●たった一人のファン

 

 

 


■私を嫌いな上司がいる。

 

 

■離れて暮らしている子供が居るけど会えない。

 

 

■フラれてしまったけど、まだ好きな人がいる。

 

 

■好きだけど、絶対告白出来ない。

 

 

■絶縁状態の親が居るが、ほんとは仲直りしたい。

 

 

■復縁したいけど、勇気が無い。

 

 

■陰ながら、彼を応援したい。

 

 

 


など、一見難しそうな相談が、

 

 

占い師の所には、持ち込まれてきますが、

 

 

上の相談が、たった100円以内で、良い方向に進んだと言ったら、

 

 

ビックリされますか?

 

 

 

 

 

 

正確に言うと、52円で良い結果が得られたのです。

 

 

 

 

では、どうやったのでしょうか。

 

 

 

 

それは、今の時期しか出来ない事なんです。

 

 


意外かもしれませんが、

 

 

 

 

 


それが年賀状です。

 

 

 

 

 

私が以前、電話相談をやっていた頃、

 

 

この時期に電話してきた相談者の方に、年賀状を出す様にアドバイスしたら、

 

 

上に挙げて相談例が、うまい方向に動き出したです。

 

 

 

 

 

 

 


もちろん、全てがうまく行くとは限りませんが、

 

 

ダメだったとしても、たった52円です。

 

 

 

 

例えば、最初の、

 

 

■私を嫌いな上司がいる。

 

 

と言う人が、試しにその上司の方に年賀状を出したんですね。

 

 

そしたら、その上司の方も、普段からみんなに嫌われていたんでしょうね。

 

 

どうやら余りその上司の方に年賀状を出した部下はいなかったみたいで、

 

 

年明けから、以前より優しくなったそうです。

 

 


また、

 

 

■離れて暮らしている子供が居るけど会えない。

 

 

という相談者の方にも、別れている子供一人ひとりに、年賀状を出してみては。

 

 

とアドバイスしました。

 

 

すると、その中の末っ子の娘さんから返事が来たそうです。

 

 

そして、時間はかかりましたが、会えるようになったとの事でした。

 

 

 


また、

 

 

■フラれてしまったけど、まだ好きな人がいる。

 

 

という女性の方にも、年賀状を出してみては。とアドバイス。

 

 

もちろん、返事も来なかったそうです。

 

 

でも、翌年、突然、「どうしてる?」ってメールが来たそうです。

 

 

ダメでも、毎年出してもおかしくないというのが年賀状です。

 

 

 

また、

 

 

■好きだけど、絶対告白出来ない。

 

 

という女性にも年賀状を出してみては。とアドバイスしました。

 

 

ただ、ここで注意して欲しいのは、

 

 

絶対分かるはずのない彼の住所を何とか調べ上げて、そこに送るのは、

 

 

かえって気持ち悪いと思わせてしまいます。

 

 

だから、彼の住所が分かっていてもおかしくない状況だったり、

 

 

彼の家が店だったりして、店に年賀状を出せる状況の時にやれます。

 

 

そして、年賀状の良い所は、告白しなくてもいいんです。

 

 

いきなり、「好きです」なんて書かなくていいんです。

 

 

ただ、年賀状を出して、新年の挨拶をする。それだけ。

 

 

ただそれだけだけど、男からすると、気になりますよね。

 

 

特に正月は休みですから、考える時間は山ほどあります。

 

 

えっ、なんであの子、オレに年賀状くれたんだろう。

 

 

きっと、その時点で、貴方の名前、忘れないですよ。

 

 

 

また、

 

■絶縁状態の親が居るが、ほんとは仲直りしたい。

 

 

そんな彼にも、年賀状を出してみては。とアドバイスしました。

 

 

別に言いにくかったら、仲直りしたいなんて書かなくていいから、

 

 

かあさん、とうさん、体にはくれぐれもお気をつけて、良い年をお迎えください。

 

 

それだけでいいんですよ。

 

 

親なら、きっと、気持ち分かってくれますよ。

 

 

 


また、

 

 

■復縁したいけど、勇気が無い。

 

 

という女性にも、年賀状を出してみては。とアドバイスしました。

 

 

彼女の場合、復縁は出来ませんでした。

 

 

でも、彼女は4年間年賀状を出し続けたといいます。

 

 

それでも、彼からは無しのつぶて。

 

 

それで彼女も吹っ切れたといいます。

 

 

そして、彼女は再婚しました。今は幸せだそうです。

 

 

 

 


ここまで読まれた方は、

 

 

きっと年賀状じゃなくてメールで明けおめでもいいじゃない。

 

 

と思われるかもしれませんが、

 

 

メールの場合、既読の一瞬で終わりです。多分画面を2秒見て消されるかもしれません。

 

 

でも、年賀状の場合、

 

 

■家族に一杯年賀状が届くのに、自分には余り届かないという人もいるでしょう。

 

 

そんな時、自分に届いたら、「なんだあいつか。」と思うかもしれないけど、

 

 

嫌な気分じゃないですよね。それに忘れない。

 

 

あと、

 

 

■メールみたいに、一回見て終わりではありません。

 

 

年賀付なので、15日間は保管してくれますし、当選するかチェックしてくれます。

 

 

そして、最高の場合は、年賀は一生保管してくれる人だっています。

 

 

 

それに、なにより、

 

 

■貴方が書いた物を、彼が手に取って読んでくれるのですよ。

 

 

別れた娘が貴方の書いた物を、手に取って読んでくれるのですよ。

 

 

それだけでも、嬉しくありませんか。

 

 

 

今日は12月18日。

 

まだ間に合いますよ。

 

 

 

 

 

 

 


最後に、こんなケースも。

 

 

 


■陰ながら、彼を応援したい。

 

 

という中年のご婦人にも、その彼に年賀状を出してみてはとアドバイスしました。

 

 

 

彼女は自分が応援している事は知られたくないけど、彼には頑張って欲しいというので、

 

 

自分の住所や名前は書かずに、応援メッセージだけを書いて出す様に言いました。

 

 

彼女は、初めてその彼にハガキを出しました。

 

 

年賀状という事もあり、ハードルが下がって出しやしかったのでしょう。

 

 

この時期、自分の住所や名前が無くても、問題無く届くのが年賀状。

 

 

彼女は、年賀ハガキに、

 

 

ただ「頑張って下さい。応援しています。」とだけ書いたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、この話、続きがありまして、

 

 

それから何週間か経った頃、

 

 

またそのご婦人が、電話をくれました。

 

 

「年賀状じゃなくても、普通にハガキを出しても大丈夫でしょうか?」

 

 

といいます。

 

 

 

 

 

 


私は迷わず、

 

 

「もちろんですよ。

 

 

貴方が彼を応援したと思ったら、いつでも出してあげたらどうですか」

 

 

と答えました。

 

 

 


その後、彼女は、月に2回ほど、彼に応援のハガキを出したようでした。

 

 

 


しかも彼女は、自分が出した事を悟られない様にと、

 

 

自分の自宅から3時間も離れた所に電車に行き、

 

 

そこで投函するという事までしていたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

それから半年ぐらい過ぎた頃でしょうか。

 

 

彼女から、また電話がありました。

 

 

 


彼女は、嬉しそうに、それは嬉しそうに語ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、離れて暮らしている。

 

 

芸人を目指している息子さんからの電話だったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「かあちゃん、実はな、

 

 

 

こんなオレにも、

 

 

 

 

 

 

たった一人だけど、ファンがおるんやで

 

 

ほんのちょい役の時でも、オレだけを見てくれてるファンがおるんやで。

 


オレ頑張るから。

 

 

いつか、かあちゃんに楽させてやるからな。」

 

END

●寛ぐ霊

 

 


冒頭の題名、「寛ぐ霊」をすぐ読めた貴方は、

 

きっと国語が得意な方ですね。

 

 

 

 

 

普通は、寛? かん?

 

 

阿部寛のひろし?

 

 

とか思うでしょう。

 

 

 


寛ぐ書いて、くつろぐと読みます。

 

 

つまり、のんびりと楽にして休むという意味ですね。

 

 

書斎でくつろぐ。とか、温泉に入ってくつろいだ。という使い方になります。

 

 

 

 


さて、占いの仕事をしていると、よく幽霊を目撃したとか、

 

 

子供が霊を見ているようです。という体験談を話される方がいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

その中でも、ちょっと変わった霊の目撃談を今日はお話しいたしましょう。

 

 

 

 

 

 


それはある主婦の方からの電話相談でした。

 

 

 

 


一通り、占いが終わった所で、

 

 

彼女が、「ところで、先生・・」と思い出したかの様に、

 

 

彼女がむかし体験した幽霊の目撃経験を話し始めたのです。

 

 

 

 


それは彼女がまだ小学生の頃の話だといいます。

 

 

現在彼女は東京にお住まいで、会社を経営されているとの事ですが、

 

 

小学生の時は、まだ栃木県に住んでいたそうです。

 

 

 

 

 

そんなある日の事。

 

 

彼女とお兄さん、お母さんは、みな二階に上がって寝ていました。

 

 

 

 


ところが真夜中になって、

 

 

彼女は急にトイレに行きたくなったといいます。

 

 

 

 

 


彼女の実家は、二階にはトイレが無かったので、

 

 

彼女は起きると、静かに階段を降りて、トイレに向ったそうです。

 

 


そして、用を済ますと、

 

 

また階段を登って二階に行こうとしたその時でした。

 

 

 

 

 

 


リビングのドアが開いていて、

 

 

中は真っ暗なのに、テレビだけ付いているのです。

 

 

そして、よく見ると、お父さんがテレビの前で、

 

 

ラーメンらしき物を食べながら、かぶりつきでテレビを見ているじゃありませんか。

 

 

 

 


その時、彼女はこう思ったそうです。

 

 

「ああ、父さん、みんなが眠ってから帰って来たんだな。

 

 

母さんも寝ていたから、きっとカップラーメンでも自分で作って食べてんだ。」

 

 

 

 


彼女は、お父さんに声を掛けずに、階段を登ってまた寝たそうです。

 

 

 

 


しかし、

 

 

彼女が起きて、リビングに行くと、

 

 

いつも自分よりも早く起きているはずのお父さんがいません。

 

 

 

 


そこでお母さんに聞くと、

 

 

 

「父さんは、出張だから、明日帰ってくるから。」との返事。

 

 

 


「エーッ!!!!」

 

 

彼女が、昨日の夜中、父ちゃんらしき人がテレビをつけて、

 

 

ラーメンらしき物を食べていたと言うと、

 

 

お母さんもお兄さんも、「寝ぼけてたんじゃねぇ~」と言われたといいます。

 

 

確かに、暗闇でしかも後ろ姿だけだったので、

 

 

はっきりと父親の顔を見た訳ではありません。

 

 

 


それに母親いわく、父さんはラーメンは余り好きでは無いとの事で、

 

 

カップラーメンも独りで食べている所を見た事が無いそうです。

 

 

 


私はそれを聞いて、なんか怖くなってしまいました。

 

 

私が見たあれは何だったのだろう。

 

 


それ以来、寝る前は余り水分を取らない様にしていたとの事です。

 

 

 


そんな相談でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、この話を聞いて、他の家族は信じなかったという事ですが、

 

 

私は、彼女が本当に霊を見たんだと思いました。

 

 

 

 

 


と言うのは、

 

 

彼女はトイレから出て来て、階段を上がる時に、

 

 

リビングに居る霊に気がついたというのだけど、

 

 


それって、二階から降りて来て、

 

 

トイレに行く途中には、気がつかなかったという事ですよね。

 

 

普通、テレビがついていれば、行く途中にも分かったはずです。

 

 

それがトイレの帰りだけ急に現れています。

 

 

それに、家族の方は、寝ぼけていたのだろう。と言ったといいますが、

 

 

私から言わせてもらえば、寝ぼけているのは、二階から降りて来た時点で、

 

 

トイレからの帰りの時は、意識もはっきりしていたはずです。

 

 

 


では、彼女は、何の霊を見たのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

でも不思議ですよねぇ。

 

 


普通、霊を見たと言えば、

 

 

こっちを見ているものです。

 

 

 

それが後ろ向きで、しかもテレビを見ながらラーメンを食べていたなんて。

 

 

 


もし、お父さんが、ラーメン好きな人であれば、

 

 

生霊という考えもありますが、

 

 


テレビを付けるという生霊は聞いた事がありません。

 

 


という事で、生霊説は消えました。

 

 

 

 

 

こういう電気関係を点けたり消したりするのは、死霊です。

 

 

死霊と言うと、怖いイメージですが、

 

 

ようは、亡くなった人の霊という事です。

 

 

 

 


彼女は、その時、まったく怖さを感じていませんし、

 

 

目撃された霊も、なんか寛いで楽しんでいる感じです。

 

 

 

 

 

 

まぁ、こういう風に、家で寛いでいる霊は、

 

 

十中八九、その家の先祖の霊です。

 

 

 


「どのくらい前の先祖か分かりますか?」と彼女。

 

 

 


普通、霊の年齢や時代を推察する時は、

 

 

その目撃された霊の、髪型や服装、メガネ姿などから、推察したり、

 

 

人相から、あれは曾祖父だとか判断出来る場合や、

 

 

人体的特徴である、右足が悪かったり、杖をついていたりして分かる時もある。

 

 

 


しかし、彼女の話では、

 

 

真っ暗な部屋で、しかも後ろ姿しか目撃していないので、

 

 

人体的な特徴が一切分からない。

 

 

 

 

 


しかし、まったく手掛かりが無い訳でも無い。

 

 

 

 

まず、彼女が瞬間的に「あっ、お父さんだ」と思ったのだから、

 

 

男性だったはずです。

 


しかも、テレビを見ながら、ラーメンをすするなんて、

 

 

なんとなく男性的ですよね。

 

 

という事で、たぶん男性の先祖でしょう。

 

 

 

 

 

そして、もう1つの手がかり、

 

 

それはテレビです。

 

 

 

意外かもしれませんが、大きな手掛かりです。

 

 

 

 

 

なぜなら、

 

 


きっと、そのご先祖様は、

 

 

 


テレビがある時代に居たご先祖だと言えるからです。

 

 

私に言わせれば、テレビが無かった頃のご先祖には出来ない芸当です。

 

 

 


将来はきっと、スマホをいじっている女性の霊でも出て来るかもしませんね。

 

 

そしたら、きっと、それはスマホがあった時代の霊なのです。

 

 

 

 

 

そして、こういう風に、

 

 

家で、寛いでいる先祖の霊を目撃すると、

 

 

 


何かその後に、良い事があったり、

 

 

願いが叶ったりする事が多いのです。

 

 

 

 

 

 

 


皆さんは、座敷童子(わらし)というのをご存知かと思います。

 

 

座敷童子とは、民家の座敷や蔵、旅館などに居ついている

 

 

子供の姿をした霊で、この座敷童子を目撃した人には、

 

 

幸運が訪れると言われています。

 

 

 

その家を繁栄させたり、見た人に富をもたらせたり出世したり、

 

 

良い結婚が出来たり、夢が叶ったりします。

 

 

 

 

 

そして、座敷童子を目撃した人は、よくこんな事を言ったといいます。

 

 

それは、子供が夜中に何か音を立てて遊んでいたとか、

 

 

縫いぐるみで遊んでいたとか、お客の物にイタズラしていたとか。

 

 

 


それらの行動って、子供が寛いでいる思いませんか。

 

 

私から言わしてもらえば、お客様へのイタズラも、

 

 

子供がありのままに寛いで遊んでいる様にもみえます。

 

 

 


つまり、寛いでいる霊を見るというのは、

 

 

良い前兆だと思っていいでしょう。

 

 

 

 

 


相談者の彼女が、東京に出て来て、幸せな結婚をなさって、

 

 

会社まで立ち上げているのも、もしかしたら、

 

 

そんな寛いでいる先祖の霊を見たからかもしれません。

 

 

 

 

寛ぐ霊、それは、貴方の家の、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

座敷童子(わらし)かもしれません。

 

 

END

 

●封印の十字切り

 

 

 


このお話は、一昨日のブログ(●蔵の中の怒り)の続きです。

 

 

 

従って、一昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12227815021.html

 


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ]

 

 

相談を頂いたのは、2月も中盤を過ぎた辺りでした。電話をくれたのは奥さんで、

 

彼女の家族は、高校生になる息子さんが2人とご主人の4人家族。

 

家族が帰京してから、夫の実家で悪い事ばかりが続けて起きたというのだ。

 

最初の災難は、家族が帰京した翌日の1月4日の事だったという。

 

実家のご主人が集まりに出かけようと軽トラックを動かそうとすると、

 

キーを差しこんでもウンともスンともいわない。

 

そこで、家族が使っている車を使用しようとエンジンをかけるが、

 

それもなかなかエンジンがかからない状態だという。

 

それと同時に、家にあった一番古い掛け時計が止まったというのだ。

 

その後、1週間の間に、立て続けに4羽のニワトリが死に、

 

飼い犬が原因不明の病気になり、一時入院。(現在は持ち直している)

 

また、実家のお嫁さんが料理中に手を怪我したり、

 

お祖父さんが足を怪我したりと、家族が続けて怪我をする様になったというのだ。

 

そして今、最も気持ちが悪いのは、敷地内にある蔵から、夜中になると、

 

何か音がする時があるというのである。それも、家族が帰京してから、

 

その蔵から音がする様になり、実家に災難が起きる様になったというのだ。

 

そこで問題になったのが、家族が正月に田舎に居た時の、ある行動だった。

 

それは家族が田舎に泊まっている時、息子さん2人が、

 

蔵の中を見てみたいといい、二人で蔵の中を色々探検したという。

 

どうやら、それからその蔵から音がする様になり、実家に災難が起きる様になったというのだ

 

そこで、ご実家に居るお祖父さんに、蔵の中にある、

 

短刀の由来について聞いてみてもらいました。すると、短刀について、

 

彼(お祖父さん)が物心ついた頃からあり、開けた事も無かったそうです。

 

というより、曾祖父から、あの短刀は開けてはいけないと言われていたそうです。

 

なんか、嫌な予感がしました。開けてはいけない短刀。開けたんだ。と思いました。

 

そこで改めて、兄弟に聞いてみました。

 

「棚の引き出しに入っていた箱を開けて、紙に包んであった短刀が3本あった

 

 という事なんだけど、その箱か紙が封印されてなかった?」

 

すると、彼らは、箱には封がされていて、短刀が包まれていた紙も、

 

一ヶ所糊付けされていたと言ったのです。

 

紙の一ヶ所を糊付けするのも、封印の簡略系です。

 

つまり、短刀を包んだ紙も、それを入れた箱も封印されたいたのです。

 

その両方の封印を破ったという事になります。

 

これは、ちょっとヤバいかもしれない。そんな感じがしました。

 

どうやら、兄弟は、パンドラの箱を開けてしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、正直言って、電話相談の限界である。

 

 

それに、蔵で封印されていた短刀に、どんな因縁があるのかも分からない。

 

 

なにしろ、その家の一番の長老であるお祖父さんが分からないのである。

 

 

 

 

 

私はまず、蔵に仕舞ってあった短刀に、どんな因縁があるのか、

 

 

調べる様にアドバイスした。

 

 

というのは、開けてはいけない物をなぜ、蔵に保管しているのか。

 

 

子孫に注意を促してまで、なぜ持ち続けているのか。

 

 

何か、そこには先祖からの深い意味がある様に思えたからだ。

 

 

 

 

 

 

しかし、ここで1つ問題がもちあがった。

 

 

 

 

 

昔の資料はあるかもしれないとの事だったが、

 

 

あったとしても、蔵の中だというのだ。

 

 

 

 

 

そして、もう怖くて蔵の中を探すなんて事は出来ないという。

 

 

 

 

 

 


確かに。

 

 


私も彼らの立場だったら、嫌だ。

 

 

 

 

 


ただ、このままほっとくのは、良く無い。

 

 

こういう昔の因縁が再発した場合、

 

 

その地帯に居る悪霊や悪い霊がこれに乗っかる形になると、

 

 

より最悪な事態になったり、手がつけられなくなる事がある。

 

 

 

 

 


私に思いつくのは、1つしか無かった。

 

 

 

 


それは、

 

 

 

 


封印をし直すという事である。

 

 

 

 

 

そこで、私が霊能者から教わった封印の仕方をアドバイスした。

 

 


①■まず、文房具屋か100円ショップに行き、

 

 

白地のシールを買ってくる。白地のシールが無ければ、

 

 

何でもいいので、縦横2cm以上の正方形が切り取れればOK。

 

 

昔はノリを使っていたものですが、剥がれるとこまるので、

 

 

今の時代シールがあり、素人には良いかと思います。

 

 

②■そのシールに下記の清明(セーマン)を黒で書きます。

 

 

この時、気を付けて欲しいのは、書き順です。

 

 

まず一筆書きで書く事。そして、左したから書き始める事です。

 

 

そして真ん中に赤で、封の字を書きます。

 

これを2つ作ります。(2ヵ所を封印するので)

 

 

③■そのシールを近くの神社に持っていき、お賽銭をあげて、

 

 

「どうかこのシールに、封印の力をお与え下さい。」とお願いする。

 

(願いが叶ったら、お礼に来る事)

 

 

 

これで封印するシールは出来上がりです。

 

 

 

これを貼っただけで封印出来る事もありますが、

 

 

今回の場合、霊障らしき事も色々起きているので、不十分でしょう。

 

 

 


そこで、十字切りをしてもらう事にしました。

 

 

これは、空中に四縦五横の格子模様を書く事によって、

 

 

結界を張り邪悪の侵入を防ぐと共に、短刀の怨念の流出を防ぐ封印をする為です。

 

 

 

 

すると、彼女が、

 

 

「いつ長野にいらしてくれますか?」と聞いて来たので、

 

 

「いや、東京ならともかく、長野は遠くていけません。

 

 

実家の誰かがやって下さい。

 

 

心を落ち着かせて、練習すれば、誰でも出来ますから。

 

 

これから言う事をメモして伝えてあげて下さい。」

 

 

 


①■まず、朝10時の晴れた日にやる事。

 

 

蔵の窓を全部開け、ドアも開けて、風通しと太陽光を入れる事。

 

 

②■やる前に風呂に入り、身を清める事。

 

 

仏壇に手を合わせご先祖に応援してくれる様にお願いする。

 

 

蔵には2人以上の人が入って行う。1人が封印のシールを貼り、

 

 

1人が合掌しながら、明かりを照らす。

 

 

③■まず、短刀が包まれていた紙に封印シールを貼る。

 

 

④■貼ったら、その上空に道満(ドーマン)を描く。

 

 

描き方は、

 

 

■まず、深く息をして呼吸をしっかり整えます。

 

 

そして、気持ちが静まったら、

 

 

右手の人差し指と中指を真っ直ぐ伸ばし、

 

 

他の指を丸めて、親指で薬指をおさえて手剣を作ります。

 

 

■その手で、空中に横線を引きます。

 

 

以下次々に、9個の文字を言いながら、横・縦と9回描きます。

 

 

 

これで空中に四縦五横の格子模様が書けました。

 

 

ここまでが、九字切り言う手法です。

 

 

 

次に短刀を封印するシールに九字の力を集中させる為に、

 

 

もう一字書いて、十字切りにします

 

 

上の九字切りに続けて、今書いた格子模様の真ん中に、封(ふう)と言って、

 

 

空中に封の字を書いて下さい。

 

以上の動作を三回します。

 

 

 

 

次に、短刀が仕舞われていた箱に封印シールを貼ります。

 

 

そして、その上空にまた上で描いた道満(ドーマン)を描きます。

 

 

これも最後に封の字を書いて、十字切りにして三回します。

 

(なお、プロの人がやれば、一回でも大丈夫です。)

 

 

 

以上で終わりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、封印がうまくいったのか、

 

 

夜中にしていた蔵からの音や、霊障らしき現象は起きなくなったという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に九字切りの説明を。

 


元々、色々な邪気は、陰気によるものとされているので、

 

 

それに対抗して、九は陽の中で最高の満ち数され、

 

 

呪力を持つとされる九つの漢字。臨兵闘者皆陳列在前で結界を作るのである。

 

 

読み方は、りん・ぴょう・とう・しゃ・かい・ちん・れつ・ざい・ぜん

 

 

この文字の並びの意味は、「兵、闘者、皆 陳列べて、り」です。

 

END