第1810回例会山行  大神ヶ岳 | 広島山稜会のブログ

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西中国山地を歩いて65年

第1810回例会山行  大神ヶ岳

                   令和5年10月21日(日)

 

 大神ヶ岳の呼び名は「故桑原良敏会員の著書 西中国山地」によればダイジンガタキと表記されている。タキとは西中国地方で懸崖を表す地方方言ということだそうである。確かに岳がついた山は三倉岳のように山頂に大きな岩がある山が多いそうである。この山は昔は山伏の修行の場として利用されていたそうである。登山口の案内板には大神ヶ嶽となっている。案内板の横から登山道である。すぐに急登が始まる。しかし最近下刈りをしたらしく歩きやすい。ジグザグの道を登ってゆくとまもなく平岩、山葵天狗社、潜り岩へと続く。まもなく頂上直下懸崖下の三坂大明神の祠と第37回くにびき国体炬火採火の碑に着く。ここの右側には岩を巻くように下刈りをしてある。後でわかったことであるがこの道は懸崖の下をぐるりと一周して大神ヶ岳に向かうようになっていた。左を進むとまもなく立岩山(赤谷山)との分岐に着く。とりあえず大神ヶ岳に向かう。分岐から山頂はすぐである。山頂からの展望は素晴らしく、吉和冠山、寂地山、右谷山、小五郎、安蔵地山などの景色が望める。東側に行くと五里山、恐羅漢山、十方山などが良く見える。しばらく休憩して体調が悪い2名は往路を引き返し、2名が立岩山(赤谷山)に登り、下山した。

 3年前に大神ヶ岳から広島県と島根県の県境を小郷山の方に向けて歩き、掘割からツリハシ林道に下りた。今回もこのコースを歩きたかったがメンバーのことと私自身の体調を考えこの計画を変更した。今後機会があれば再度挑戦したいと思っている。

 

登山口です

3年前は左右がアーチになっていました

山葵天狗社です

潜り岩で岩を持ち上げています

三坂大明神に着きました

立岩山(赤谷山)分岐です

大神ヶ岳から吉和冠、寂地山方面の展望です

安蔵地山方面の展望です