アナログチックな入力デバイス PowerMate を Windows 7 で使ってみる | フリーランスエンジニアのお気楽日記

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入力デバイス好きの人なら間違いなく興味があるであろう PC 用アナログチック入力デバイス「PowerMate」をゲットしました。前から気にはなっていたアレです。見た目は高級アンプのボリュームつまみの様なアルミ製ボリュームノブ。



こんな感じで結構な質感です。色は今回ゲットしたシルバーの他に黒もあるようです。

で、この PowerMate で一体何ができるのか?デフォルトでは PC のボリューム管理が設定されているので、ボリュームを上げたり・下げたり、ミュートにしたり、をボリュームノブを回したり押したりして行えます。もちろんこれはデフォルト設定なので設定すればノブの動作に好きな機能を自由に割り当てが可能です。

とりあえず、Windows 7 で PowerMate を使えるようにドライバーソフトをインストールします。



PowerMate Support | Griffin Technology - Your leader in essentials for iPod, iPhone, and iPad
http://www.griffintechnology.com/support/powermate


PowerMate | Griffin Supportページ(英語)に遷移


2018年06月14日加筆:くまちゃんさんからのご指摘にもある様に上記リンク先のページは既に存在しない様です。現在有効なページをボタンに貼りました。ボタン押下で遷移するページからドライバーがダウンロードできます。ページ中ほどにある「Downloads」ブロックの「Original USB PowerMate Manager (v2.0.1) for Windows XP & Vista」から同等のアーカイブの様です。

上記ページから PowerMate の Windows ドライバーをダウンロード。Version 2.0.1 は Windows XP & Vista とありますが Windows 7 でも問題なく動作しています。ダウンロードした Zip アーカイブを解凍すると実行ファイルが格納されているはずなので実行。ドライバーソフトのインストールが始まります。



インストールが完了すると「C:\Program Files (x86)\Griffin Technology\PowerMate」に上記の様なファイルがセットアップされます。PowerMate を Windows 上で制御するのはこの中の PowerMate.exe です。実行するとタスクトレイに常駐します。設定ダイアログを開くと以下の様なフォームが表示されます。



左ペインにはアプリケーションと接続中の PowerMate、右ペインには動作と機能の紐付けが表示されます。マニュアルがなくてもパッと見で理解しやすい UI でした。ただ接続中の PowerMate はアプリケーションより上に表示して欲しかったかな。PowerMate があってそれぞれにアプリケーション毎に機能の割り当てをする、という意味では。

上記写真はデフォルトのものでアプリケーションに「Global Setting」のみですが IE や FireFox、または実行ファイルの参照で好きなアプリケーションを自由に追加できます。今は「Global Setting」のみなので、どのアプリケーションが実行されていてもこの設定が適応されます。アプリケーション毎に設定すればそのアプリケーションのアクティブ時のみ適応される仕様でしょう。

「Global Setting」にアプリケーションの機能を割り当てることも出来るので、例えば iTunes がアクティブでなくても iTunes を操作する設定も可能。設定のしがいがありそうな予感です。



ボリュームノブのイベントは「右回り」「左回り」「ノブ押下」「押しながら右回り」「押しながら左回り」「ノブの長押し」の 6 つ。それぞれに上記メニューにある機能を割り当てられます。注目したいのが「キー送信」。キー入力が送れると言うことは大抵のコマンドを送信できることになるのでカスタマイズの自由度が一気に広がります。これは嬉しい。



USB ケーブルの接続部分。ケーブル自体は細目ですが梱包時の折り癖が付いています。



ノブ自体を押下できる仕様ですが、意外としっかり押し込む必要がある。もう少し軽い押し込みでもよかった気がする。押しながら回すのは慣れが必要なのかも。



で、コレがかっこいいイルミネーション。ボリュームを絞ると暗く、上げると明るくなる仕様がクール。常に青く光っているのはかなりカッコイイ。これだけでも机に置いておきたくなる理由になりそう。



裏は薄白のゴムっぽい素材で滑りにくくなっていてデスクにしっかり固定できる。



ワタシの PowerMate の位置はキーボード左の少し上辺。右手はマウス、PowerMate は左手というポジション。これで PC を操作してると何か新しいコンピューターに触れている錯覚になります、未来のコンピューターみたいな(苦笑。今のところボリューム管理しか設定していませんが、設定し込めばいい入力デバイスになりそうです。皆さんも 1 ついかが?