残暑厳しいですが、いかがお過ごしでしょうか。
バスケファンではないですが、日本代表のパリ五輪出場12枠を自力で獲得したワールドカップでの活躍には、心躍らされるものがあり、勇気を与えてもらいました。
サッカー同様、スポーツには多くの感動が伴いますが、これからも応援していければと思っています。
息子は、おかげさまで希望した大学院(研究室)への進学も決まっていますが、所属している研究室でのイタリアを中心としたヨーロッパの建築物の研修旅行に行ってる最中で、少しでも多くのことを学んでほしいと願っています。
さて、今回、久しぶりに映画館へ足を運びました。
2年程前に、山田洋次監督の「キネマの神様」を観ましたが、今回も同じく監督の話題作「こんにちは、母さん」です。
相変わらず、人間社会に身近にあるテーマ(親子の絆や愛情、高齢者の恋愛、離婚、生活保護、子育て、リストラ等)から、人情を描いた映画で、様々な視点から感情移入できるものでした。
あのプータローの「寅さん」を、ヒーローにしてしまう山田洋次監督ですから、今回のキャスティングは申し分ないだけに、宮藤官九郎が演じる(問題を抱えた)役が妙に印象に残っています。
どんな小さなコミュニティにも、問題を抱えた方はいるのですが、何らかの犠牲を伴いながらも救われていくその背景に着目したこの映画は、やはり山田洋次監督ならではの作品だと、私は感じました。
90歳を過ぎた山田洋次監督ですが、まだまだ現役だなと思わせる仕事ぶりで、映画への愛を強く感じています。
これからも人情味あふれる映画作りを願うばかりです。
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