スパークリング・ショー『EXCITER!!2018』 作・演出/藤井 大介
平成30年12月16日 梅田芸術劇場 12時公演・前楽 1階25列上手側 / 16時30分公演・千秋楽3階2列下手側
今回の全ツの舞台を見ていると、どうしてもこれからのことを考えてしまいますね。現状では、相手役には「最適以上」の方がいるようにも思えますが、前回の記事でもふれたように「二番手」は、未だはっきりしない感じでしょうか。
○ 序列?
現在の
「花組男役の序列 (?)」
は
「みりりん」「れいちゃん」「あきら君」「ちなつちゃん」「マイティー」
まで、割とハッキリしている気がします。従って、「れいちゃん」に次ぐのは
① 瀬戸 かずや(90期・27番 「あきら」) 新公主演1回,バウ主演1回 歌唱 ☆☆☆ / 芝居 ☆☆☆☆
② 鳳月 杏(92期・26番 「ちなつ」) 新公主演1回,バウ主演1回 歌唱 ☆☆☆☆ / 芝居 ☆☆☆☆
「あきら君」と「ちなつちゃん」ということになります。それぞれ、れいちゃんの5期と3期上の
「上級生」
ですね。ちなつちゃんの新公主演は、やや意見が分かれそうですが、少なくともWikiでは、『ベルばら』で、新公初主演とカウントされています。さて、「あきら君」は、その飛び切りの
「男っぷりの良さ (?)」
で、「ちなつちゃん」は、「足の長さ」...もあるけど、その
「全てにおいてバランスのとれた実力」
で際立つ、花組を代表する
「実力派スター」
二人ですね。ただし、二人とも、現在の立ち位置やその主演歴を見ても、「正統的路線系スター」というよりは、
「別格系スター」
的ポジションだと思われます。「れいちゃん」のサポート的には、かなりの「歌ウマ」な「ちなつちゃん」に適性がありそうですが、「正二番手スター」のようなポジションは、やや考えづらいでしょうか。
そうなると、次期二番手は、二人に次ぐ
③ 水美 舞斗(95期・3番 「みなみ」「マイティー」) 歌唱 ☆☆☆ / 芝居 ☆☆☆
「マイティー」がきそうとも考えられるけど、マイティーとれいちゃんって、
「同期」
ですし、やや異例な気もする...。それに、前の記事に書いた通り、持ち味が“butting”する感じがあって、かつ、一番大切な (?) 「歌唱面でのサポート」という意味では、少し弱い...。
この3人で所謂
「番手ぼかし」
的なパターンも考えられますが、「れいちゃん」って、まだまだ若いし、その実力特性からも、
「しっかりとした正二番手」
が必要そうな気がします。
○ 期待の下級生?
より下級生だと、新公主演経験者の
「なみけー君」「あかちゃん」「つかさ君」「ほのかちゃん」
といったところが挙げられますね。この中で、肝心の (?) 歌唱面での実力が抜けているのは、
④ 飛龍 つかさ(98期・10番 「つかさ」「ヤッシャ」) バロット/ドリームゲートキーパー/エスコートダンディ―/セクシーガイA/ハバナキング/エキサイトガイA 芝居 ☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆
やはり「つかさ君」でしょう。他の3人もかなり歌えるタイプですが、
「歌声の強靭な響き」
という (「れいちゃん」の最も弱い?) ところで、他を圧しています。そして、この全ツでは、宙組全ツの時の「あいちゃん」の役に抜擢されました。神奈川では、あいちゃんパロットのイメージが強烈だったせいか、かなり「物足りなさ」を感じましたが、梅田では、(馴れたせいか?) かなりいい感じの
「お○かさ加減」
でした(笑)。そして、ショーでも、
「男役3番手」
的ポジションで、「新公学年」にしては、かなりの
「いい仕事」
をしていましたが...、「次期二番手」というには、あまりにも早すぎるし、「トップのサポート」というまでは...実力的にも、まだまだキツイでしょうね。
○ 似てる?
ところで、
「美貌とダンスと芝居に魅力があって、お歌に○がある」
というスター特性という点で、「れいちゃん」って「ちぎさん」とちょっと似たタイプとも考えられますね。でも、ちぎさんって、歌が上手いかどうかは別にして、「○かましい」ほど声を響かせられる方でしたが、「れいちゃん」は、
「発声自体」
に難がある感じで、「ノドもやや弱い」気もする...。その割に、芝居でもショーでも「強い声」を出したがる (?) 雰囲気があって、いつも
「ハラハラ」
します。とはいえ、今回の全ツ主演では、「ノドの不調」などはなかったようですが、この日の公演でも、午後の方が「発声」が不安定でしたし、長丁場の本公演で、ショーの主役を務めるとなると、
「ノドがもつか」
心配があります...。故に、「雪組の前体制」以上に、ショーで、
「ガッチリと歌える」
存在が、れいちゃんには必要そう...。
○ 本命?
現状の本命は、やはり「マイティー」なのでしょうが、そうでなければ
「組替え」
も考えられるところです。れいちゃんよりも下級生で、歌唱力において、傑出しているのは、言うまでもなく
⑤ 和希 そら(96期・2番 「そら」「そーちゃん」) 新人主演1回,バウ主演1回,エトワール1回 歌唱 ☆☆☆☆☆ / ダンス ☆☆☆☆☆ / 芝居 ☆☆☆☆
「そら君」でしょう。歌唱技術は勿論、低音が良く響く「声質の良さ」は、星組「こっちゃん」と
「美声の双璧」
とさえ言えそう。さらに、ダンスも (芝居も) 一級品! バウ初主演『ハッスルメイツ』も凄かった...。まさに
「ショースター!」
タイプ。もう少し○があれば、普通に
「路線系スター」
の一角を占めていそうですが...とにかく
「実力的なサポート役」
としては、「そら君」以上は、なかなか見当たらないと思います。もしも組替えがあれば、そら君にとっては、大きな飛躍のチャンスとなるでしょうし、もしそうなった場合、少し微妙な立ち位置になるかもしれない「マイティー」も、この上を目指すならば、この辺りで、組替えが必要なもしますし...(というか、「マイティー」も「ずんちゃん」も、そして「せおっち」も、「組替えなし」の「生え抜き」でトップに立つことって、ソートーなさそうに思えます)。
さて、その「そら君」に次ぐのは、
⑥ 暁 千星(98期・首席 「ARI」) 新人主演4回,バウ主演2回 歌唱 ☆☆☆☆ / ダンス ☆☆☆☆ / 芝居 ☆☆☆
「ARIちゃん」でしょうか。まさに
「月組の御曹司」
ですが、個人的には、「アリちゃん」も、「みりりん」同様に、「組替え」を経験して、もっともっと大きく育ってもらって、いつか
「トップオブトップ」
と言われるような存在になることを期待しています。ただし、アリちゃんも中卒組で、めっちゃ若いし、二番手として「れいちゃん」のサポート役となると、(少なくとも近々では) やや荷が重そうかな...。
その他、宙組「あーちゃん」「もえこちゃん」、星組「ぴーすけ君」、雪組「ひとこちゃん」なども浮かびますが...まあ、実力 etc. 的に、少々キツイかな...。
さて、年末恒例の (?)
「重大発表」
はあるのかな? あるとすれば「タカスペ」が終わった辺りでしょうか? 「みりりん」関連もあるかもしれないし、ちょっとドキドキしますね。
あれま、この記事、観劇感想じゃ、全然ないですね(笑)。せめて、最後に、全体評価を
● 公演評価 ☆☆☆
High Qualityかと言われれば...ですけど、個人的には見どころが沢山あったし、それに、千秋楽は、パフォーマンス自体も今までで一番の出来で、会場の盛り上がりも凄いし、とても楽しかった。次の日の仕事はしんどかったけど(笑)。
ただし...「二番手」までを考えても、もうちょっと「みりりん」が頑張るしかないような気もしてきました...。
「みりりん」自身、実際にこの舞台をご覧になって、どんなことを思われたんでしょうね...。来月のVISAメッセージにのるかな...。
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