こんばんは&おはようございます。

 

 降りしきる雪に寒風、凍てつく寒さと冬の北海道でリフレッシュした「遅めの夏休み」も終わり、昨日から通常モード。この間、月も替わりいよいよ今年も残り少なくなってきました。

 「師」も走るほど慌ただしく過ぎる12月。世間的にも個人的にも今年何が起きたかを振り返る12月。あちこちで煌びやかな電飾が街を彩る12月。心を落ち着かせようとしつつもどこか浮ついてしまう時期ですが、皆さんはどんな「12月」を過ごしますか?

 

   さて、日中でも氷点下の、いわゆる真冬日が続いた北海道から東京に戻り暖かく感じるのかと思いましたが、そう感じたのは飛行機から降りて家に着くまでのほんの数時間でした。翌日には体がすっかり元の生活に慣れて、昼間も気温が上がらなかった今日は肌寒く感じる一日でした。今日(5日)12時の天気図が以下の通りです。

 

5日12時 実況天気図(気象庁HPより)

 

 昨日(4日)、東京地方に晴天をもたらした高気圧は日本の東の海上に移動し、代わって南岸を低気圧が進んできます。この影響により東京含め太平洋側では曇り空くもりのぐずついた天気。雨傘が降った所もありました。晴れた晴れのは低気圧から離れた北海道や北日本の一部に限られた今日の空模様でした。

   そして明日(6日)9時の予想天気図が以下の通りと発表されています。

 

 

6日9時 予想天気図(気象庁HPより)

 

 5日12時に四国の南海上にあった低気圧が関東の近海に進む予想となっています。この時期に南岸を進む低気圧と聞くと

 

 「南岸低気圧⇒太平洋側で雪?」

 

 とつい思ってしまいます。雪雪だるまをふらせるもう一つの「ネタ」が揃うと予想されていれば、都心で大雪が降る可能性があると(大雪と言っても数センチから多くても十数センチ程度なのですが・・・)、今朝辺りからニュースで再三再四報じられそうですがそのような兆しはありません。低気圧が陸地からやや離れた所を通過する予想となっている事もあると思いますが、それ以上に「ネタ」が揃わない為です。上空1,500m付近の気温の様子をスパコンが弾き出した数値予報図を見てみると

 

6日9時(標準時+9時間後)数値予報図(850hPa気温図 気象庁HPより)

 

   南岸低気圧が通過する位置や低気圧の発達度合い(寒気を引き込む力)にもよりますが、通過するタイミングで上空約1,500m付近の気温が0℃~-3℃を下回っている→上空に寒気が流入していると都内で降雪の可能性があります。

 しかし6日9時の予想を見ると、0℃の等温線(青線)は北海道付近に掛かっています。一方、関東付近の気温の様子を見ると3~6℃の領域(橙線)に入っており雪が降るような条件が揃うとは言い難い気象条件となっています。寧ろ低気圧の南側にある暖気を運んでくるので低気圧が通過した後は再び季節外れの暖かさとなると思われ、先週末の寒さから一転、今週は暖かい週末となりそうです。

 前々回の記事(※)で「そろそろお役御免か?」と書いた暖気。暮れの押し迫ったこの時期になってもまだ存在感を示すとは・・・・。

 

※参考記事

 

 

 週末ごとに寒暖が交互にやって来ているような気がする今年の初冬。順番で行くと今年は暖かいクリスマスとなりそうですが果たしてどうなるでしょうか。

 

 

今日の一枚

 北海道に行った際に撮った一枚。この時期の札幌の風物詩、ホワイトイルミネーションです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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