本日、預かっている家庭内暴力の子が大暴れした。
ことの発端は過日、お世話になっている方のご挨拶にまいったところ、私が仏前に供えた何がしか
お金を盗んだの注意したことからである。
私も色んな方をお世話してきたが、この子だけは親も施設も病院てさえ手を焼いている子である。
私としては「どんな立派な作品を創作するより、一人の人間を更正させる方が立派な作品
だ」という思想の持ち主で、この子との出会い、色んなことの出来事を綴っていこうと決心した。
日記も書いていたが、この子に破られ、火事で消失してしまった。
この火事もこの子のひらってきた布団に、隣の社員が投げた煙草から火事になったと信じている。
私はこのことは「あの世」へいくまで、黙っておこう、と思ったが、今日も絵の返品に次のようなことが
書いてあったからだ。
「絵描きさんには悪いが、絵をお返しします。決して絵が気にいらないのではなく、私どもに「閉じこ
もりの子」がおりまして、あるアイドルのフアンです。それを「お前達だけの絵を書いて、なぜ俺の好
きなスターの似顔絵を買ってこなかった」、と暴れるのです。
そういう事情ですのでお返しすることお許しください。
ああ、団塊、そして団塊ジュニアの世界に家庭内暴力が横行しているのだな、と思いました。
家庭内暴力は、過保護、過干渉の母親、存在感のない父親が増えているののも原因でしょう。いわんや子ども自身が、小さいころに親からの体罰を受けていたことも少なくありません。
思春期までは優等生だった子どもが、突然切れるのもここでしょう。
もう「手垢のついた愛や慰めにもならない占い」などにまかせておけません。
書くのはのろいでしょうが、この子より学んだことなど赤裸々に綴っていこうと思います。
何かご意見ありましたら、忌憚無きお言葉お願いします。