●幽霊が出る風呂場 後半。
このお話は、昨日のブログ(●幽霊が出る風呂場)の続きです。
従って、昨日のブログ(https://ameblo.jp/hirosu/entry-12617635595.html )
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ]
この話は、まだ私が出張鑑定をしていた頃のお話です。
依頼内容は「子供が、浴室に幽霊が出るからお風呂に入りたくないと言って困っています。」
それは、彼女たち家族が、この家に引っ越して来た頃から始まりました。
彼女がお風呂に入っていると、誰かに見られている感覚があるのだと言います。
勿論、窓は閉まっていますし、風呂場に居るのは、彼女だけです。そんなある日、
子供達が「浴室に幽霊が出るからお風呂に入りたくない。」と言って来たのでした。
風呂場にまったく異常を感じないのは、旦那さんと一番上の長女だけでした。
彼女の家は、中古物件じゃなく、新築した家だといいます。しかも更地に。
付近をざっと調べましたがが、お墓とか気になる様なものはありません。
風呂場は家の北側にあり、方角的にも問題はありません。
もうこうなったら、実際の現場を見ないと分からない。
私は意を決して、風呂場に入ってみる事にした。
廊下のドアを開けると、風呂場へと通じる洗面所である。
そして、洗面所に隣接した風呂場のドアを開ける。
私は大きく鼻で息を吸い、その場の臭いを嗅いだ。
2・3回それを繰り返したが、特に悪い臭いはしない。
次に、幽霊を見たという子供達と、同じ行動をとってみた。
私も服のままではあったが、お湯が無い風呂に入ってみた。
次に、奥さんが感じたという誰かからの目線を検証してみた。
それは風呂から出て、体を洗っている時だったと言うので、
私も風呂から出て、タオルを持ち石鹸をぬったていで、エア体洗いをしてみた。
その瞬間である。
「あっ!!」
「こ、これは・・・・・」
私はタオルを持ちながら、座った正面の鏡を見て氷ついた。
なんと、
浴室の鏡には、洗面所の鏡が写っているではないか!
こ、これは、
合わせ鏡だ!
風呂場の鏡と、洗面所の鏡が合わせ鏡となっているのである。
風呂場と洗面所の間にドアがあるが、そのドアがほぼ透明なので、
合わせ鏡が完成してしまっているのだ。
鏡の中に鏡が映る。その映った鏡の中にまた鏡。この延々が霊道を作る。
合わせ鏡というのは、実は私達の生活でも時々起きる事である。
例えば、貴方が美容院に行って髪を切った後に、
美容師さんが手鏡を持って、後ろはこれでいいですか?と聞いて来る瞬間も、
正面の鏡と手が鏡が合わせ鏡になっている。
しかし、合わせ鏡になっても短時間なら、霊道は出来ない。
霊動が出来るのは、合わせ鏡になっている状態が続いている場所である。
特に良く無いのは、
例えば、この合わせ鏡になっている風呂場で、
■口笛を吹いたり、
■笛やフルートなどの楽器を吹いたり、
■声の高い女性が歌を歌ったり、
■鏡に向かって、悲しい身の上や悲しい愚痴を言ったりすると、
霊道から悪霊を呼んでしまう事がある。
(ちなみに、合わせ鏡になっていなくても、
夜は口笛を吹かない方が良い。霊を呼んでしまうので)
昔から、合わせ鏡になっている鏡を、夜中の2時に見ると、
自分の死に顔が見えるという。
この状況での対処方法だが、
■1つは、風呂場と洗面所の間にあるドアを透明じゃなくて、
普通の不透明なドアに変えるという手もあるが、
これは費用がかかる割りに、余りお勧めは出来ない。
なぜなら、ドアを開けた状態だと合わせ鏡になってしまうので、
閉め忘れたりすると、夜中に霊道が出来ている事があるし、
最悪、悪い霊が自分でドアを開けてしまうという事もあるかもしれない。
■そこで、古典的だが意外と有効で、簡単な方法を彼女には勧めた。
それは鏡を布か何かで覆っておくのである。
例えば、普段は風呂場の鏡は布で覆っておいて、
風呂を使う時だけ洗面所の鏡を布で覆う。
彼女はその後、後者を選んで、普段は風呂場の鏡に布をかけた。
ちなみに、長女に関しては、
聞くと夜は風呂に入らず、毎朝、学校に行く前に風呂に入って髪を洗う習慣だと分かった。
多分この行為が、霊を見ずにすんだのではないだろうか。
その後、子供達が風呂場で幽霊を見る事は無くなったという。
END


