●天使の奇跡
皆さんは、天使の存在を信じていますか?
こんな質問をすると、
きっと、逆に、こう質問されそうですよね。
「そう言う、かやさんは、
天使の存在を信じていますか?」って。
「信じてますよ。」
って、断言したい所なんですが、
実は、個人的に天使さん、見た事無いんですよね。
すごく見たいと思ってはいるんですけど、残念ながら今の所・・・
でも、否定はしないですよ。
天使さん、居るんだろうなぁ。とは思っています。
と言うのは、
私がアメリカに居る時に、霊能者の方から、
「ポール、天使っているのよ。」って言われたんですよね。
彼女は何度か、天使の存在を目の当たりにしたそうなんです。
でも、霊と違って、天使が現れたって証明出来ないですよね。
霊が現れたのなら、その家族しか知らない事実を、
霊が伝える事によって、ああ、亡くなったお父さんが本当に居るんだ。って、
証明出来ますけど、天使となると、それが出来ない。
だから、私、霊能者の方に言ったんです。
「何か、私にでも分かる、
天使が現れた時の兆候ってありますか?」って、
そうしたら、霊能者の方が、少し考えてから、こう言ったんですよ。
普通、人が亡くなると、
その人の亡き両親や親族、友人達が、天国への迎えに来るそうなんですが、
希に、単独もしくは一緒に、天使が天国への迎えに来てくれる事があるんだそうです。
すると、天使が来た証拠に、
その部屋で2つの内どちらかの奇跡が起きるんだそうです。
1■電気を点けた訳でも無いのに、急にその部屋が明るくなる。
2■亡くなりかけていた人なのに、急に元気になる。
1■の場合、その部屋だけが、眩い光に包まれる感じになったり、
その部屋に居る人は、部屋が少し明るくなった位にしか感じなかったのだけど、
その部屋に寝ていた亡くなりかけていた人が、「天使が迎えに来てくれた。」
と言ったりするそうです。
2■の場合、医者の話や医学的見解からみて、絶対歩けないはずで、
寝たきりだった患者さんが、その日だけベッドから立ち上がって見送ってくれた。とか、
肺がやられていて、一言も話せないはずの人が、見舞いに行くと、
すらすら喋って、雑談などして、お見舞いに行った家族も、
奇跡的に良くなったと安心して帰宅すると、翌朝急死したとか。
医学的に絶対不可能なのに、一時だけ急に元気になるそうです。
この2つの奇跡は、その亡くなる人が、それまでにとても良い行いをして、
他人を助けたとか、他の霊の絶ってのお願いがあったり、神様の使いだったりするそうです。
天使もかなり気まぐれで、良い行いをしたから必ず来るという訳でもないらしいのです。
ただ、医学的に言って不可能な事が、目に見える形で実現する現象だそうです。
もし、貴方の親族が亡くなる時に、
そんな現象が起きたなら、
きっと、貴方の知らない所で、故人は何かとても良い行いをしていたんだと思って下さい。
それは、天使からの細やかなお礼の出迎えの奇跡。だそうです。
最後に、こんな実話を紹介して今日は終わりにいたしましょう。
イギリス南西部のデヴォン州に、
1つの小さな動物園がありました。
220頭もの動物がいましたが、なんせ田舎です。
かなり借金経営だった様で、新しい施設とか修繕は行き届きません。
動物園開業以来33年、無事故でしたが、
この施設じゃ、いつ動物が町に逃げ出すか分からないと動物保護協会からクレームが来ます。
やがて、動物園の閉鎖が決定されてしまいます。
言い出しっぺの動物保護協会でしたが、
実際、全部の動物の面倒を見る事は出来ないといいます。
つまり、残念ながら、220頭の内、約150頭は殺処分するというのです。
周りの動物園も、人気の動物なら引き取るけど、
お客に人気の無い動物は、どうでもいい、とのことでした。
つまり、怪我をしてみすぼらしい動物や、びっこの動物などのクズ動物には、
誰も、見向きもしなかったのです。
そんな時、ある夫婦が大きな家を探していました。
この夫婦には、1つ大きな問題がありました。
奥さんが脳腫瘍で、そんなに先が長く無かったのです。
始め、その話を聞いた時は、
とても私達には無理ね、経験も無いし、かなり借金もある様だし。
と誰が買うのかしら。と笑ったといいます。
しかし、150頭近くの動物達が殺処分されるという話を聞いて、
2人の心が動きます。
「貴方、
動物たちを、助けてあげましょう。」
妻の最後のお願いでした。
計算すると、全財産をつぎ込んでも買えません。
そこで、ロンドンにあった亡き父親の家を売り、
その廃業した動物園付の家を買ったのでした。
施設の改善費用は、借金となりした。
それでも、妻は、文句1つ言わず、「動物達を助けてあげましょう。」
と賛同してくれたのでした。
しかし、妻の脳腫瘍は容赦なく普段の生活を奪っていき、
やがて、ベッドからまったく動けない食べれないという状態に。
もう脳が侵されて、満足に話す事も出来なくなりました。
そして、動物園を新しくオープンさせるという、まさにその直前の、
3ヶ月前に亡くなったのでした。
しかし、夫ベンジャミン・ミーさんは、言います。
妻は脳腫瘍の末期で、ベッドから動けない食べれない、話せない状態だったのに、
ある日、突然元気になり、何かぶりに家族と食事出来る様になったと言うのです。
それはホンの束の間だったそうですが、奇跡だった。
まるで、助けた動物達が、奇跡を起こしてくれたみたいだったといいます。
私はその話を伝え聞いて、「あっ、天使が来たんだ。」と思いました。
天使が来たんなら、なぜ動物園のオープンまで生きさせてあげなかったんだ!
と言う人もいるでしょうが、
その疑問については、下記のブログで説明しているので興味のある方はどうぞ。
(●もう少し、生きていてくれたら・・
https://ameblo.jp/hirosu/entry-12290310161.html)
その後、夫婦が全財産をつぎ込んで、助けた動物園ですが、
特に珍しい動物がいる訳でもありません。
話題の動物が居る訳でもありませんでした。
ただ、動物達の命を救ってあげようと思っただけだったので、
そこまで考えていなかったのです。
大体、田舎に来るお客など、そんなにいるはずはありません。
倒産するのは、時間の問題でした。
だから、他の動物園や不動産屋も手を出さなかったのです。
投資家たちは、「バカ夫婦!」とバカにして陰口を言ったそうです。
ところが、奇跡が起きます。
動物園を開いた経緯に、面白みを感じたハリウッドの映画会社が、
貴方の今までの経緯を映画にしたいと、申し出たのです。
まるで、神様の言葉の様でした。
やがて、アメリカで「We Bought a Zoo」として映画化。
マット・デイモン主演なので、ファンの方は見たと思いますが、
日本でも、「幸せへのキセキ」と題名を変えて上演されました。
すると、どんな動物園なのだろうと、お客が殺到し、
22万人の人が訪れる動物園となったのでした。
https://www.youtube.com/watch?v=7xQpnSaZw6U
END
参考:NewsWalker 2012/06/01

