【箱根駅伝2019】 1年生の現在地~箱根エントリーから~

ど~も、太郎です。

今回は、区間配置予想シリーズを
お休みして1年生の現状を調べて
見ました。

今回の箱根駅伝エントリーにおいて
1年生のエントリー選手は40人
(学生連合を含めると41人)

22チーム×16人で352人ですが
そのうち40人が1年生ということは
その割合は10%強

ちなみに他の学年が1年の時の
エントリーメンバーを数えたら
2年生 →39人
3年生 →59人
4年生 →49人

出場チームが多くて40人
今回は1年生の出場が少ない
と言えそう。

まあ、問題はメンバー入り出来るか
って事ですからね

それじゃあ、詳しく見てみましょう

まずは現時点での
五千mのトップ10(日本人選手)
(左が高校ベスト、右が現在のベスト)

中谷雄飛    早稲田 13:47:22→13:45:49
鈴木聖人    明治大 13:56:28→13:56:28
三浦拓朗    中央大 13:57:04→13:47:04
半澤黎斗    早稲田 13:58:08→13:58:08
本間敬大    東海大 13:58:42→13:58:42
遠藤大地    帝京大 14:23:66→13:59:85
湯原慶吾    青学大 14:09:71→14:00:71
千明龍之佑 早稲田 14:03:27→14:02:16
栗原啓吾    中学大 14:05:45→14:05:45
落合葵斗    神奈川 14:26:64→14:06:72

10位の落合選手は残念ながらエントリー外

現時点では13分台が6人
入学時が5人でしたので1人増えただけ
少し寂しい結果ですね

この10人の中で高校ベストを
更新したのが半分の5人

ただ、高校時代13分台を出した
5人に限れば中谷選手1人という結果

長い距離へシフトしているので
ベストな状態で五千mの記録を狙う
という機会自体が少ないのが
要因でしょうね。

続いては、
1万mのトップ10
(左が高校五千mベスト、右が現在のベスト)

遠藤大地    帝京大 14:23:66→28:34:88
湯原慶吾    青学大 14:09:71→28:53:57
中谷雄飛    早稲田 13:47:22→29:07:07
千明龍之佑 早稲田 14:03:27→29:10:27
鈴木聖人    明治大 13:56:28→29:12:71
石川拓慎    駒澤大 14:36:55→29:17:68
鈴木宗孝    東洋大 14:44:67→29:17:89
三浦拓朗    中央大 13:57:04→29:22:10
片根洋平    大東大 14:16:03→29:23:23
半澤黎斗    早稲田 13:58:08→29:25:05

この中では6位石川選手がエントリー外

28分台は2人ですが、
トップタイムは帝京大の遠藤選手

五千m13分台を既に出しているので
このタイムが出てもおかしくはない
ですが、それでも28分30秒台には
ビックリしました。

早稲田大からは3人トップ10入り
順当に成長しているのがわかります。

早稲田大は、この3人の他にも
太田直選手や向井選手も
29分30秒前後のタイムを出していて
現時点ではトップクラスですね

最後は、
ハーフマラソンのトップ10

鈴木宗孝    東洋大 1:02:56
藤木宏太    國學院 1:03:27
飯田貴之    青学大 1:03:39
千明龍之佑 早稲田 1:03:40
鈴木聖人    明治大 1:03:45
三浦拓朗    中央大 1:03:51
手島杏丞    明治大 1:03:51
本間敬大    東海大 1:03:52
名合治紀    明治大 1:04:08
加藤広之    日体大 1:04:19

日体大の加藤選手がエントリー外

63分以内が8人はスゴイ
特に62分台を出した鈴木選手は
メンバー入りして欲しいですね

こちらは明治大が3人トップ10
全員がエントリー入りしているように
ハーフのタイムを重視しているのが
よくわかります。

3つのトップ10が揃ったところで
総合的にいいタイムを出している
のは誰なのか見てみましょう

3部門でトップ10入りしているのは
(左から五千、1万、ハーフの順位)

鈴木聖人    明治大 2位 5位 5位
千明龍之佑 早稲田 7位 4位 4位
三浦拓朗    中央大 3位 6位 6位

2部門では
中谷雄飛    早稲田 1位 3位 -
遠藤大地    帝京大 5位 1位 -
鈴木宗孝    東洋大 -  5位 1位
湯原慶吾    青学大 6位 2位 -
半澤黎斗    早稲田 4位 7位 -
本間敬大    東海大 5位  -  8位

続いては、実際にレースに出て
いる選手を見てみましょう

箱根にエントリーされた1年生で
出雲、全日本、予選会の3つに
出場した選手を調べてみると
(○:出場、△エントリ―、-:外)
                           出 全 予
鈴木宗孝    東洋大 △ ○ -
中谷雄飛    早稲田 ○ ○ -
千明龍之佑 早稲田 △ ○ -
太田直希    早稲田 ○ ○ -
半澤黎斗    早稲田 ○ ○ -
栗原啓吾    中学大 ○ ○ -
吉田光汰    中学大 ○ ○ -
鎌田航生    法政大 △ ○ -
遠藤大地    帝京大 ○ ○ -
山本  嵐     城西大 〇 - -
鈴木康平    日本大 - ○ -
北野太翔    日本大 - ○ -

鈴木聖人    明治大 - ○ ○
三浦拓朗    中央大 - - ○
藤木宏太    國學院 - ○ △
服部奏斗    大東大 - - ○

ちなみにですが、
昨年の1年生つまり現2年生ですが
箱根で活躍した選手が多かった
印象があります。

箱根に出場したのは15人
西山和弥   東洋大 1区1位
吉川洋次   東洋大 4区2位
浅井崚雅   東洋大 8区7位

渕田拓臣    早稲田 6区11位
菊池駿也    城西大 6区17位
石川佳樹   拓殖大 7区9位
高橋翔也   中学大 4区10位
清水颯大    順天堂 7区18位
臼井健太    國學院 6区19位
畝  拓夢    中央大 5区10位
池田勘汰    中央大 9区18位
藤岡賢蔵    大東大 5区17位
三ツ星翔    大東大 10区19位
渡邊和也   東国大 7区9位
佐伯  涼     東国大 8区17位

区間10位以内に入ったのは7人
その中でエントリー時点の
1年生1万mのトップ10以内に
いたのは

西山和弥    東洋大 28:44:88 
吉川洋次    東洋大 28:53:51
高橋翔也    中学大 29:02:98 
石川佳樹    拓殖大 29:22:57

ハーフのトップ10以内は
浅井崚雅    東洋大 1:03:37 1位

畝選手は5区という特殊区間ですが
1万mでもいいタイムを出しています。

東京国際大の渡邊選手は
経験豊富ですからちょっと特別かな

1年生から箱根で活躍できる選手は
1年目からタイムをのばしている
のがわかります。

そうなると、
今回の箱根で活躍できそうな選手と
いうことで考えると

1万mやハーフでトップ10入りしている
選手というのが第一条件

その上でチーム事情を考えると
出雲、全日本、予選会に出場している
これが第2条件

これを満たす選手を挙げると

鈴木宗孝    東洋大 
中谷雄飛    早稲田
千明龍之佑 早稲田 
遠藤大地    帝京大 
鈴木聖人    明治大 
三浦拓朗    中央大 

この6人ではないでしょうか

いいタイムを持っていても
必ず出場出来るわけではないのが
難しいところですが

1年生から活躍できる選手を
見ているとワクワクしてしてきます。

今回の箱根でもそんな選手が
数多く出てくれることを
期待しています。

以上、1年生の状況についてでした。

次回もお楽しみに~

~~~おすすめ記事~~~
その1
【箱根駅伝2019】 エントリー選手ついに発表
その2
【箱根駅伝2019】 早稲田大学 エントリー予想と展望
その3
【箱根駅伝2019】 駒澤大学エントリー予想と展望