見知らぬ土地と帰ってくる場所 | 流血ピアニストは歌う!!

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オールアバウトミュージックな暴露話



no music no life

フランスから来ていたすばらしい音楽の友人Dominiqueと話していていると、ほんとうに音楽というフィールドは、言葉も国も、人種も、性別もすべてを超えるのだと実感させてくれます。

音楽の音そのもだけでなく、音楽を聴いてどう感じたのかとか、それが自分にどう影響を与えたのか、などを語り合うときに、共通性に驚くわけです。

まあ、彼の方がはるかに演奏がうまく、自由にしているように見えて、それでも、さまざまな葛藤をしながら、模索しながら、音楽道を精進しているというか。

そして、その中で語っていたこと。
たとえば、今回のように日本に来るときは、ほんとうにエキサイティングな気持ちでやってくる。でも、実際につくと、多くのことに戸惑う。うまくコミュニケーションが取れなかったときに、自分が悪いのではないかとひどく落ち込む。そして、家に帰り、奥さんやかわいいキッズに囲まれると、自分を取り戻したような気持ちになる。しかし、また、旅にでる。

ですね。

そうこうしているうちに、Hectorのときにスタッフをしてたかわいい私の妹みたいなAYAKAちゃんが、音楽を聴きに、自分を探しにNYへ、そして、crazy BassistのGOLAの演奏を聴きにマイアミに行っています。。すごいわ。

それも、自分を探すって言うことなんだと思うけど。

ってわけで、今のところの帰る場所は、まだ、ぜんぜん片付けの終わっていない新しい家です。。あ、結婚したとかそういうわけではありませんよ。。

昨日弟夫妻がやってきました。ま、一緒に育った兄弟というのは、ある意味ってか絶対的な安心感はありますね。



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