新訳百人一首 第三十四 誰をかも | 真実の探求

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誰をかも

しる人にせむ

高砂の

松もむかしの

友ならなくに


藤原興風

◯一般的な解釈

老齢となって親しい友人もみな亡くなり
一人きりになったような気がする。
そこで、長寿で知られる高砂の松を友人にしようと思う。
しかし、松はしょせん松でしかなく、友人となるものではなかった。


・知る人

自分を知る人、親しい友人のこと。


・高砂の松

高砂は兵庫県高松市にある地名。
松の名所として知られる。
高砂の松は長寿の象徴として用いられる。


・友ならなくに

松も友になれるが、人間では無いのでの意。


◯山口志道の解釈

世の中に我が友達は皆亡くなりたれば、今は誰をまた友としようか。
高砂の尾上にある松は、有名な長寿の松だけれども、そうは言っても、生きている人間の友達にはなれないので、誰をまた友にしようか。


・誰をかも 知る人にせむ

カは疑問。「も」は「また」。

誰をまた友達としようかの意。


◯一般的な解釈と志道の解釈の違い

ほぼ同じようです照れ


◯藤原興風 ふじわらのおきかぜ


九世紀後半から十世紀初頭の人。

三十六歌仙の一人。

笛や琵琶、琴に秀でていた。



◎高砂の松には二つの説があるようです。


ひとつは高砂神社の相生の松。

もうひとつは高砂神社の対岸にある尾上神社の尾上の松。


そこで尾上の松の画像を検索してみると・・・尾上松也さんしか出てこない爆笑




高砂神社

http://takasagojinja.takara-bune.net



高砂神社の現五代目相生の松


これは何代目かの相生の松。
こんな見事な枝ぶりの松は見たことがないですね。
五代目の相生の松もきっとこれに負けないくらい立派な末になることでしょうおねがい



高砂駅と尾上の松駅は隣同士なので両方まとめて行っちゃった方がお得ですねウインク




この百人一首シリーズでは江戸時代の国学者、山口志道著「百首正解」を現代人にもわかるようまとめています。

山口志道は言霊や神代学に精通しており、ひふみ神示の岡本天明や合気道開祖の植芝盛平、大本の出口王仁三郎らに多大な影響を与えています。



鷹屋敷洋史



参考図書

・「百首正解」山口志道  


・「言霊秘書 山口志道言霊霊学全集」八幡書店


・「原色小倉百人一首」文英堂

     鈴木日出男 山口慎一 依田泰 共著 


・「ちはやと覚える百人一首」講談社

     漫画 末次由紀   あんの秀子


・「千年後の百人一首」リトルモア

     清川あさみ+最果タヒ