自由と誠実に生き、知で人の未来をクリエイトする【人文知教育家 中村博】 -6ページ目

自由と誠実に生き、知で人の未来をクリエイトする【人文知教育家 中村博】

■人文知教育家/ライフコーチ/心理カウンセラー
■自由と誠実に生き、知で人の未来をクリエイトする
■人文知とは、人はどのように生きるべきかを、人・心・言葉に向き合うことで、再構築し、新たに生み出していく知

人の人文知を高める活動をしてまいります。

どうも、中村博です。

 

7年前のブログです。

これを呼び水に当たり前について、

再度書いてみようかと。

 

 

 

わたしたちが、

現在、頭の中に存在する

 

「当たり前」

 

 

これって、

どこから来ていると思いますか?

 

 

私たちが、

幼少期のころから

生きてきた中で、

 

それは、

親や学校や、社会から、

少しずつ少しずつ、

自分の頭の中にインプットしてきた

情報で作られた、

構造の総体。

 

しかも、

正しいとか正しくないとか、

こういう判断基準は、

元々はどこにもなくて、

 

一番身近に触れてきて、

沢山触れてきたものが、

作り上げた構造のうち、

 

自分にとって重要なもの、

重要と感じているものを選び取って、

 

ラベルを貼り付けて、

重要なものだけ選び取っている状態を

 

「当たり前」

 

と言ってもよいでしょう。

 

 

それで、この当たり前なんですが、

ややこしい問題があって、

 

 

私たちが当たり前なものの価値観を強く

握りしめると、

当たり前以外が見えなくなる。

 

 

困ったことに

見えなくなってしまうのです。

 

 

ストコーマ(盲点)とかいう言い方でもよし、

コンフォートゾーンの外側と言ってもよし、

 

 

私たちの脳の仕組みとして、

脳は自分自身のエネルギー消費の負担を

すくなくするため、

 

当たり前以外を

見えにくくすることで、

日々を楽に生きられるすべを身に付けました。

 

 

つまりは

そういう仕組みが、

私たち人間に備わっているということ。

 

 

それでね、

当たり前で生きることそのものは、

決して悪いことじゃありません。

 

 

脳にとって

省エネで生きられるのでね。

 

 

ただ、その外側に見落としている

世界が沢山あるんだということを

まずは理解をしておいた方が良いだろうと

思います。

 

 

 

そして、もし、

今のあなたの当たり前で生きることが、

どこか生きにくいと感じているのであれば、

 

 

当たり前を書き換えていくと

良いだろうと思います。

 

 

ただし、

脳は、出来る限り、楽をしたい、

省エネで生きたいと望んでいるので、笑

ここを突破するのは容易ではありません。

 

 

 

では、

 

楽をしたい脳と

どのように付き合うと、

当たり前の外側の世界を

見えるようになるのかと言うと、

 

 

これは

 

抽象度を上げること

 

になります。

 

 

つまり、

抽象度を上げることで、

あなたが今持っている

当たり前の重要度を

下げていくこと。

 

 

なぜって、

わたしたちは、

自分にとって、

重要度の高いものは

物凄く近く、

臨場感が高くなって見えて、

 

 

重要度の低いものは、

臨場感が低くなって、

遠く見えて(見えなくなって)いますので、

 

 


抽象度を上げることで、

重要度の高いものの臨場感を下げて、

 

重要度の低いものの臨場感を感じられる状態に

自分の物事の捉え方を変えていくこと。

 

 

そうすることで、

ようやく、いままであまりよく見えていなかったものが

みえるようになり、

その結果、あなたが持っている

いまの当たり前を

アップデートできるようになるだろうと。

 

 

もしかして、

抽象度を上げるがわからない?

 

 

もし、そうなら

現代西洋哲学を学ぶと

これが机上の空論でないことが

よくわかるようになりますよ。

 

 

なぜなら、

丁寧に順序だてて、

わたしたちの当たり前が

どのように出来ているのかという、

 

わたしたちが持っている

世界のかたちの作られ方について、

学んで、読み解いていきますから。

 

 

まあ、全然セールスをしないので、

どうしたら学べるのってなるかもですが、

学びたくなったら、

その時は声をかけてくださいませ。

 

 

よろしければ、参考までに。

 

 

どうも、中村博です。

 

7年前の記事です。

 

 

いや、本当に。

 

7年経った今だからこそ、

より思います。

 

それでは、

せっかくですので、

私の7年間の具体的な投資について、

ちょっとシェアしつつ、

 

そのリターンも考えていきたいと思います。

 

ちなみに、

わたしが投資するとは、

お金と時間と労力を充てていく

という意味合いでして、

 

単純にお金をかけるという意味だけではなく、

 

時間を掛けて、

しっかりと学ぶ、自分が出来るように取り組む、

身に付けるという意味で取り組んでいくことで、

一つずつの取り組みに投資をしているイメージです。

 

 

わたしのここ7年の投資先は、

自分の成長を促すような

投資先が多いですね。

 

基本的には学びへの投資が一番多いです。

 

だいたいこんな感じ

 

・現代西洋哲学(世界の本質を捉える)

・健康(身体が若く、健康に、元気に)

・資産運用、投資(金融資産の知識、運用方法)

・瞑想(心の安定、人間の成長、世界の本質を捉える)

・歴史、地政学、アニメ、漫画、政治、

・ビジネス(マーケティング、ライティング)

・心理学(人の心について知る、理解をする)

 

・人間関係の構築

 (大切な人を大切にする取り組み)

 

 

結果として、

7年をかけて少しずつですが、

 

人に貢献する自分であったり、

役に立つ活動に取り組むことが拡大できて、

 

そんな取り組みを通じて

自分の理想とする生き方に近づいていっている

 

そんな状況です。

 

 

私の中での最大のリターンは、

人間として成長が出来たという実感かなあと。

 

 

今回、

振り返ってみて思ったことは、

 

ここまで、たったの7年でも、

たくさんの投資をしてみて、

 

そこで、

うまくいかないことは当たり前にあって。

 

特に、自分にとってのリターンが

なにも得られていないと感じる時間は、

これで本当によいのだろうか?

 

この取り組みは、

自分にとってよい投資と

なっているのだろうか、

と考えることは、

当たり前にありました。

 

 

なぜって、いつだって諦めたり

手放すことはできたと思うんです。


 

でも、

目先の結果やリターンだけで

とらえるのでなく

 

長期的に考えたときに

これは私の掲げているゴールに

向かっているのかな?

 

そして、そのゴールに向かうことに

繋がりそうであれば、全部やるって感じ。

 

こうして、いまの自分があります。

 

 

7年前の自分と比べられば、

少しは、

誰かの役に立てる自分にはなれているかな?

 

そんな風に思っております。

 

さて、あなたは、

自分にとって価値のある投資をしていますでしょうか?

 

 

今日は

私の話しではありましたが、

 

皆様にとっての投資について

考えるきっかけになったら幸いです。

 

 

 

どうも、中村博です。

 

7年前の記事です。

 

 

記事では

私たちの学びの段階の話しをさせていただきました。

 

 

これは、

どんな学びやどんな知識、能力であっても、

全ては似たような構造になっているので、

押さえておくとよいポイントですね。

 

 

では、改めて、

内容を書き足してみようかと

思います。

 

書いてみて、読み返してみると、

結構堅苦しくなっちゃいましたが

大事なことを書いたつもりで宇ので、

よろしければ、参考にしてみてください。

 

 

 

まず、新しい学び、

知識、能力を身に付ける時に、

 

私たちにとって、

最初は、なにも知らない訳です。

その知識は

存在すら知らない、そんな状態で。

 

 

 

そこから、

 

①知る

 ああ、そういう能力があるのか、

 そういう考え方があるのか。

 という状態、情報に触れた、

 知ったということ。

 

 でも、ただ知っただけなので、

 言葉が音として、触りの情報として

 自分の記憶の一部になったというところまで。

 

 

②理解した

 その知識、能力、学習をもっと知りたい、

 深めたいと思うのであれば、

 その知識の周辺の情報や、

 

 今まで自分が経験してきた物事の記憶から、

 関連づけたり、似ているところを探し出して、

 

 ああ、あれと同じような感じかもという仮説を立てて、

 知識そのもののネットワークを広げていきます。

 

 知識への理解の深さと、関連情報のつながりの広さを

 収集していくことで、

 ある一定の理解が生まれます。

 

 

③やっている

 理解をした知識をもとに、

 理解した知識、能力を

 自分自身が発揮できるようになるのか、

 

 自分が行動し実践をすることで、

 再現性を測定します。

 

 その能力を自分自身が

 身に付けられているのかを

 チェックする感じです。

 

 測定した結果で、

 もちろん自分の想定の通りに出来ていれば、

 ④の出来ているになっている状態。

 まだ、そこまで到達していないのであれば、

 ③のやっているの状態と言えます。

 

 評価の基準も明確にこれという

 基準があるわけではありません。

 

 まずは、自分が評価基準を用意して、

 その評価基準に達しているのかでよいと思いますし、

 他にある評価基準を採用して、自分の評価基準に

 してもよいでしょう。

 

 再現性を測定するということが

 ポイントかと思います。

 

 

④出来ている

 評価基準に照らし合わせて、

 再現性を測定して、一定の再現性を発揮しているとき、

 それは出来ていると言えると思います。

 

 自分が身に付けたかった能力、学習が

 身に付いている状態。

 

 能力を身に付けることにおいて、

 自分が出来るようになることは、

 一つのゴールかと思います。

 

 ですが、

 もう一段上に能力開発のステージが

 あります。

 

⑤教えられる

 能力開発において、最後のステージが

 教えられるです。

 

 これは、自分が身に付けた能力について、

 他者が理解をし、身に付けて頂く方法を伝え、

 そして、実践をしてもらい、出来るようになることを

 目指していただくこと。

 

 例えば、野球のピッチングコーチのような役割に

 なりますね。

 

 ここで必要なことは、

 能力そのものを多面的に捉えて、

 

 その能力のもつ、

 論理的な構造、意味合い・目的、

 身体的な部分、精神的な部分など

 

 様々な角度から、

 人が理解をし、出来ている状態までのサポートし、

 その結果が出せる状態を目指すこと。

 

と言ったところでしょうか。

 

 

こうして、私たちは、

新しい能力を身に付けることが

出来るようになると。

 

 

自分の身に付けたい能力を

 

客観的に大きな枠組み(構造)で捉えること、

 

そして、

細かく要素を分解して捉えること。

 

 

これらを集合したものが、

能力ということなると思いますし、

 

能力をこのように捉えられた時、

その能力は

あなたが身に付けられるものと

なるでしょう。

 

 

さて、こんな表現で

うまく伝わったかな?

 

ということで今日はここまでにします。

 

参考までに。