家庭内暴力の子を預かって数十年 | 大道似顔絵描きのガチンコ人生史

大道似顔絵描きのガチンコ人生史

私は半世紀近く、大道で似顔絵を描いてきました。道路交通法やヤクザにも屈せず、今、尚、続けていられるのは次の言葉からです。

生きるというのは人に何かをもらうこと
生きていくというのはそれをかえしていくこと
by 金 玉先生 以上

家庭内暴力の子が暴れた跡
大道似顔絵描きのガチンコ人生史

大道似顔絵描きのガチンコ人生史


本日、預かっている家庭内暴力の子が大暴れした。


ことの発端は過日、お世話になっている方のご挨拶にまいったところ、私が仏前に供えた何がしか

お金を盗んだの注意したことからである。


私も色んな方をお世話してきたが、この子だけは親も施設も病院てさえ手を焼いている子である。


私としては「どんな立派な作品を創作するより、一人の人間を更正させる方が立派な作品

だ」という思想の持ち主で、この子との出会い、色んなことの出来事を綴っていこうと決心した。


日記も書いていたが、この子に破られ、火事で消失してしまった。

この火事もこの子のひらってきた布団に、隣の社員が投げた煙草から火事になったと信じている。


私はこのことは「あの世」へいくまで、黙っておこう、と思ったが、今日も絵の返品に次のようなことが

書いてあったからだ。


「絵描きさんには悪いが、絵をお返しします。決して絵が気にいらないのではなく、私どもに「閉じこ

もりの子」がおりまして、あるアイドルのフアンです。それを「お前達だけの絵を書いて、なぜ俺の好

きなスターの似顔絵を買ってこなかった」、と暴れるのです。

そういう事情ですのでお返しすることお許しください。



ああ、団塊、そして団塊ジュニアの世界に家庭内暴力が横行しているのだな、と思いました。

家庭内暴力は、過保護、過干渉の母親、存在感のない父親が増えているののも原因でしょう。いわんや子ども自身が、小さいころに親からの体罰を受けていたことも少なくありません。


思春期までは優等生だった子どもが、突然切れるのもここでしょう。



もう「手垢のついた愛や慰めにもならない占い」などにまかせておけません。



書くのはのろいでしょうが、この子より学んだことなど赤裸々に綴っていこうと思います。

何かご意見ありましたら、忌憚無きお言葉お願いします。

拍手する にほんブログ村 イラストブログ 似顔絵へ