~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~
作・演出/生田 大和
令和3年7月11日 宝塚大劇場 11時公演 1階17列上手側S席
...「罪を追う者」。 「罪に生きる者」。 そして、「罪を背負う者」・・・
「罪」によって分かち難く結ばれた三人のキャラクターの描き出す幾何学模様(トライアングル・インフェルノ)!
「人」とは? 「罪」とは? そして「愛」とは?
霧と煙に包まれた都・ロンドンを舞台に、数多の難事件を解決してきた名探偵の挑む冒険活劇...
...えーっと、
「そんな話だったかな?」
みたいなとこもあるけれど(笑)、とにかく、めっちゃ舞台世界に引き込まれ、ちょっと前に見た某作品の
「○○倍」
ほどは集中してみた気がします。「傑作」というタイプじゃない気がするけれど、「良作/佳作」というか
「快作」
って感じかな?
〇 First
最初の小芝居は下手側で、ちょっと遠かったのが残念...はともかく、先ずは、最初の
「舞台風景」
が良かったですね。安易に
「投射映像」
に頼らずに、インパクトのある舞台を作り上げているところにも、生田先生の
「鋭敏なセンス/実力」
の一端が現れているように思いました。
〇 王道?
予習しない上に
「宝塚でホームズやんのか?」
って思っただけで、何も考えていないボンヤリさんの観劇でしたが、物語が始まって間もなく
「これが、宝塚のホームズか...」
っていう感じで、グングンと舞台に引き込まれていきました。特に
「最初の謎解き」
には、結構驚かされました。生田先生って、こういうの「サラッと」思いつくんだ...。凄いですね...。思いがけない
「本格的ミステリー劇」
での幕開きでした。
② 真風 涼帆(92期・15番 「ゆりか」「すずほ」) シャーロック・ホームズ 演技 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆
体型と仕草で、すぐにバレてしまう
「変装術」
はともかく(笑)、予想通りのハマりぶりでした。
「罪を追う者ぶり (?)」
は勿論のこと、その
「ポンコツぶり」
も見事。さすが
「トップ大劇場公演6作」
の実力と余裕ぶりでしたね。「7作」までは確定していますが、
「8作目」
はあるのでしょうか?
〇 後継者?
...はともかく、「ネタバレ」しないで、感想書くの難しい作品ですが、↑に書いたように
「本格的ミステリー」
に始まり、その後は、さらに
「壮大なサスペンス」
的に展開し、これで、
「100分で、まとまんのかな?」
とか思ってると(笑)、徐々に
「宝塚的ロマンス」
が、「ミステリー/サスペンス世界」を侵食 (?) し始め、
「これじゃ、本当に終わんないんじゃ?」
って、真剣に心配 (?) していると、そこは
「軽快に (?) まとめ」
てしまい、その後、ホームズを愛読したことの有る者なら、
「決して忘れえぬ場所」
へと誘われ、最後は、
「ヒロインの魅力」
に堕ちて...
Hmmmm......生田先生って、実は、
「ポスト正塚先生」
なんでしょうか?(笑)
●作品評 ☆☆☆☆
ショーも含めて、正に「必見の舞台」です。
● 観劇お勧め度 ☆☆☆☆☆
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