ショパン:スケルツォ:フランソワ by Lp | クラシック音楽三昧

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~フランソワを聴く~


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ショパン:スケルツォ全曲
サンソン・フランソワ(1955)
プレス国:仏Columbia
Lp番号:33FCX499

LpMyルネサンスが到来し始めた頃
フランソワの米盤Lpを聴き
その音の素敵さに驚いたものです
今回は仏盤オリジナルかそれに近いもので聴いてみたく鑑賞した次第です(笑)

音源については
往年の名盤中の名盤
フランソワのショパンは全て必聴マストと勝手に感じます
小生には外せないショパン演奏の一つであります
色々な専門書籍などみても、実際はこー弾いたらあかんだろ的なコメントも見受けられもしますが(笑)
フランソワは、日本人が感じる最もフランス的なピアノを体現しているピアニストかもしれません
ミスタッチもあるしJAZZ的アドリブLIVE感を勝手に感じたりもします
しかしながら聴き手としては、コルトーなどにも感じる気品と粋みたいなものを濃厚に感じるのですよね
こーいう印象は現代の演奏ではほとんど出会えなくなったと感じられるので
録音でしか聴けないものなのかもしれないと勝手に感じたりもします
またスケルツォという4つの曲を全体で構成、また曲単位の構成を意識するのでなく、あくまで瞬間瞬間な此処の魅力を最大限弾ききるような演奏と勝手に感じます
おそらく出来不出来のあるようなテンペラメントなノリがそれに加わるようで魅力を勝手に感じるのです
語り尽されていますが、非常に個性的な演奏ですよね
でもスケルツォ自体、小生はあんまし聴かなくなったけどもね(笑)
攻撃的な印象がするというのか普段聴きには構えてしまうというのか、うち4番がメロー的で一番好きなのかもしれません

Lp探索では、中古市場やオークション市場などでは英盤より仏盤の人気が高いようで高嶺の花であります
CD復刻では、ノイズカットなどリマスターによりピアノの音は硬質でモノクロ的な印象を受けたりする場合もあると勝手に感じたりもしますが
CDに比べ平面的でなく前に大きく音が出るピアノの音のリアリティというのか、またピアノの音色の色彩や艶や空気感は、ノイズとともにより収められているのかもしれません
また狭い鑑賞上仏盤に勝手に感じる柔らかいおフランス的な品のある香りのような印象を勝手に感じもします
ジャケットと含め素敵と感じる次第です('-^*)/

なお、青柳いづみこ著「ピアニストが見たピアニスト」に
ピアニスト視点からみた演奏視点からの簡単な自伝と評伝が表現されています
プライベートは周知の事かもしれませんが
ワイルドなロックミュージシャンや往年のJAZZミュージシャン的で破天荒です
演奏会の後は、深夜まで飲んだり食べたり
そしてJAZZクラブでJAZZも演奏してみたりと
そのまま徹夜で次の演奏会に望み、出来不出来の激しい演奏会を行ったりもしたそうです
また録音も出来不出来の激しい演奏の中から使えるテイクを使用したりもしたこともあったそうです
なので寿命を縮めたのというのもあるのかもしれません
そーいう点からも刹那で即興的というのかJAZZ的なものを勝手に感じたりもするのです
生き様も含め芸になっているというのか…なってしまったのか…
興味のある方はぜひ手に取ってみてくださいな('-^*)/

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それではまた('-^*)/



~オマケ~ スケルツォ 全曲


~オマケ~ ワルツから


~オマケ~