●悪霊封じ

 

 

 


このお話は、昨日のブログ(●男を豹変させる家)の続きです。

 

 

 

従って、昨日のブログ(https://ameblo.jp/hirosu/entry-12321924657.html

 

 


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ

 


それは遥か石川県からの相談だった。大辺さんという奥さんからの電話相談で、

 

2年ほど前に、現在の一軒家を購入して住んでいるという。

 

ご家族は、ご夫婦と長女と長男の4人家族。

 

彼女の悲劇の始まりは、現在の家に引越してからだと言う。

 

悲劇はここに引っ越してから1ヵ月経った時に、愛犬のトイプードルが突然死んだ。

 

そして次に長男の様子がおかしくなっていったという。

 

なにかと言うと兄妹喧嘩する様になり、しまいには妹だけにではなく、

 

母親にも手をあげる様になったという。そしてある日、

 

父親と取っ組み合いの喧嘩になり、現在、会社の寮で独り暮らししているという。

 

ただ、彼女いわく、今は元の優しい子に戻っているのだという。

 

そして、以前暴力を振るったのは反省しているし、

 

自分でも何であんな事をしてしまったのか分からない。

 

出来れば、また家に帰りたいので父親に話してくれないかと相談されるのだという

 

そして今度はご主人が、急に口やかましくなり、手も出る様になったのだ。

 

それはまるで、長男の暴力のバトンが、父親に渡った様だったという。

 

長女は父親の事が怖いといい、離婚という言葉も口にする様になった。

 

料理はマズイと平気言ったり、髪を引っ張ったり、ビンタされる事もあるという。

 

穏やかだった人が、些細な事で怒る人に豹変してしまったのである。

 

お隣さんいわく、彼女達はここに引っ越して来てもう10年になるそうだが、

 

彼女達が引っ越して来た3ヶ月後には、隣の家が、引越して出て行かれたと言う。

 

近所の噂では、理由は分からないが奥さんが子供と出て行ってしまったらしかった。

 

その時に、引っ越して来た家族も、2年と持たず離婚して出て行ったと言う。

 

しかし、離婚の理由が夫のDVだと引越す前に隣の奥さんから聞いたというのだ。

 

そして、次に引っ越して来た家族と親しくなったそうだが、

 

5年が過ぎた頃、やはり夫が暴力的になり、奥さんは実家に帰ってしまったという。

 

結局離婚となり、引っ越していってという。

 

そう言えば、彼女にもこの家を買うにあたり、引っかかる点が1つだけあった。

 

それは、この庭付き二階建ての一軒家が相場よりも3割も安く売られていたからである。

 

私達は、もしかしたら、とんでも無い家に引越して来てしまったのかもしれない。

 

この家は、まるで、離婚させる家。だったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大辺さんの奥さんの話を聞く限り、そこはまさしく離婚させる家だった。

 

 

この10年に3組の家族が出ていきて、そのいずれもが多分離婚だという。

 

 

そして今、大辺さんがまさしく離婚を考えている状況だった。

 

 

また、原因もほぼご主人のDVや変貌によるものだ。

 

 

私は偶然も3回重なると、霊が何らかの影響を及ぼしていると考える。

 

 

しかも、今回は男性だけに影響を与える霊という感じがある。

 

 

多分、原因は10年より前に、この家で何かあったに違いない。

 

 

例えば、男性にDVにより殺された女性の怨念とか、

 

 

それはとは全く逆に、DVをしていた男性が、妻に殺されたとか。

 

 

いずれにしろ、この家に住む家族の幸せを壊しているのは間違いなかった。

 

 

10年以上前に、この家で何が起きたのか、とても気になる所だが、

 

 

大辺さんに10年前以上の事を聞いてみたが、彼女もそれが気になって、

 

 

他の地元のお年寄りに聞いたそうだが、分からなかったと言う。

 

 

 

 

 


もし、私が近くに居たなら、図書館などで昔の新聞をかたっぱしから調べたり、

 

 

神社の方やその地域のお年寄りを探すのだが、

 

 

そこまで相談者にやらせる訳にもいかない。

 

 

また、そこまでやってもらっても、真相が分かるとは限らない。

 

 

 


やはりこういう時は、霊能者の方々が羨ましいと思う。

 

 

 


さて、分からない事をいつまで考えていてもしょうがない。

 

 

今は、分かっている事だけで、解決しなければならないのだ。

 

 

 

今分かっている事を整理すると、

 

■最初にペットの犬が、一ヶ月で亡くなっている。ただし偶然かもしれない。

 

■長男が急変して暴力的になる。ただし一人暮らしすると正常に戻る。

 

■長男と入れ替わる様に、今度は夫が暴力的になる。

 

■過去10年で3組の家族が離婚して出て行った家である。

 

■その内、少なくても2組の夫婦は、旦那がDVをするようになった。

 

■この家を買う時に、相場よりも3割安かった。

 

 

 

 

私が、以上の6つの事を考えた時、

 

 

何となく私の頭に浮かんだのは、下の3つ事だった。

 

■まず、長男さんが暴力的になり、家を離れたら、元に戻ったと云う事は、

 

これは原因は家にあるのではないかと考えた。

 

つまり、悪霊が居るとすれば、その悪霊は家にいる男だけに影響するのではないか。

 

 

■次に、長男と入れ替わる様に、今度は夫が暴力的になる。という現象は、

 

悪霊が居るとしても、1人ではないだろうか。

 

だから同時に2人ではなく、入れ替わりに暴力的になったのではないか。

 

 

■夫が暴力的に豹変する現象は、どうやら10年前以上から各家族に起きている。

 

つまり、これが悪霊の影響だとしても、大辺さんに怨みがあっての事では無い。

 

怨みがあるのは、この家に住んで居るという状況ではないか。

 

 

 

以上の事を考えると、私が直ぐに思う、最も手っ取り早いアドバイスは、

 

 

■すぐに、この家を手放して、引っ越す事だった。

 

 


しかし、大辺さんにそうアドバイスすると、

 

 

それは出来ないという。というか出来れば、元の家族に戻りたいと言うのだ。

 

 

彼女いわく、今の状況では離婚して、引っ越す事になるという。

 

 

なにしろ夫は引越しするならお前だけ出て行けと言うだろうと。

 

 

また、新しく家を買うお金も無いという。

 

 

それに、今の主人の急変が一時的なものであれば、

 

 

また息子と一緒に4人で仲良かった家族に戻りたいと、彼女は言う。

 

 

 

 


確かに、ごもっともな意見だった。

 

 

そうなると、他の手を考えるしかない。

 

 

引越さないでも、元の家族に戻れる方法。

 

 

 

 

しかし、それには、男達に憑りつくであろう悪霊の正体を知る必要があった。

 

 

そこで大辺さんに、他に何か変わった事を感じた事は無いか聞いてみた。

 

■例えば、家の中で気持ちが悪い場所は無いか。

 

■異常に早く花や植物が枯れてしまう場所は無いか。

 

■ラップ音が聞こえてくる場所は無いか。

 

■声が聞こえてくる場所は無いか。

 

■方位磁石が狂う場所は無いか。

 

■そして幽霊を見たという家族はいないか。

 

 


しかし、そういう他の現象は一切無いというのだ。

 

 

一応長男が持っていた方位磁石で家中を調べたが、狂う場所も無かったという。

 

 

また、彼女の家の見取り図や土地を見ても、とりわけ異常は無かった。

 

 

つまり、異変は男性の急変だけだったのである。

 

 

 

 

 

 

悪霊の手がかりが、男性の急変だけというのでは、

 

 

ほとんど無いに等しかった。

 

 

 

 

普通は、ここでガッカリする所だが、

 

 

私は大辺さんに、息子さんやご主人が急変する時、

 

 

何か規則性みたいなものは感じませんでしたかと、なおもしつこく質問した。

 

 

なにしろ、手掛かりはこれはしか無いのだから。

 

 

 

 


すると、奥さんは少し考えてから、

 

 

「そう言えば、

 

 特に週末になると、より怒りっぽくなったり、

 

 暴力が激しくなった様な気がします。」と言う。

 

 

 

 

週末に・・・!!」

 


昔、週末婚というドラマがあったが、その逆バージョンか。

 

 

 

 

その時、ふと。

 

 

 

何か感じるものがあった。

 

 

 

 

 

 

 


そういえば、

 

 

家の中では、気持ちが悪い場所は無いと言うし、

 

 

磁場が狂っている場所も、家の中で幽霊や声が聞こえたりもしないという。

 

 

そして、週末に特に悪くなるという現象。

 

 

 


もしかしたら、家に憑りついている地縛霊では無いのかも。

 

 

もしかしたら、霊道とかあるのかも。

 

 

そんな漠然とした感じが浮かんだ。

 

 

 

 

 

そして、私は大辺さんに、

 

 


1つだけ、引っ越さなくても良い方法があるかもしれませんが、

 


 やってみますか?」と聞いてみた。

 

 

 

 


「はい。

 


 それは、何ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


悪霊封じです。」

 

 

 

最終話は、明日のブログに続く。

●男を豹変させる家

 

 

 


だいぶ昔の話になりますが、

 

 

一度だけ、雑誌アンアンに広告を載せた事があった。

 

 

他の占い雑誌に載せるよりも、3倍以上高かった記憶がある。

 

 

その代わり関東以外の方からの相談もあった。

 

 

 

 

 


その1つが、今日お話しする相談である。

 

 

 

 


それは遥か石川県からの相談だった。

 

 

大辺さん(仮名)という奥さんからの電話相談で、

 

 

2年ほど前に、現在の一軒家を購入して住んでいるという。

 

 

ご家族は、ご夫婦と長女と長男の4人家族。

 

 

 

 

 

彼女の悲劇の始まりは、現在の家に引越してからだと言う。

 

 

今から考えると、悲劇はここに引っ越してから1ヵ月経った時に、

 

 

愛犬のトイプードルが突然死んだのもおかしかったという。

 

 

それまで病気1つした事が無かった犬だったのだ。

 

 

 

 

 

 

そして次に長男の様子がおかしくなっていったという。

 

 

なにかと言うと兄妹喧嘩する様になり、しまいには妹だけにではなく、

 

 

母親にも手をあげる様になったという。

 

 

ここに引っ越して来る前は、兄妹は喧嘩一つした事が無い兄妹だった。

 

 

長男はとても大人しく親の言う事もよく聞く良い子だったという。

 

 

 

 


それが、ここに引越してから、急に乱暴になり、

 

 

家族にも暴力を振るう様になったのである。

 

 

そしてある日、父親と取っ組み合いの喧嘩になり、

 

 

話し合いにより、現在、会社の寮で独り暮らししているという。

 

 

 

 

ただ、彼女いわく、

 

 

時々、息子が暮らしている寮に、洗濯などしに寄る事があるらしいのだが、

 

 

独り暮らしして自立したのか、今は元の優しい子に戻っているのだという。

 

 

 

そして、以前暴力を振るったのは反省しているし、

 

 

自分でも何であんな事をしてしまったのか分からない。

 

 

出来れば、また家に帰りたいので父親に話してくれないかと相談されるのだという

 

 

しかし、家に帰って来てまた豹変してしまうのではないかと心配しているのと、

 

 

なりよりも、今度は父親が暴力を振るい始めた事は、息子には話していないという。

 

 

 

 

 

 

 

ここまでの話なら、わざわざ私に相談するまでも無いのだが、

 

 

彼女の問題は、ここからが深刻だった。

 

 

 

 

 

 

長男の暴力が治まってからさほど経たない内に、

 

 

今度はご主人が、急に口やかましくなり、手も出る様になったのだ。

 

 

それはまるで、長男の暴力のバトンが、父親に渡った様だったという。

 

 

長女は父親の事が怖いといい、離婚という言葉も口にする様になった。

 

 

この地に引越して来るまでは、主人は暴力は勿論、汚い口を聞いた事も無い人だった。

 

 

それが今では、料理はマズイと平気言ったり、

 

 

娘や私の髪を引っ張ったり、ビンタされる事もあるという。

 

 

穏やかだった人が、些細な事で怒る人に豹変してしまったのである。

 

 

 

 

 

さて、ここまでの話であれば、これは離婚問題であり、

 

 

占い師の出番では無いのが普通である。

 

 

しかし、彼女の気持ちを一変させる出来事があったのだ。

 

 

 

 

 


それは最近町内会の掃除で親しくなったというお隣さんと昼食をとった時だった。

 

 

つい、親しくなったお隣さんに離婚するかもしれないと漏らしてしまったという。

 

 

すると、お隣さんが、こんな事を言ったのである。

 

 

 

「もしかして、

 

 

 

 ご主人の暴力?」

 

 

 

 


ズバリだったので、少し驚いたという。

 

 

「うん。」

 

 

 

 

 


すると、お隣さんが、小さな声で、

 

 

 


やっぱり・・」と言ったのである。

 

 

 

 

「えっ、やっぱりって言った?

 

 

 えっ、どういう事?」

 

 

 

 

 

 

お隣さんいわく、

 

彼女達はここに引っ越して来てもう10年になるそうだが、

 

 

彼女達が引っ越して来た3ヶ月後には、

 

 

隣の家、つまり大辺さんが今住んで居る家の住人が、引越して出て行かれたと言う。

 

 

近所の噂では、理由は分からないが、奥さんが子供と出て行ってしまったらしかった。

 

 

その時に、引っ越して来た家族も、2年と持たず離婚して出て行ったと言う。

 

 

しかし、離婚の理由が夫のDVだと引越す前に隣の奥さんから聞いたというのだ。

 

 

そして、次に引っ越して来た家族と親しくなったそうだが、

 

 

5年が過ぎた頃、やはり夫が暴力的になり、奥さんは実家に帰ってしまったという。

 

 

結局離婚となり、引っ越していってという。

 

 

だから、彼女は夫と、隣の家はよく引っ越すね。と話していたのだった。

 

 

そして、最後に引っ越して来たのが、彼女、大辺さんだった。

 

 

その彼女が、また離婚して引っ越すかもしれないと言うのである。

 

 

 

 

 

そう言えば、今思い出してみると、

 

 

彼女にもこの家を買うにあたり、引っかかる点が1つだけあった。

 

 

それは、この庭付き二階建ての一軒家が、

 

 

相場よりも3割も安く売られていたからである。

 

 

いわくつきや、事故物件という説明は無かったものの、

 

 

不動産屋さんには、随分お買い得な家ですというフレコミだった。

 

 


私達は、もしかしたら、

 

 


とんでも無い家に引越して来てしまったのかもしれない。

 

 

 

 


この家は、まるで、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

離婚させる家。だったのです。

 


後半は、明日のブログに続く

 

●最後のバーベキュー会

 

 

 

みなさんは、ADHDという言葉を聞いた事があるでしょうか?

 


ADHDとは、別名を  注意欠陥多動性障害 とも呼ばれ、

 

 

注意力や集中力が無かったり飽きやすい気が散りやすい、

 

 

じっとしていられない落ち着きが無く動き回るとか、

 

 

順番を待てない考える前に実行してしまう

 

 

という障害が現れる発達障害の事です。

 

 

 

 


日本では約3%の人が、ADHDだと言われ、

 

 

それは各学校の各学年に1人がいる割合で、約33人に1人がADHDという事になります。

 

 

この障害は男性に多く現れ、女性よりも5倍多いともされています。

 

 

 


私が居た当時のアメリカでは、日本よりもはるかに多く、

 

 

アメリカ人の15%がADHDだったという頃に居ました。

 

 


そんな当時、

 

 

知り合いの霊能者の所にもADHDのお子さんを持った親が、

 

 

相談に来た事がありました。

 

 

 

 


今日は、その時の事を思い出して書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 


当初、霊能者の所に来られたのは、お母さんと娘さんでした。

 

 

娘さんはシングルマザーで、その息子さんがADHDだったのですが、

 

 

この日の面会には、来ていなかったので、霊能者の方は、

 

 

この母娘に、ADHDの息子さんが居るとは聞かされていませんでした。

 

 

 

 

霊能者の方は、まず母娘さんの前で、お祈りをした後、

 

 

霊視が始まりました。

 

 

 

 

しばらくすると、お母さんの右肩後ろに、一人の男性が現れたといいます。

 

 

「自分はジョージだと名乗っていますが、分かりますか?

 

 背の高い男性です。」

 

 


すると、お母さんの方が、

 

 

「亡くなった私の夫です。」という。

 

 

 


「貴方の旦那さんは、なんか怒っていますよ。

 

 オレが来たのに、椅子に座っているとは、何事だ!と言っています。」

 

 

 


それを聞いた母娘さん達は、急いで椅子から立ち上がったといいます。

 

 

ただ、お母さんがぼそっと、「まぁ、死んだ後も威張っているわ。」

 

 

と言ったので、3人で大笑いしました。

 

 

 


聞くと、ご主人は生前、

 

 

帰宅すると、家族全員が玄関で並んで立って出迎えないと機嫌が悪かったそうです。

 

 


霊能者いわく、

 

 

こういう生前の癖は、浄化が段々と進むにつれ無くなっていくそうですが、

 

 

亡くなってもしばらくは、そういう性格は持ち続けるそうです。

 

 

 


しかし、逆に言えば、外部の人が知るはずもない家の事情を、

 

 

言われたので、彼女達は間違いなく亡き父親が居ると感じとったのでした。

 

 

 

 


そんな母娘さん達の最大の悩みは、娘さんの仕事についてだったといいます。

 

 

現在、母親は足が悪く仕事が出来ない状態なので、

 

 

娘さんが一家の大黒柱になって働いていて、母親が家で息子さんを見ているとの事。

 

 

ただ、娘さんが勤めている会社では、待遇が悪く、仕事事態は好きなのですが、

 

 

いじめやパワハラを受けているので、辞めた方がいいのか悩んでいたのでした。

 

 

今の会社を辞めて、新しい所を見つけた方がいいのか、はたして見つかるのか。

 

 

新しい所は今よりも給料は確実に安くなるだろうから、それでもやっていけのるか。

 

 

そんな悩みを抱えていたのでした。

 

 

 

 

 

しかし、そんな家族の悩みに対して、

 

 

霊能者の方は明確な答えを言ってあげる事は出来なかったといいます。

 

 

 


ただ、霊能者の方は、こんな変な事を彼女達に言ったのでした。

 

 

「貴方のご主人が、肉を焼く動作や、庭で食事している風景を見せています。

 

 どういう意味か分かりますか?」

 

 


しかし、母娘さんは、さっぱり分からないと言う。

 

 


そこで霊能者の方が、もっと分かりやすくと霊に促すと、

 

 

しばらくして、「バーベキュー」という声が聞こえたという。

 

 

「ご主人は、バーベキューと言っていますが、

 

 どういう意味か分かりますか?」

 

 


でも、彼女達の家では、バーベキューなどした事が無いそうです。

 

 

家の外での食事など、息子が目を離した隙にどこに行くか分からないので、

 

 

考えられなかったし、出来なかったといいます。

 

 

 


「それでも、ご主人は、何度もバーベキューの事を繰り返しています。」と霊能者。

 

 


それでも、母娘は分からないと言います。

 

 

そこでしばらく話題を違う事にしていて話していると、

 

 

不意に、霊能者の方が、

 

 

「つかぬ事をお尋ねしますが、

 

 貴方の家に、障害がある子がいますか?」と言う。

 

 


この時初めて霊能者が、ADHDの息子さんの存在を言い当てたのでした。

 

 

「はい。」と娘さん。

 

 


「貴方のお父様は、その子にもっと絵や文字、デザインなどを、

 

 沢山書かせなさい。と言っています。才能があるそうです

 

 そして、その子をバーベキューに連れていきなさい。」と言っています。

 

 


これを聞いて、初めてバーベキューが自宅でする意味では無いと気がつき、

 

 

娘さんが、

 

「そういえば、来週会社が終わった後で、

 

 副社長の自宅でバーベキューする会がありますけど、その事でしょうか?」

 

 

 


すると、亡くなったお父様が、

 

 

そうだ、そうだ」と云う様に首を縦に振り、うなずいたそうです。

 

 


しかし、母娘達にとっては、それはなかなか受け入れられるものではありませんでした。

 

 

何しろ、今までADHDの息子さんを余り一緒に外出する様な事は無かったのです。

 

 

勿論、会社の人達にも、そんな息子が居るという事を話した事はありません。

 

 

ましてや、夜のバーベキューの会などに連れて行くと、勝手に歩き回って、

 

 

皆の迷惑になるし、何が起こるか分からないというのです。

 

 

 

 

こうして、結局この母娘達の悩みは解決される事無く、

 

 

最後は、ご主人が奥さん達に、

 

 

「早く亡くなってしまい、お前たちに苦労させてすまん。」

 

 

という言葉を残して、セッションは終了となったのでした。

 

 

 

 

 

 

 


それから3週間くらい経った頃でした。

 

 

あの母娘さん達から、霊能者の所に電話があったそうです。

 

 

 

 

 

あの時から、ずっと悩んだそうです。

 

 

なにより亡き父が勧めているのだから、

 

 

息子をバーベキューに連れて行った方がいいのか。と。

 

 

しかし、どう考えて答えは「NO」でした。

 

 

会社の人達には、知られたくないという気持ちが強かったのです。

 

 

 


しかし、バーベキューの会が行われる2日前の朝、

 

 

息子を見ていて、ふと、こんな事を思ったそうです。

 

 

「そう言えば、息子はバーベキューなんて、行った事も食べた事も無い。

 

 これから先、家でもする事は無いだろうなぁ」って。

 

 

そこで、バーベキューしている風景の写真を見せて、

 

 

「こういう所に行きたい?」と何となく聞いてみたそうです。

 

 


すると。

 

 


「行きたい。」と言ったといいます。

 

 

「でもねぇ、やっぱ難しいわね。」と言って写真を取り上げると、

 

 


彼女の目を見て、「行きたい。」と言って涙を流したと言うのです。

 

 


その時彼女は決心したといいます。

 

 

どうせ辞めるかもしれないと思っていたんだ。

 

 

息子を最後にバーベキューに連れて行って、そして会社を辞めよう。

 

 

会社に聞くと、家族3人も会に来てもいいとの事。

 

 

こうして、母親にもこれがこの会社での最後のになるかもしれないと伝え、

 

 

3人でバーベキューの会に参加したのでした。

 

 

 

 

 

 

しかし、そのバーベキューの会で思わぬ事が起きたといいます。

 

 

多分、馬鹿にされたり、悲観的な目でみられると思っていたのですが、

 

 

会社の同僚達は、息子の側によってきて、話しかけてくれたり、

 

 

食べ物を焼くのを教えてくれたりして、皆で可愛がってくれたのです。

 

 

 

喜んでいる息子を見て、涙が出来ました。

 

 

 

 


そして何よりも驚いたのが、

 

 

会社の社長さんの息子さんも、ADHDだと知った事だと言う。

 

 

 


その後、会社でのいじめやパワハラも無くなり、

 

 

時々社長の仕事も手伝う事になり、給料も上がったといいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最後に、

 

 

こんな実話を紹介して、今日は終わりに致しましょう。

 

 

 

 

 

 


1985年 6月30日

 

 

アメリカのメリーランド州のボルティモアで、一人の男の子が生まれた。

 

 

 

しかし、幼稚園に入学した頃から、他の子供とちょっと違っていた。

 

 

落ち着きが無く、いつも一所にじっと座っている事が出来ない。

 

 

静かに出来ないし、集中出来ない子だった。

 

 

彼は、注意欠陥・多動性障害(ADHD)だったのである.。

 

 

それは小学生になっても、治る事はなかった。

 

 

1人の先生が母親に言った。

 

 

「貴方の息子さんは、何かに集中するという事が、

 

 これから先も出来る様になる事は、無いでしょう.」

 

 

父親は警察官だったが、そんな家族や息子を捨てて、家を出て行った。

 

 

彼がまだ7歳の時である。

 

 

 

 

この時から母は、二人の姉と息子を一人で、シングルマザーとして育てた。

 

 

この時、一番の心配は、じっとしてられない息子の事だった。

 

 

どうやって、これから育てていけばいいのだろうか。

 

 

そんなある日、医者からADHDの子には運動が有効だと聞かされ、

 

 

水泳がいいんじゃないかというアドバイスを受けた。

 

 

というのは、当時息子は、背が高く、

 

 

学校では、その為に、ひょろひょろの耳デカと、

 

 

みんなにイジメられていたのである。

 

 

さっそくお母さんが、息子をプールに連れて行くと、

 

 

最初は水ではしゃいでいたものの、じきに水泳が無理だという事が分かる。

 

 

なんと、水に顔をつけるのが嫌だと駄々をこねるのである。

 

 

水に顔をつけるのが嫌では、水泳など出来ない.

 

 

それでも、母親は諦めなかった。

 

 

なんとか水泳に興味をもってもらおうと、強制はしなかった。

 

 

水に顔をつけるのが、嫌だったら、つけなくてもいいのよ。

 

 

じゃあ、仰向けになって泳ぎましょうね。

 

 

息子には背泳ぎだけさせて、なんとか泳ぐ事の楽しさを教えたという。

 

 

後に母親はインタビューで、

 

 

「息子はいつも、じっとしていられなくて、疑問に思ったことの、答えを求めてた、

 

 とてもエネルギッシュな少年でした。」

 

私は彼に何かを強制する様な事はしませんでした。

 

 私はただ、彼がやりたいことに耳をかたむけ、

 

 問題を解決出来る良い方法がないかを常に考え、助けようとしただけです。」

 

 

と語っている。

 

 

こうして、ADHDの息子の有り余るエネルギーを背泳ぎに注ぐ毎日。

 

 

やがて、人よりも早くなると、顔を付けて泳ぐ楽しさも自分からやりだしたという。

 

 

しかし、水泳以外の学校の授業は、からっきし興味が無かった。

 

 

授業中居眠りをしたりと、先生からもいつも集中力が無くて困りますと言われた。

 

 

母親は、息子に家庭教師を雇い、先生にこう言ったという。

 

 

息子は水泳以外興味を示さないので、どうか問題を水泳に関係して教えてくれませんか。

 

 

こうして、先生は息子さんに、問題を出す時は、

 

 

水泳に関係した問題にすり替えて教えたという。

 

 

11歳になった時、息子さんはリタリンというADHDの薬を服用していたのだが、

 

 

水泳に打ち込み始めた彼は、母親にもう薬を止めたいと言ったという。

 

 

薬を飲まなくても、大好きな水泳があるから、ボク大丈夫だよ。

 

 

後に彼は、インタビューで、強い意志こそが最も強い効き目のある薬だと言っている。

 

 

やがて、彼の有り余るパワーが水泳の能力を伸ばし、

 

 

なんと、15歳の時に、世界記録を更新するという快挙を遂げるのである。

 

 

この快挙に驚いた当時の水泳連盟は、彼をアメリカの代表選手に決めた。

 

 

しかし、世の中そんなに受け入れてくれる人ばかりでは無かった。

 

 

中には、あんなADHDのひょろひょろ男が、まぐれに決まっている。

 

 

選手の合宿所では、そんな彼に対するイジメが行なわれた。

 

 

練習後、彼が部屋に帰ると、シーツがハサミで切られていた。

 

 

またある時は、さっさと家に帰れと死んだ魚を部屋に投げ込まれ、

 

 

水をぶっかけられ、部屋中が水浸しとなった。

 

 

それでも彼はくじけなかったという。

 

 

自分に楽しさを教えてくれた唯一の水泳されあれば、我慢できる。

 

 

母さんやコーチの為に、頑張るよ。

 

 

 

 

しかし、そんなイジメもあったのが影響したのか、

 

 

せっかく代表になって出場したオリンピックだったが、5位に終わる。

 

 

あんなADHDやろうを代表にしたからだと、一部で言われた。

 

 

 


それでも、彼は水泳が好きだった。

 

 

自分を唯一認めてくれた水泳に恩返しがしたい。

 

 

 

コーチはまるで父親の代わりの様に彼を可愛がってくれたと言う。

 

 

後に、彼はインタビューで父の様なコーチがいなかったら、

 

 

今の自分は居ないと涙を流したという。

 

 

 


こうして、次のオリンピックではと、コーチや家族全員で彼を支えた。

 

 

そして、2004年、アテネ、

 

 

 

世界は驚く事になる。

 

 

 

彼はなんと、一挙に6つの金メダルを獲得したのだ。

 

 

世界中の新聞は、彼、マイケル・フェルプス

 

 

「水の怪物」と書きたてた。

 

Wikipedia

 


その後も、オリンピックで数々の栄誉を築き、

 

 

通算で、23個の金メダルを獲得した。

 

 

これは世界一の記録である。

 

 

 

ちなみに、2位の記録は、

 

カール・ルイスウサイン・ボルト

 

そして『水の申し子』とまで言われたマーク・スピッツらの9個なので、

 

いかに彼の記録が凄いのかが分かる。

 

 

 


昔、学校の先生に、

 

 

「貴方の息子さんは、何かに集中するという事が、

 

 これから先も出来る様になる事は、無いでしょう.」

 

 

とまで言われたADHDの彼は、

 

 

 


たった1つ、水泳に力を注ぐという事で、世界一の男になったのである。

 

END