●アポーツ現象。
人は、何か悪い事が起きないと、なかなか真剣に考えない傾向があります。
心霊の世界でも、例えばご先祖様が貴方に伝えたい事があるのに、なかなか伝わない。
一生懸命、穏やかに優しく伝えようとしても、伝わらない。
そんな時、最終的に貴方に悪い事を起こして、気づいてもらおうとしたりします。
だから、中には先祖霊は怖いとか、先祖の因縁は怖いという人も出てきてしまいます。
でも実際は、なかなか気づきにくいかもしれませんが、
貴方の先祖霊は、貴方に良い事も陰で沢山してくれていたりします。
これは現世の親子も同じかもしれません。
貴方の両親は、なるべく穏やかに優しく貴方に教えようとしますが、
なかなか頑固な貴方は、言うことを聞いてくれません。
ついには、お父さんかお母さんからカミナリが落ちる。
だから、中には、両親は怖いと言う人も出てきてしまいます。
でも実際は、なかなか思春期の貴方には気づきにくいかもしれませんが、
貴方のご両親は、貴方に良い事も陰で沢山してくれていたりします。
つまり、心霊の世界も、現世も似ている世界なのです。
良い事もあれば、悪い事もある。
占いの電話相談をしていると、
よく物が突然無くなったとか、絶対いつもここに有る物が無くなっている。
という話を耳にする事があります。
私もそんな現象について書いた事もありました。気になる方は下記。
●消えた指輪(https://ameblo.jp/hirosu/entry-12320765537.html)
冒頭でも言いましたが、
人は、何か悪い事が起きないと、なかなか真剣に考えない傾向があります。
だから、車のキーや財布や家に鍵などが無くなった日には、大騒ぎとなります。
でも実際は、なかなか気づきにくいかもしれませんが、
その逆の現象も、結構起きているのです。
逆の現象とは、急に消えるの逆ですから、急に現れるという現象です。
例えば、さっきまではここに無かったはずなのに、戻ったら、あった。
テーブルの上には、何も無かったのに、急に鍵が出現した。などです。
こういう現象を心霊の世界では、アポーツ現象と言います。
私が受けた相談例では、こんなのがありました。
■ある日、相談者の方が仕事から家に帰宅すると、
床に母親からの手紙が落ちていたという。
その手紙は3年前に一人暮らしを始めた時に、母から貰ったもので、
彼女は拾って読んでみると、当時の事が懐かしく思えました。
でも、ふと我に返り、確かこの手紙は隣の部屋の引き出しの奥にしまったはず・・・・
と不思議に思ったといいます。
それと同時に、久しぶりに母親の声が聞きたくなり、電話してみました。
しかし、いつもこの時間に居るはずの母が電話に出ません。
携帯に電話してみても、留守電になるばかりです。
彼女はなんか、嫌な胸騒ぎを覚えたといいます。
そこで、近くに住む兄に電話して、見に行ってもらったそうです。
すると、お母さんは低血糖で倒れていたそうです。
今は元気だそうですが、もしあの時、床の上に手紙落ちていなかったらと思うと、
母はどうなっていたか考えるのも怖いです。と彼女は言いました。
■他にも、ある相談者さんは、娘の事でお金にすごく困っている時があったという。
すると、急にあらぬ所から3万円見つかって、すごく助かったと言う。
多分、亡くなったお祖母ちゃんのへそくりだったんだろうけど、
それにしても、今までは見つかんなかったのに、このタイミングは不思議過ぎる。と。
心霊現象は、なかなか国の裁判所や役所・警察などの政府機関は信じてはくれません。
しかし、日本で唯一、心霊現象が裁判所で認められた出来事がありました。
その心霊現象こそが、アポーツ現象だったのです。
それは今から、120年ほど前の明治時代。
現在の山形県鶴岡市に、長南年恵(ちょうなんとしえ)という女性がいました。
彼女が19歳の時、夢の中に御先祖さまが現れて、
氏神様の神社に参拝に行くように。と告げられたそうです。
言われた通り、参拝に行きました。
やがて、彼女が21歳になった時、原因不明の吐血を起こします。
すると、それから頻繁に霊的なお告げや神様からのお告げを聞く事が出来る様になり、
予言が当たったり、不思議な力で病気が良くなったりと、
神秘的な力を発揮する様になり、近くの住民が頻繁に相談に来たそうです。
ところが、その噂を聞いた官憲がやってきて、
「みだりに吉凶禍福を説き、愚民を惑わし、世を茶毒する詐欺行為を行った」
として、彼女を捕まえてしまったのです。
裁判では、本当に心霊現象であるアポーツ現象を起こせるのか実験が行われました。
年恵は裸にされ、体の隅々まで厳重に検査され、何も持っていない事が確認されてから、
裁判官からアポーツ現象を行う様に支持されました。
多くの裁判官たちが見守る中、年恵は呪文らしきものを唱えます。
すると2分位たった時、何も無い所に急に現れたのでした。
これにより、裁判は年恵に無罪の判決を下したのです。
官憲(警察)は彼女を3度も逮捕しましたが、いずれも無罪となっています。
自宅も厳重に調べましたが、何も怪しい物は出てこなったといいます。
つまり、心霊現象を嘘として取り締まろうとした裁判所が
逆に認めてしまうという結果になってしまったのです。
この出来事は新聞でも取り上げられ、漫画にもなっています。
https://blog.goo.ne.jp/umekou_2004/e/8d7d53fcc5763890223b451a55830428
その後、長南年恵は亡くなる2ヶ月ほど前に、
彼女は神様から
「お前は近い内に、あの世に連れて行く。」と告げられたそうです。
そして、そのお告げの通り、2ヶ月後の明治40年、1907年10月29日、
彼女は43歳で、天国に旅立って行きました。
END
