ファントム ⑦ ‘18年・雪組・東京 「Fake?」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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三井住友VISAカード ミュージカル『ファントム』
脚本/アーサー・コピット 作詞・作曲/モーリー・イェストン
潤色・演出/中村 一徳 翻訳/青鹿 宏二

宝塚大劇場 平成30年12月1日 15時公演 1階28列A席, 12月2日 15時公演 2階6列下手側S席 / 東京宝塚劇場 平成31年1月2日 2階13列センターB席, 1月6日 午前11時公演 1階16列下手側S席, 1月13日 午前11時公演 2階B席, 1月27日 午前11時公演 2階12列センターB席,午後15時30分公演 2階14列上手側B席

私にとっては、初めての出来事であり、戸惑いもありましたが、諸先輩方の記事を拝見して、やはり、非常に異例の事であって、普通に「悲〇慷〇」して良いことのようですので、今後は、自分の心のままに、このことを受け止めていきたいと思います。

さて、色々で延び延びになってしまいましたが、感想の続きを載せておきたいと思います。私がムラで観劇した12月1日、2日は、「役替わりA」、東京で観劇した、1月2日,6日,27日は「役替わりB」、13日が「役替わりA」でしたので、今のところ、「役替わりA」を3回、「役替わりB」を4回みたことになります。


○ Dark vs Brilliant
父母の資質を受け継ぎ、有り余るほどの
「音楽の才能」
を持ちながら、(母が、妊娠中に危ないハーブを使用したため?)
「顔に奇形」
を持って生まれてしまったが故に、色々とコジラセ (?) ざるを得ず、
「パリの地下の闇」
の中に巣食うしかなかった
「悲運」
の主人公に対し、裕福な貴族の家系に生まれ、莫大な財産を相続した
「爽やか系イケメン」
の青年貴族。正に
「銀の匙をくわえて生まれてきた」
といった
「幸運」
しか持ち合わせていない存在。勿論、コジラセタところなどは全くなく、
「真っ直ぐで明朗」
で、誰からも好かれる人物。さらに「勇気」と「正義感」にもあふれる
「眩い光に包まれた」
ような、あらゆる意味で、
「ファントムの対極」
にいる存在...。


○ ほんもの? 
そして、新公感想でも少しふれましたが、この舞台には、まさに「そのもの」がいましたね。

⑥ 彩凪 翔(92期・17番 「しょう」「あやか」)  フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵  芝居 ☆☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆

去年の今頃は、とても蠱○的な美女「マダム・ロラン」だったのに...
...はともかく(笑)、もう
「これこそ、シャンパンの王 (子) 様」
としか言いようのない...凄まじいまでの
「はまり方!」
こういった
「清く、正しく、美しい」
「光り輝くような役どころ」が、ぴっちりハマるっていうのは、まさに、宝塚の
「男役になるために」
生まれてきたっていう感じさえします。立ち姿、仕草、振る舞いの一つ一つ、声の響き、セリフ回し、全てがぴったり...。確かに、歌では、声の伸びが足りないし、音程もやや怪しくなったりもしないわけではないけれど...はっきりいって
「そんなことは、どーでも」
いいっていう感じでしょう。というか、それこそが
「フィリップ」
の歌い方なんだって気さえしました(笑)。とにかく、何度見ても、
「これ以上があり得るの?」
って思います。


○ ちょっと違う?
さて、新公感想でも書きましたが、宝塚正統的には、「二番手役」になってもおかしくないような重要な役どころ。今回も、前回の「花組・再演」に引き続き、役替わりとなりました。↑にも書いたように、一人は、これ以上ないほどの「フィリップ」でした...

⑦ 朝美 絢(95期・24番 「あーさ」「J」)  フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵     芝居 ☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆ 

実力的に云々とかでは、全然ないんですけど...あまりに↑が凄すぎる...。正直、他のどなたが来ても
“Real & Fake”
といった感じになりかねないでしょう、きっと...。私の場合、ムラでの観劇はいずれも「役替わりA」でしたから、
「東京・初日」
が、初めての「あーさシャンドン」だったわけですが、初めて見た時は
「何か、違う...」
と違和感を覚えた気がします。ここは演技力とかではなく、
「持ちキャラ」
の違いによるものでしょうね。芝居作りのレベルは、さほど変わりないと思うのですが、ちょっとだけ「爽やかさ」が少なくて、ちょっとだけ「翳」を感じるというか...。ただし、勿論、
「歌唱力」
は、あーさの方に軍配が上がるでしょう。実は、東京初日は、「あーさにしては...」って思ったのですが、27日は、午前・午後ともに、初日とは聞き違える程「声の響きが豊か」になっていて、
「歌の力で勝負するぞ!」
的に感じられたかも(笑)。

ただし、それでも、わたし的には、↑にも書いた通り、「しょう君」が歌う姿を見ると、そうか、
(本物の?) フィリップって、こういう風に歌うんだ」
という感じに説得 (?) されてしまうので...(笑)。ですから、
「フィナーレ1曲目」
も、「役替わり」ではなく、「しょう君」が相応しいと思います。


○ 貸切公演 2つ
ところで、1月13日11時公演は、
「阪急交通社貸切公演」
でした。恒例の”すっしー’s Sister” ミニインタビューは...もう、ほぼ忘れてしまいましたが...(笑)

「マスクをつけての演技で、心がけていることは?」
「マスクで一部隠れてしまいますが、顔って、右左ここまで (左右の耳まで) あるんだなって思って、その部分でも演技を作るように...」
「あとは、目から伝わる芝居を繊細に創っています」

「お客様の集中を感じる?」
「お客様とともに芝居を作る...んじゃないですけれども...お客様と一緒に、こう...空間を作るような...」
「それで、お客様を360度感じるんですよね (180度の間違い?)

そして、1月27日15時30分公演は、
「農協観光貸切公演」
でした。勿論、インタビューなどはありませんでしたが、最後のあいさつ、幕が上がると、大喝采の中から
「ブラボー」
の声があって、「ありがとうございます」から始まりました。 先ずは、
「本日は、農協観光様貸...」
といったところで、何故かどっと笑い声が起きて、だいもんは
「あれっ? 間違ったかな?」
と戸惑いを見せて、キョロキョロ(笑)。さて、続いては
「外は寒くて、インフルエンザも流行っておりますが、皆様は大丈夫です。この舞台をみて、一杯の元気、エネルギーをもらったはずですから!」
と、ドヤ顔...してたかな(笑)。そして、最後、
「これからも、農協観光様...」
のところで、再び、ドッとわいて
「どうして、ここで笑いが起こるんですか?」
と今度は尋ねたものの、答えがあるはずもなく...再び戸惑いつつ、定型文で〆ました。非常に「だいもん」らしいリアクションが随所に見れて、とってもいい
「挨拶パフォーマンス (?)
でした(笑)。

でも、「だいもん」の方こそ、ホントーにインフルエンザにお気を付け下さいね。


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