開業から10年を振り返って | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

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LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

先々週は、お花見を兼ねて自宅最寄りで桜並木を散策しました。そこは「江川せせらぎ緑道」といって、桜だけではなく、チューリップも満開で、どちらもを堪能できる癒しの街道となっていました。

 

チューリップ街道はその桜並木のなかでも2.5キロ程もあり、掲載した写真からお分かりいただけるように、チューリップの間に桜の花が散って宝石箱のように綺麗でした。

 

灯台下暗しの気分で、こんな素敵な桜並木があることにもっと早く気が付けばと思ったほどですが、山登りと同様自宅から歩いて13キロ程も苦にならなかったです。

 

         江川せせらぎ緑道

 

さて、早いもので弊所も小さいながら開業してまもなく10周年を迎えます。

おかげさまで、不動産業者や金融機関とは仕事をしなくても、講師時代以上に、すべてにおいて余裕のある生活を送れています。

 

振り返れば、開業して1年間は、思うように仕事がないことで、不安と後悔の念にさいなまれそうになっていましたが、ある大物アーティストとの出会い(このブログで紹介)から軌道に乗り始めました。

 

その後、司法書士会のFMヨコハマの番組担当やロザンやトレンディエンジェルとの「法律お笑いトークライブ」に登壇したりと楽しいイベントにも参加できました。

 

その一方で、司法書士試験委員(司法書士会推薦により日司連を経て法務省)にも選任され顔合わせも終わり、私が作成する問題は商登法書式と担当も決まっていました(ほぼ構想も出来ていました)が、司法試験の漏洩問題により予備校講師歴が長い私にも火の粉が降りかかり、試験委員の正式な辞令式の前日に内定を辞退するに至りました。

 

 

アルバイトの不当解雇の労働審判申立てを端緒に相手会社から損害賠償訴訟を提起されましたが、無事に請求棄却となって終わりました。ちなみにこの訴訟での私の弁護士費用は、司法書士保険ですべて賄われ、業務保険の威力を感じました。

 

成年後見業務では、私が後見人をしている方の共有不動産につき、他の共有者(親族から持分を買い取った業者)から共有持分の買い取りを迫られ訴訟となり、最高裁まで私が法定代理人(後見人)として訴訟を担当するという経験もできました。

 

さらに国交省から道路管理瑕疵により損害を被った被害者の方との示談交渉を代理人として任されるようになり、物損だけでなく人損も含めた示談交渉を2件成立させることもできました。

 

そのほか、娘の高校サッカー(選手権)での日本一に立ち会えましたし、息子の高校サッカー(インターハイ)での日本一にも立ち会えました。自分で開業しているからこそ、試合観戦の日程調整が可能だったと受け止めています。

 

他にも家族との時間も確保でき、子供たちのサッカーロス生活から一転して山登りも出来るようになったことは、これからの生活にとっては大きなステップです。

ジムでのスイミング週5ペースも20年程になりますので、今後も続けていきます。

 

そして、簡裁代理権取得のための特別研修での多くの私のクラス出身司法書士との再会や偶然とは思えない素敵な出会いがありました。

あわせて、昨年に続き、今年も関東エリアを中心とした大学生向け資格ガイダンスでの登壇と、現場にいながらも司法書士の資格の魅力を伝えることもできつつあります。

 

会務では司法書士会や日司連を通して民事信託、労働、裁判事務を担当し、後見業務ではリーガルサポートを通して家裁との協議会参加や行政機関との会議で、つながりや信頼を築くこともできています。

 

10年前に講師から現場に舵を切ったときに思い描いた司法書士人生以上に、充実したときを過ごすことができています。

本当に今まで支えてくださった多くの方々に感謝しています。

 

 

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