●人形と病気。
人形と言うと、念が入ると嫌だから買わないという人もいるでしょう。
しかし、
念が入るからこそ、助かるという事もあるのです。
では、助かるとは、どんな時かと言うと、
それは貴方、もしくはその人形の持ち主が病気になった時です。
普段は、ただ棚の上に飾られているだけの人形で、
目を楽しませるだけで、特に役に立つものではありませんが、
いざ貴方が病気になった時、思わぬ様な活躍をする事があります。
実は、人形は昔から、病気や命に関係していた存在でもあったのです。
病気=ひな人形や流し雛など。
(●病気を連れて来た人形 https://ameblo.jp/hirosu/entry-11176589627.html)
命=こけしなど。
(●「こけし」という名のお地蔵様 https://ameblo.jp/hirosu/entry-12025124825.html)
ちなみに、私がここで人形と言うのは、
ぬいぐるみ、木彫りの人形などを含みます。
ぬいぐるみは、目のあるものなら動物でも構いません。
要は持ち主がそれを可愛がっているかどうかです。
つまり、家に日本人形と犬のぬいぐるみがあったとします。
日本人形は買ったまま押入れの中に仕舞いっぱなし、
犬のぬいぐるみは寝る時も一緒。
であれば、日本人形よりも犬のぬいぐるみの方が貴方を助ける事でしょう。
では、実際に貴方が病気になった時、どうしたらいいでしょうか?
■まず理想は、貴方と一緒に病院に持って行く事です。
そして、病室に飾る事ですが、
恥ずかしいのであれば、バッグやスーツケースの中でもいいです。
一緒の部屋にいるので、それでも大丈夫です。
ちなみに、私が白血病になった時も、尿管結石になった時も、
小さいぬいぐるみを5体も病院に持って行きました。
きっといい歳をした男性なのに。って看護師さん達に言われてたかもしれませんね。
でも当時は、無事家に帰れれば、そんな偏見どうでも良かったので。
■つぎに、病気になったのが、貴方の大切な人の場合ですが、
その大切な人が、貴方と一緒に暮らしている環境にある場合に限ります。
つまり、離れて暮らしている母とか恋人には、余り効かないと思って下さい。
効くのは、普段その人形と一緒の家に暮らしている貴方の大切な人、例えば夫とか子供とかです。
そんな時は、こうしてみてください。
まず、ケースに入っている人形などは、ケースから出します。
(病気じゃない時も、ひな祭りの3月3日には、ケースや押入れから出してあげましょう)
そして、人形やぬいぐるみに、貴方の大切な人が無事に家に帰って来れる様にお願いします。
■ただ、人形も万能ではありません。
既ステージ4になったガンなどで、もう医者もさじを投げているのに人形が治す事は出来ないと思ってください。
しかし、そんな時でも、
人形やぬいぐるみ達に、「彼が苦しまないように」とお願いする事で、
貴方の大切な人の痛みを軽減させる事が出来ます。
今の時期であれば、新型コロナウイルスに感染して、
お見舞いにも行けない状況になったりしたら、是非試してみてください。
貴方の大切な人が、無事、家に帰って来れます様に・・・
END