どうも、中村博です。
7年前の記事です。
記事では
私たちの学びの段階の話しをさせていただきました。
これは、
どんな学びやどんな知識、能力であっても、
全ては似たような構造になっているので、
押さえておくとよいポイントですね。
では、改めて、
内容を書き足してみようかと
思います。
書いてみて、読み返してみると、
結構堅苦しくなっちゃいましたが
大事なことを書いたつもりで宇ので、
よろしければ、参考にしてみてください。
まず、新しい学び、
知識、能力を身に付ける時に、
私たちにとって、
最初は、なにも知らない訳です。
その知識は
存在すら知らない、そんな状態で。
そこから、
①知る
ああ、そういう能力があるのか、
そういう考え方があるのか。
という状態、情報に触れた、
知ったということ。
でも、ただ知っただけなので、
言葉が音として、触りの情報として
自分の記憶の一部になったというところまで。
②理解した
その知識、能力、学習をもっと知りたい、
深めたいと思うのであれば、
その知識の周辺の情報や、
今まで自分が経験してきた物事の記憶から、
関連づけたり、似ているところを探し出して、
ああ、あれと同じような感じかもという仮説を立てて、
知識そのもののネットワークを広げていきます。
知識への理解の深さと、関連情報のつながりの広さを
収集していくことで、
ある一定の理解が生まれます。
③やっている
理解をした知識をもとに、
理解した知識、能力を
自分自身が発揮できるようになるのか、
自分が行動し実践をすることで、
再現性を測定します。
その能力を自分自身が
身に付けられているのかを
チェックする感じです。
測定した結果で、
もちろん自分の想定の通りに出来ていれば、
④の出来ているになっている状態。
まだ、そこまで到達していないのであれば、
③のやっているの状態と言えます。
評価の基準も明確にこれという
基準があるわけではありません。
まずは、自分が評価基準を用意して、
その評価基準に達しているのかでよいと思いますし、
他にある評価基準を採用して、自分の評価基準に
してもよいでしょう。
再現性を測定するということが
ポイントかと思います。
④出来ている
評価基準に照らし合わせて、
再現性を測定して、一定の再現性を発揮しているとき、
それは出来ていると言えると思います。
自分が身に付けたかった能力、学習が
身に付いている状態。
能力を身に付けることにおいて、
自分が出来るようになることは、
一つのゴールかと思います。
ですが、
もう一段上に能力開発のステージが
あります。
⑤教えられる
能力開発において、最後のステージが
教えられるです。
これは、自分が身に付けた能力について、
他者が理解をし、身に付けて頂く方法を伝え、
そして、実践をしてもらい、出来るようになることを
目指していただくこと。
例えば、野球のピッチングコーチのような役割に
なりますね。
ここで必要なことは、
能力そのものを多面的に捉えて、
その能力のもつ、
論理的な構造、意味合い・目的、
身体的な部分、精神的な部分など
様々な角度から、
人が理解をし、出来ている状態までのサポートし、
その結果が出せる状態を目指すこと。
と言ったところでしょうか。
こうして、私たちは、
新しい能力を身に付けることが
出来るようになると。
自分の身に付けたい能力を
客観的に大きな枠組み(構造)で捉えること、
そして、
細かく要素を分解して捉えること。
これらを集合したものが、
能力ということなると思いますし、
能力をこのように捉えられた時、
その能力は
あなたが身に付けられるものと
なるでしょう。
さて、こんな表現で
うまく伝わったかな?
ということで今日はここまでにします。
参考までに。