周囲のトレーニングをやっている人の
会話を聞いたりすると、
「腕を太くしたいから、
毎日腕立てを100回やろう!」
「背中をたくましくしたいから
背筋を200回毎日やってます!」
「スクワット連続1000回を目指すぞ!」
といったように、
トレーニング回数をのばすことに
力を注いでいる人を良く見かけます。
昔の僕も同様で、
毎朝毎晩、
腕立て伏せ100回
腹筋100回
背筋100回
スクワット100回
……
というメニューを続け、
体格が大きくなる日を
夢見ていました。
しかし、結論からいうと、
「体格を大きくする」
ことが目的なら、
この方法では
ほとんど効果がありません。
腕立て伏せを毎日
200回続けても、
筋肉隆々の腕は
手に入らないのです。
これは、
筋肉を構成している
「筋線維」の成長のしかたに
差があることが理由になっています。
具体的にお話ししますね。
速筋と遅筋:体格を大きくするなら「速筋」を鍛えよう!
筋肉を拡大してみると、
細い繊維がいくつも
集合した構造になっています。
この繊維は「筋線維」と呼ばれ、
これらが収縮することで、
筋肉全体が収縮します。

そして、この筋線維は、
その性質から2種類に分類されます。
「速筋」と「遅筋」です。
「速筋」は、短時間で強い力を
発揮するための筋肉で、
瞬発力・パワーを必要とする運動に
用いられます。
線維の色が白いので、「白色筋 (白筋)」
とも呼ばれます。
一方、「遅筋」は、
継続した運動を行うための筋肉で、
持久力が必要な運動に用いられます。
線維の色が赤いので、「赤色筋 (赤筋)」
とも呼ばれています。
そして、この2種類の筋線維のうち、
筋肥大 (筋肉が大きくなること) が
起こりやすいのは「速筋」です。
よって、体格を大きくするなら、
速筋を肥大させるための
トレーニングが必要になります。
これは、速筋が発達している
重量挙げの選手と、
遅筋が発達しているマラソンランナーを
比較すると分かりやすいですね。
筋肉隆々のがっしりした
体つきをしているのは、
明らかに重量挙げの選手です。
↓↓重量挙げの選手

↓↓マラソン選手

冒頭の「毎日腕立て200回」
という運動ですが、
これは残念ながら、
速筋を鍛えるトレーニングには
なりません。
それが、筋肉がいつまでも
大きくならない理由です。
ポイント
体格を大きくするなら「速筋」を鍛えよう!
このことを
より具体的に理解するために、
次回は「筋肥大が起こるメカニズム」
について、お話ししたいと思います。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました!
P. S.
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P. S. 2
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