市ヶ谷のばびさん宅で料理教室でした。月曜日クラスにレギュラーで通えるのも、今回を含めてあと二回。通い始めてかれこれ五年、人生で一番長くつづけた教室でした。
あらゆる料理が、なぜその理にかなっているのかを神学やら民俗学やら医学やらいろんな視点を総動員して伝えてくれるばびさんの食卓には、なにかちゃんと生きなきゃいけないなと思わせる切実な何かがあったと思います。
滋味たっぷり、野菜たちのスープ。水と野菜のエキスだけで驚くほどの旨み。
ジャガイモのタルト。冬場は白い野菜にたくさんビタミンCが含まれてます。中でもジャガイモのビタミンCは、加熱しても壊れにくいというツワモノ。
秋刀魚のグリル。お魚を美味しく食べるということは、すなわち菌を避け臭みをどれだけ排出できるかということ。なので、ハーブやニンニクが大活躍します。
ソットオリオ。イタリアのマンマの味。ソットはステイ、オリオはオイル、つまり野菜の美味しさ、新鮮さをそのまま維持させるという知恵から生まれた野菜の酢漬け。
胡麻のブランマンジェ&バラのソース。胡麻は排出効果に優れた食材。バラはビタミンCたっぷり、ローズヒップティーのバラを活用できないかと考えて生まれたレシピだそう。



