スパークリング・ショー『EXCITER!!2018』 作・演出/藤井 大介
平成30年12月16日 梅田芸術劇場 12時公演・前楽 1階25列上手側 / 16時30分公演・千秋楽3階2列下手側
前回は、観劇感想記事のはずが...すっかり「○○ちゃん語り」になってしまい...「ダラダラと長ったらしい文章」になってしまって、ご容赦下さい...って、それ以外の記事が、「スッキリとまとまりのある文章」だと言う意味ではありません(笑)。
○ 期待の下級生?
さて、下級生からの結構な「抜擢」に思えたのは、「はなちゃん」と同期「研5」の「はなこちゃん」でしょうか。ショーでも、「ドリ-ムゲートキーパー」とか「エスコートダンディ」とかで、ちょこちょこ目立つ役が来ていました。さて、肝心の (?) マチウですが
① 一之瀬 航季(100期・25番 「はなこ」) マチウ ☆☆
Hmm…まあ、あまり神奈川と変わんなかったような...そもそも、
「高身長優しい系イケメン」
で、かつやや「声の響きが弱い」タイプなので、こういったコメディアン的な役どころって、あんまり向かないのでは...。はなこちゃん自身というよりも、「キャスティング」の問題のような...。テストなのか試練なのか...。とはいえ、他の適任がはっきり見えるわけでもないけど...。ここと
「ついに来てしまったな...」
は、初日同様に「全ツ」というよりも「○人公演」っぽくて...結構、「ツカミ」に近い大事なとこですから...ここのキャスティングを変えるだけで、今回のお芝居って、大分印象が変わった気もしますね...。
○ 次期?
舞浜では、
「その時が来ないといいな...」
とか思ったものの、いつかは必ず「次期体制」になるわけですね。ところで、トップはともかく、その時の
「二番手スター」
が誰になるのかは、まだよく見えてこない気もします。この全ツって、「Wヒロイン」と同様に (?)、それに向けての「テスト」みたいな感じもあるのでしょうか?
ところで、「れいちゃん」初の全ツ主演が発表になった当初は、花組の誇る実力派スター二人「あきら君」か「ちなつちゃん」か、どちらかが、必ず来るとばかり思っていて、この組み合わせは、ほぼ考えていませんでした...。予想されていた方も多かったのに...。
② 水美 舞斗(95期・3番 「みなみ」「マイティー」) スタン 芝居 ☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆
マイティーも、まさに
「正統的二枚目系」
で、「信綱」なら、ぴったりですが、正直あまり「コメディー」のイメージが湧きません。しかし、さすが
「研10」
しっかりとした芝居を見せていました。コメディー的には、「ダニエル」「スタン」の
「掛け合い漫才」
みたいなところがありますが、神奈川よりも、
「テンポも間も」
良くなっていて、ずいぶんと笑わせてもらいました。ただ、前に書いたように、れいちゃんのダニエルの作りは、結構「シリアス系」だったし、やはり
「まぁまか」
の漫才 (?) には、大分及ばなかったかな。あれって、「まぁ様」だけでなく、「ゆりかちゃん」もうまかったんですよね...。
○ バッティング?
さて、「れいちゃん」の一番の魅力は、その「超美貌」とともに、やはり
「ダンス」
でしょうか (私自身は「芝居」にも魅力を感じますが)。私のような「お○さん」が見ると、少々「ヤ○スギでは?」と思わないではないけれど(笑)、客席から所謂
「黄色い声 (って、ひょっとして死語? (笑))」
が上がる系の魅力...。そして、○点はいうまでもありません。
③ 柚香 光(95期・20番 「れい」) 夢王子/EXCITER/Mr. REI/旅人/パッショネイトガイS 美貌 ☆☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆ / ダンス ☆☆☆☆☆
マイティの最大の魅力もまた、「ダンス」にありますよね。でも、れいちゃんのダンスが
「派手華麗系 (?)」
なのに対して、マイティのダンスは、その凄まじい「身体能力」を十全に発揮した、(どこか男性のような「硬い筋肉」を感じさせる)
「敏速剛系 (?)」
のダンスで、やや持ち味は異なっています。でも、並び立つと、どうしても
“butting”
している感もありそう...。そして、肝心の (?) 歌唱力ですが、いかにも男役らしい
「張りがある強い声」
で、歌もなかなか聞かせてくれますが、「歌ウマ」というタイプとまでは...。やや声域が狭いため、曲を選ぶところもありそうですし、実際、今までのショーの歌でも、割と「良い悪い」がはっきりしていたように思います。
④ 水美 舞斗(95期・3番 「みなみ」「マイティー」) エキサイトガイS/ビューティーマイティ/セクシーガイS/ハバナダンディ/パッショネイトガイS ダンス ☆☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆
でも、「れいちゃん」のスター特性的に、特に、ショーについては、「ちぎさん」に対する「だいもん」のような存在が必要な気が...。「娘1」がいくら歌えても、どうしてたって
「男役の良い歌唱」
がないと、ショー作品の構成自体が難しくなってしまいますよね...。ずーっと「ダンスシーン」ばかりとはいかないでしょうし...。「だいもん」クラスは、現実的にまあ無理ですが、「マイティー」では、サポート的には、少し弱いかな...。
○ 今回のサポート役?
さて、『EXCITER!!2018』での
第1章 第4場
「マイティ」
のソロ歌での「デュエットダンス」~引き続き「総出タンゴ」となるタイミングで、歌い手を
「しぃちゃん」
に引き継ぐ構成になっていました。初日を見た時には
「あれ、急に上手くなった?」
と思って、舞台を見ると、歌い手が変わっていて、「一体いつの間に?」でしたっけ(笑)。ハバナの場面でも、大事な歌を見事に歌い切っていて、今回のショーでのサポート役 (?) は、
⑤ 和海 しょう(94期・4番 「しぃちゃん」「しおり」) エキサイトガイA/エシコートダンディ1/ハバナの男(歌手) 歌唱 ☆☆☆☆
むしろ、「しぃちゃん」だった気がしますね。
『Delight Holiday』に続く観劇だっただけに、
「歌唱面では...かな...」
とか思っていたような気がしますが、むしろ「神奈川よりも良い」感じに聞こえたのは、公演が進んで、
「しぃちゃんの歌唱」
が、より充実していたからだと思います。次期体制でも、さらに重要な
「舞台の支え」
になっていくのでしょう。それに、こちらが「マチウ」の方が、ずっと良かったとも思うんですけど...。
○ もう一つの柱
正直なところ、全体的に、全国ツアーにしては、
「若さが目立つ」
舞台で (少々「新〇」っぽいというか...)、勿論、実際若手が多い訳ですけど、そこを、「組長さん」を筆頭に、「ゆめさま」「るな君」などの上級生が何とか支えるという印象が強い公演でした。でも、下級生の中で、(パロット以上に?) よく舞台を支えていたのは、
⑥ 乙羽 映見(96期・5番 「Emi」「えみちぃ」) イレーネ/ラブリーモデル/掃除婦/ドリームガール/ハバナの女/カゲソロ/Wエトワール 芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆
「えみちゃん」だったような気がします。「イレーネ」は、文句なしの爆笑ポイントで、神奈川公演2日目の「アクシデント」だとばかり思っていた「ねじを落とし」が「鉄板ネタ」になっていたことにもビックリしました(笑)。
ショーでも、歌に踊りにお芝居に、その実力をみせつけて、最後はエトワールで〆るという、文字通りの
「大活躍!」
マイティー唯一の新公主演舞台『カリスタ』での「けいこさん」役で、その実力に驚かされて以来、気になる存在でした。結構、長めの休演などもあって、心配した時期もあったのですが、花組の舞台を、その実力でしっかりと支える大きな存在になりつつありますね。『あかねさす』の「小月」も、とっても素敵でした。これからのますますの活躍を期待しています。
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