嬉しい再会を果たせた日本司法書士会連合会総会 | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

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LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

先週から、今年も私が担当するグループの簡裁代理権取得のための特別研修が始まりました。

 

なんと今年も、嬉しいことに伊藤塾の私のクラス出身合格者が受講してくれていました。

 

その彼は伊藤塾14期ということですから15、6年程前の受講生ですが、まだ私が特別研修を担当する意味があるのだと、業務や会務など、何かと忙しい日々を受け入れることができています。

他にも、わざわざ沖縄や鹿児島から横浜会場の特別研修に参加している受講生がいることにも驚いています。

 

 

さて、今年も日本司法書士会連合会総会に代議員として出席しました。今年は、総会後に会場をホテルニューオータニへ移動して懇親会が開催され、かつて私のLEC福岡のクラスだった司法書士(このブログでも紹介した司法書士)等とゆっくりと話をすることができました。

 

いずれも会長や副会長など、所属する司法書士会等を代表する立場となっていることが自然と受け入れられ、彼らの30年ほど前の受験時代を振り返りながら、「本当に司法書士になって良かった」としみじみと語ってくれました。

 

大学卒業後も親の援助を受けずに朝3時半に起床して新聞配達。

エアコン、TVもない家賃13,000円、風呂・トイレ・流しが共同のアパート暮らしというハングリーさの中で勉強を続けた彼は、今も朝5時に起床して10キロのジョギングをしている。

なんといっても受験時代のあの苦しい経験が、今の自分を支えていると。

 

受験生時代は、ひたすら自分だけのことを考えていても周りから許されるが、今は違う。

そのことに責任を感じつつも、そこまで成長できた自分に感謝できる。それは、受験生のときに培った心の持ち方が、今の自分を支えているからに他ならない。

受験時代の苦しさが、輝きに感じられる自分を今も信じている、そんな司法書士が30年以上経っても、また同じ想いで再会できた日司連総会後の懇親会でした。

 

受験時代一度は6カ月で挫折した彼からは、娘が学校からは医学部にも行けると言われているのに「司法書士になりたい」と言ってきかない。親としては子供の可能性をもっと広げたいと思って説得しても、それでも司法書士になりたいと。優秀な人材を司法書士業界へ入れることも大切だと、ようやく娘の思いを受け入れることができました、と話してくれました。

 

あいかわらず、最初から司法書士を目指す方々もいることをうれしく受け止めながら、これから10年後も20年後も、司法書士を胸を張れる職業にしていきたいと少しでも尽力していく所存です。

 

 

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