こんばんは&おはようございます。

 

 いつ「その時」が来るのか。

 例年より遅れている関東地方の梅雨入り傘の発表。「梅雨入り(したと見られる)」が発表されたからと言って梅雨明けまでお日様がお休みする訳でも無ければ、待ってましたと言わんばかりに雨雲がフル稼働してひっきりなしに雨を降らす訳でもないので冷静に受け止めたい所ですが、それを基準に商売している人(「梅雨入り何とかセール」のような)や、作物の生育状況に気を揉む農業関係者にとってはそう言う訳にもいかないと思います。梅雨もそろそろ終わる頃の沖縄や奄美地方では災害級の大雨が連日降っています。関東地方では梅雨の期間が短くなりそうですが、短期間に纏まってと言う降り方にならない事を願いたいものです。

 

 さて、気象庁が16日頃の梅雨入りを見込んでいると前回の記事で書きましたが(詳しくは下部にある「参考記事」をご覧下さい。)、明日(16日)の予想天気図を見てみると

 

16日9時 予想天気図(気象庁HPより)

 

 関東地方は停滞前線上にある低気圧の影響で明け方から午前中を中心に曇り曇り又は雨傘のスッキリしない空模様となる見込みですが、低気圧が東に進み陸地から離れる昼過ぎからは天気が回復するのではないでしょうか。気温は引き続き高い状態が続き蒸し暑さも加わるので熱中症に気を付けて下さい。

 一方、停滞前線(梅雨前線)が掛かっている沖縄・奄美地方は引き続き雨の降り方に注意が必要です。

 

 そして北上した梅雨前線の位置がこのまま維持されれば恐らく明日の日曜日に梅雨入りの発表がありそうなのですが、17日の予想天気図を見ると

 

17日9時 予想天気図(気象庁HPより)

 

   モジモジしていた梅雨前線がようやく重い腰を上げたのかと思ったのですが、西から本州付近に移動してくる高気圧に押される形で再び南下してしまう予想となっています。今年は日本列島に向けて主張する力がまだ弱い梅雨前線と太平洋高気圧なのであります。明日、明後日の発表はないかも知れませんね。

 

 

 では、関東地方の梅雨入りはいつ頃になるのか。前回と同じくアンサンブル予報図で来週の予想気圧配置を見てみると

 

 

14日21時 アンサンブル予報図(気象庁HPより)

 

   左上から右に17日~19日、下にいって左から20~22日、時刻は何れも21時の予報図で、白い部分が高圧部(高気圧)、網掛け部分が低圧部(低気圧)となります。

 

  上図を見ると、関東地方に低圧部(低気圧)が掛かるのは18日以降。なので早ければ来週半ばに「梅雨入り(したと見られる)」の発表があってもおかしくない状況ですが、掛かっていると言っても18~20日は境界線上。以下の週間予報を見ても晴れを予想している日もある事から、発表があるのは21日或いは22日辺りになる可能性もあり、その前に沖縄・奄美地方の梅雨明けが発表されるかも知れません。 

 

15日17時発表 東京と周辺地域の週間予報(気象庁HPより)

 

 強い日差しの下で咲く花と言えば向日葵ひまわりをイメージしますが、紫陽花や菖蒲の花が見頃の今の時期に夏を思わせるような日差しが降り注ぐ今年の6月。それらの花に似合うのは太陽ではなく、やはり雨が降っている風景なのですが・・・。

 

 

(参考記事)

 

 

 

今日の一枚

 ニュース等で話題になっている建物がある最寄駅のホームから撮った一枚。午後から雲が覆ってきましたが何とか見る事が出来ました。

 

 

 

 

 

 

人気ブログランキング
人気ブログランキング → ランキング参加中です。ポチッとクリックして頂けると嬉しいです。