私の最初のモデルさん Scene 3 | 『姫路のアラーキー』 こと、 HIRO の仕事、子育て、ときどき、撮影

『姫路のアラーキー』 こと、 HIRO の仕事、子育て、ときどき、撮影

普段は医療情報技師として奮闘中の 休日写真家 『姫路のアラーキー』 こと、HIRO の気まぐれ日記です。

ポジの現像が終わり、ルーペで確認してみると・・・


ピントの甘いカットが多い、風で髪が乱れているカットが多い、影がきつく出ているカットが多い・・・


それでもいいカットはいくつかあったのですが、実物よりも可愛く撮れていないなぁ~というのが正直な感想でした。


プリントも出来て、K子さんに写真を見せに行きました。写真を見に来るだけのK子さんは普段着姿でナチュラルメイクでした。私はきっちりメイクした時よりもナチュラルメイクの方にドキドキしていました。


K子さんの写真を見る目は真剣そのもの。特に表情も変えることなく、1枚ずつしっかりと隅々まで確認されているようでした。


私:『どうですか?・・・』


K子:『次はどんな衣装で撮りましょうか?』


私:『柄物ではない方がいいですね。暖色系でいいのがあればお任せします』


K子さんは理解したようで・・・


K子:『次のスケジュールが決まったら連絡しますね。今月はちょっと忙しいので、来月になると思います。』


私:『わかりました。では、連絡をお待ちしています。』


実はその時、私は次の撮影は無いかも?と悪い予想をしていたのですが、数日後・・・


ある視聴者参加番組がテレビで放送されていた。学生達が競い合って、1人のマドンナにプロポーズするという番組。何気に観ていたら、そのマドンナの可愛い笑顔が画面一杯に映った途端、身体に電流のようなものが走った!


それは紛れも無く、K子さんだった。


ブラウン管の中で笑っているK子さんを観て、私はこんな女の子を撮っていたんだ・・・と嬉しくなった反面、あまりいい写真を撮れていない自分が情けなくなってしまった。


次の撮影までには何とかしなければ・・・。


ピントやブレなど技術的なものは練習すれば何とかなるが、可愛く撮れないのはどうすればいいのだろう?

いろんな本を読んでみるが、これといったものは無く、ただ時間だけが過ぎていく。

そうしているうちにK子さんから連絡があり、次の撮影日が決まった。



(つづく)