予想外のヌード撮影(ちょっと残念な思い出) Scene 2 | 『姫路のアラーキー』 こと、 HIRO の仕事、子育て、ときどき、撮影

『姫路のアラーキー』 こと、 HIRO の仕事、子育て、ときどき、撮影

普段は医療情報技師として奮闘中の 休日写真家 『姫路のアラーキー』 こと、HIRO の気まぐれ日記です。


しばらく沈黙のあと…

N「私も撮ってみようかな?今日でも撮れますか?」


実際、ヌード撮影になるとは想像もしていなかったので、クルマにはコメット(ストロボ)も積んでいなかったし、小物(薄い布など)も用意していなかったが、ここで断ったら次は無いように感じたので、私はすぐに…

私「僕もそうなるんじゃないかと思って、ちゃんと準備してきましたよ!もうすぐ昼だけどちょっと食事は我慢して撮影しましょうか?」

少し嬉しそうに頷いたように見えた。

私「ラブホテルでの撮影になるけど大丈夫?」

N「信じてますから・・・」

そう言っている目が何かを期待しているように見えたのは私の気のせいだろうか?

・・・

実際の撮影場所はすぐに決まった。

照明機材がないので、出来るだけ自然光が入る部屋があり、あまりラブホテルっぽくないところ。幸いにも4月なので、昼間の光も斜光気味なので、窓際の撮影なら光も周る。ただ、日がまだ短いので3時間が限度かな?・・・と、私の頭はフル回転です。

ホテルに着いて、最上階の南向きの部屋をチョイス出来た。先ずは第一関門突破!

機材一式を両手に持ってエレベーターへ

いつもなら、大きなスーツケースに三脚も入れて、旅行者を装って入るのだが、今日は三脚を持っているのがバレバレ・・・

以前にAV撮影と間違われて「決してホテルの名前を出さないでください!」と注意を受けたことがあったので、ちょっと心配したが、Nさんは見た目にAV女優とは見えない、温和しい雰囲気なので大丈夫だろうとは思っていた。

私は部屋に入ってすぐに準備を始めた。真っ白なバスローブをNさんに手渡し、服も下着も全部脱いで欲しいとお願いした。

Nさんは恥ずかしそうに頷き、バスルームへと消えて行った。

私は室内にあるパンフレット類をすべて入り口付近に移動させ、ベッドの掛け布団をソファーの上にどけた。

この部屋は窓際の桟に座れる程のスペースがあり、ベランダに出れる大きな窓もあって、レースのカーテンを開けたら、ベッドまで充分に光が届く。

でも、プロビア100でハイキーにしようと思えば、シャッターが1/60秒を下回る。三脚を使って、モデルさんにも出来るだけ動かないようにしてもらわないとブレるなぁ~と考えていた。

さて、撮影の準備は出来たがNさんがバスルームからいっこうに出て来ない?

ちょっと心配になってバスルームに行ってみた。

私「Nさん、準備はいいかな?」

N「はい!」

バスルームのドアを開けるとNさんは鏡の前で静かに自分と向き合っていた…

私「じゃあ、撮影始めましょうか!あっ、その前に撮影中に私が身体に触れたり、恥ずかしいポーズをお願いしたりするかもしれないけど、無理ならダメと言ってね。でも、頑張ってくれた分はちゃんといい写真にするからね!」

N「はい!」

Nさんの表情がうっすらと桜色に変わった。


(つづく)