齋藤吉正②『A/L(アール)』 ‘07年・宙組・ドラマシティ ‘16年1月4日放送 「...」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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齋藤吉正② la comedie musicale 『A/L(アール)』-怪盗ルパンの青春- 作・演出/齋藤吉正  梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演 2007年3月15日(木)~3月27日(火)   ‘16年1月4日スカステ放送


「たに」さんのトップ・プレお披露目公演ですね。最近絶好調?の齋藤先生の作品でしたが...

● 解説
モーリス・ルブラン著「怪盗紳士」をもとに、文学界が生んだヒーローの一人、アルセーヌ・ルパンの生い立ちから怪盗へと至るまでを描いた冒険活劇。明るく躍動感に溢れ、クラシックな雰囲気が漂うミュージカル作品――公式HPより
(えーっと、こんな話でしたっけ?)

● 公演評価 ? / 作品評価 ? /再演希望 なし
しばらく前に観ようとしたときは、途中で挫折...。今回は何とか最後まで観ましたが...。感想はあまり変わらず...。

● ストーリー ?
19世紀末のフランス。ローアン枢機卿は愛人アンリエットと私生児ラウルを、妹スーピーズ伯爵夫人に託したが、アンリエットは伯爵邸では召使とされていた。さらに、枢機卿が愛の証として与えた「王妃のネックレス」も、夫人に取り上げられてしまう (大体、こんなものをプレゼントされても困るだけでは)。そしてある日、そのネックレスは何者かに奪われてしまう。
それから10年。スーピーズ伯爵家は投資の失敗で破産の瀬戸際にあった。そこに、貴族で大実業家のレオンが現れる。彼の狙いは、ラウルの幼馴染、伯爵家令嬢アニエス (と...)。それを知ったラウルは...。

こう書くと、いつもの恋愛もののようですが...。最初は、ホームズも出てくるし、解説にあるように怪盗ルパンの誕生譚かと思えば、怪盗ルパンはすでに大ベストセラーとなっている小説の主人公であることが分かり? 勿論、彼女を一応レオンの手から取り戻す?のですが...。ラストも、そんなこと言われても、彼女はどうすれはいいの?だし。一体何を観客に訴えたいのかが、さっぱり...。

●出演者 (作品自体があまりにもなので、簡単に感想だけを)

① 大和 悠河(81期) A/L(アール) / ラウル・バラン
ハッとするようなイケメン。歌も、あて書きだし、歌えていないわけではないのですが、旋律がとりきれないところが、ちょこちょこ出てきてしまう。

② 陽月 華(86期) アニエス・ド・スーピーズ
「うめ」ちゃんの歌は、「たに」さんの欠点をやや拡大したような感じがあって、デュエットとかすると、ちょっとまずいことになったりします。あとは、どうしても、少し○がない感が、いつもしてしまうんですよね。でも、このオキャンな娘役は、役柄にはまっていましたか。

③ 北翔 海莉(85期) シャーロック・ホームズ
④ 春風 弥里(88期) ジョー・ワトソン
これだけ、○作だと、みっちゃんの力でもどうにも...。
最初にみっちゃん/みーちゃんコンビが登場して、その後、全員登場で群舞、大合唱までは、何となく『次郎吉』っぽくて、期待したのですが...。
でも、ホームズ/ワトソン・コンビでのお笑いが唯一の救いだったかも

⑤ 悠未 ひろ(83期) ルイ・アントワーヌ・レオン
大きいし、悪いけど強そうで、役柄にははまっていました。ラウルとか、すぐにボコボコに出来そうでしたが、無念の敗退...。

⑥ 早霧 せいな(87期) ドニス・カンデラ
⑦ 初嶺 麿代(80期) ガニマール刑事
お二人のお笑い役も、少しは楽しめるポイントだったかな?
若きかいちゃんは、ガニマールの部下役でしたね。


A/L(アール)

○ この次の齋藤先生の作品は、名作の呼び声高い『エル・アルコン-鷹- 』でしたでしょうか。すでに、そちらに全精力?ってことはないでしょうが、この作品は、今まで視聴した中でも、かなり上位に入る○作でした。いつもは、2度は観てから、視聴記を書いているのですが、もう一度見るのは...。
でも、最近の演出作品は、『風の次郎吉 - 大江戸夜飛翔 -』『TOP HAT』『LOVE & DREAM』 (『La Esmeralda』は、個人的にはあれでしたが) と、素晴らしい公演が続いているようですので、『桜華に舞え』はとても楽しみにしています。




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