１～２か月くらい前だったかと思いますが、夕方のニュース番組で
「最近『白湯』が売れている」
ってのをやっていました。
私からすると「味のしないものを好んで飲む感覚」がわからないですし、「冷たくもないもの(温かい)を飲む感覚」もよくわかりません。
ので、そのニュースを見ていて
「俺は一生買うことないな」
と思いました。
まぁ・・・貧乏性の私からすると「水を買う感覚」もよくわからないですからね。
「水なんてカロリーないんだし味もほとんどしない・・・それを好んで買う感覚がわからない」
となりますからね。
ただ、「冷たい水」であれば、飲んだ時の爽快感はありますし、「冷たいものを飲む→これと言って飲みたいものもないから水を買う」って感覚ならば納得できますし、「冷たいものを飲みたい」→冷たさでいえば水でもお茶でもジュースでも同じだから、「カロリーのない水を選択する」「ノンカフェインの水を選択する」って気持ちもわからなくもありません。
私自身も「起きて何も胃に入っていない状態で飲むものはお茶とかより水の方がよさそう」と思っているので、起きた時には水を飲むようにしていますし・・・(「冷たさ」にはこだわりますが)
ので、「水を買うこと」にはそれほど抵抗感もないんですが・・・
「白湯」に関しては「冷たくもないし味もしないし、あえてそれを飲む感覚は理解できない」となりますね。
一応健康面で白湯を飲む理由をネットで検索してみるといくつか出てきたので、1個ずつ反論してみると
①基礎代謝の向上
飲んだ白湯は、喉を通り体内に入り、食道や胃や腸を温め、同時に血流の流れを良くする。
→血流の流れが良くなると、基礎代謝があがって1日の消費カロリーが増加するため、ダイエット効果も期待できる。
【私の意見】・・・う～ん・・・でも「冷たいものを飲むとそれを温めるためにカロリー使う」とかとも言いますよね・・・ってことは「温かいものを飲むメリット」と「冷たいものを飲むメリット」は大して違わないように思いますよね。
②冷え性の改善
血のめぐりが良くなることによって、毛細血管の隅々にまで血液が流れていき、冷え性の改善が期待できます。
【私の意見】私自身も冷え性なので、「寒い時期ならありかな」となる一方で、「温かいものを飲んで一時的に血流をよくしても体内にカロリーを入れているわけではないから次第に冷えていってしまうはず」となりますし・・・
冷え性の私もこの2～3年は手足の冷えや寒さを感じることが少ない(むしろない)んですよね・・・この２～3年・・・そうです、「朝お菓子ガッツリ食い」をして朝食で2000キロカロリー近く摂取することで消化する際に熱を発生→冷えを解消している・・・となっているんでしょうね。
つまりは「(私の場合には)白湯を飲むよりも効果的な方法がある」となりますね。
③便秘の改善
白湯を摂取することで内臓が温まり、内臓の動き、特に腸内の活動も活発になり、便秘を改善する効果が期待できる。
【私の意見】うん、便秘の改善はとても良いことだと思いますが・・・「白湯よりも絶対に食物繊維を摂取した方が効果的」ってのは断言できますよね。
温かいものを体内に入れるのは朝食の味噌汁やスープ、食後のお茶やコーヒーなどでもやってる人は多いでしょうし・・・
まぁ・・・「食べ物が腸に入っていない状態で温かいものを入れる」ってのはメリットだとは思うんですが・・・繰り返しになりますが、食物繊維の摂取が大切であり・・・野菜から食物繊維を摂取すればカリウムも摂取できるからむくみの防止にもなる・・・ですね。
④デトックス効果、美容効果
内臓の活動が活発になることで、利尿作用に効果があり、この利尿作用効果によって、体にたまっている老廃物などの悪いものを外へ排出するデトックスの効果が期待できる
【私の意見】いや～・・・利尿作用に期待するなら圧倒的に「塩分摂取量を抑える」であり「カリウムの積極的な摂取」ですね。まぁ・・・ミスター極端なバカ男である私は、ある時期に塩分の摂取を極力抑えて、カリウムを積極的に摂取した結果、「夜中に小水で3～4回起きていた」ってことがありましたからね。
極端が行き過ぎて、ボクシングの試合中に脱水症状を起こしてフラフラになったたこともありましたよね。
ので、利尿作用に期待したければ、「塩分の摂取量の抑制」であり「カリウムの摂取」が有効であると断言できます。
・・・と白湯を飲んでいる人を否定するわけではないですし、「おいしいと思って飲んでいるのならば、これからも飲んでください」なんですが
「私はおいしいと思わない→一生買うことはないだろうし、あえて飲むことも一生ないだろうな」
と思ったので記事にさせてもらいましたｍ(__)ｍ