がしてきますね。以前にも長期休演がありましたし...。上記のように今の月組のショーの中核は
「うみちゃん」
みたいなところあるし...。まあ、個人的には
「れいうみ」
って、その「実力的にも真ん中」が相応しい...って感じで、
「安定感抜群」
ですので、このままでいいんですけど...。まあ、『応天の門』でも、さほど目立つところに来ているわけではないので、急に上げる予定自体なかった気はしますが。



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