ファントム・新人公演 ③ ‘18年・雪組・東京 「4年ぶり」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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My Favorites:
①ちーずちゃん ②はばまいちゃん ③たけちゃん ④こっちゃん ⑤キキちゃん
①20世紀号 ②1789 ③ファントム ④王家に捧ぐ歌
①とうこさん ②あさこさん
①あすかさん ②おはなさま 

三井住友VISAカード ミュージカル『ファントム』
脚本/アーサー・コピット 作詞・作曲/モーリー・イェストン
潤色・演出/中村 一徳 翻訳/青鹿 宏二 新人公演担当/竹田悠一郎

平成31年1月24日 東京宝塚劇場 午後18時30分公演2階7列上手側A席

さて、もう少し書いておかないと...

○ もう一人
そして、もう一人、
「よき手本」
をきちんと取り込んでいたのは

⑥ 縣 千(101期・4番 「ちさと」「あがた」)  ジェラルド・キャリエール  芝居 ☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆

「ちさと君」だったかな。そして、本役さんの
「繊細に作り込まれた芝居」
に近づくための努力がしっかりと感じられました...けど、まだ、実際
「若すぎるわ!」
だし、セリフ回しなどに若さがあふれ出てしまう所が多く、本役さんにはかなり及びませんでした...って、8期も↓なんだし、それが当たり前ですけど(笑)。ただし、一番大切な見せ場
“You Are My Own”
は、歌声の響きがとても良くて...やっぱり「大○き」に...(笑)。
歌唱技術はまだまだのように思いますが、声質がよく、声が良く通って、声量も十分。
正統的なイケメンタイプだし、演技も歌唱も、
「ノビシロ」
が沢山ありそう...。そして、次こそは、主演が来そうかな?


〇 本役さんが...
さて、「ちさと君」に引き続いて、このところ、少しずつ、目立つところに抜擢されてきているような気がする下級生...

⑦ 彩海 せら(あやみ せら 102期・7番 「あみ」)  フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵    芝居 ☆☆ / 歌唱 ☆☆☆

本公演の「幼いエリック」が、こんな立派な大人に...じゃなくて(笑)、ここは
「主役の対極にある存在」
として、正統宝塚的 (?) には「二番手役」でもおかしくない位の大切な役ですね。
本公演では、「役替わり」ですが、
「凄まじいハマリぶり」
の方がいて...ここは「あみ君」ばかりでなく、組全体を探しても、太刀打ちできなかったような...。正直なところ、役替わりも含め、他の誰が来ても
「フェイク」
に感じてしまうというか...。
とにかく、ここは、本公演での本役さん1名の印象が強烈過ぎ、その上、新公版では、ちょっと出番も少なくて...正直なところ、あまり印象が残っていません。
でも、勿論「悪目立ち」は、全然しておらず、演技も、歌も、普通によかったはずです。


○ ひょっとして...
新公プログラムをみて、「オッと」思ったのは

⑧ 有栖 妃華(ありす ひめか 102期・19番 「ありす」)  ベラドーヴァ  演技 ☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆

「ありすちゃん」のベラドーヴァでした。本公演では、ビストロの大合唱のラストパートで、高らかに高音域を響かせる、舞台後方上段にいるメイドさんですよね。よく響くソプラノ・ヴォイスだったので、
「ひょっとしたら、本役超え?」
って、期待しました...。そして、
「しっかりと歌い切って」
はいましたが、やはり
「天使のような声」
っていうわけにはいかなかったかな。歌唱は本役さんに及ばないわけではないけれど、明らかに優っているとも言えない感じ...。そして芝居は、さすがに本役さんの濃さには及ばず。実は「本公演もこの方が良かったんじゃ...」とかも思っていたのですが、やはり、総合的には、本役さんの方が上でした。でも、「ありすちゃん」は、
「小柄で可愛らしい容貌」+「歌ウマさん」
と魅力あふれる娘役さんですね、もっと、抜擢があってもいいと思うんですけど...。


○ こちらこそ?
前回は、「ゆきちゃん」だったから、ヅカ史上最高の「カルロッタ」だったかもしんないけど、本当は、新人公演だと、ここが大変な感じがしますよね。

⑨ 羽織 夕夏(はおり ゆうか 100期・6番 「なーこ」「なっちゃん」)  カルロッタ  芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆

そして、今回の本役さんは、多分、史上さいきょーの「カルロッタ」でしょうし...(笑)。実際、芝居も歌唱も、
「迫力/強靭/こ○さ/感じ○さ」
では、本役さんに対抗するべくもなく...っていうか、劇団全体でも、そんな人材はいるわけもない(笑)。
...はともかく、
「なっちゃん/カルロッタ」
...とっても良かったです。「エトワール」経験者らしい
「見事な歌唱」
芝居の作りも、よく「本役さん」則ったものでした。確かに、本役さんほどの「声の強さ、キツさ」がなく、一声で皆が静まり返るとはいかず
「少しだけ可愛らしい」
カルロッタになっていましたが、個人的には、それが却って好印象(笑)。故に、個人的には
「本役超え」
と感じました。


○ 隙がない?
さらに、

⑩ 諏訪 さき(99期・2番 「しゅわっち」「くっすー」)  ルドゥ警部  ☆☆☆☆
⑪ 鳳華 はるな(ほうか はるな 98期・23番 「JIJI」「みの」)  ジャン・クロード   ☆☆☆☆


「さっきー君」は安定の上手さ、さらに、楽屋番さんもとても良い芝居をしていました。そして

⑫ 従者  星南 のぞみ, 希良々 うみ, 汐聖 風美, 日和 春磨, 琥白 れいら, 稀羽 りんと

かなり下級生も入っている「従者ず」も、安定の出来栄え...。これほど、全てのレベルが整った新人公演は、滅多に見られない...。


○ 久しぶり
...というか、主役、ヒロインは勿論、それに続く主要キャラクターだけでなく、その他の配役まで、全く穴がない...。これは、もう「新人公演」というよりも
もう一つの『ファントム』本公演
といってもいいレベルでしょう。実際、今回の本公演が凄すぎるだけで、過去の本公演には十分に匹敵するものがあったはずです。

さて、個人史上最高の新人公演は、
2015年・宙組『王家に捧ぐ歌』新人公演
でした。そして、あの時も「もう一つの王家」といった感想を書いたような気がします。それ以来
「4年ぶり」
個人史上
「最高の新人公演」
に再び巡り合うことが出来ました。そして、この公演を観れたことに、本当に感謝の気持ちがわきおこりました。

● 公演評価 ☆☆☆☆☆


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