今日の音楽「洋楽編」(その1733) | 洋のblog

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Music Journey




今夜の洋楽は前回に引き続き Deep Purple。

作品は「世界一有名なイントロ」と称されています。

「Smoke On The Water」。



過去記事はこちら。(リンク貼ってます)

→「私のお勧めの曲・洋楽編(その114)



リリースは 1972年。

アルバム「Machine Head」からのシングルカット。

全米最高4位を記録しています。

本国イギリスでは解散した翌年の1977年に

全英シングルチャート21位に達しました。


アルバムのレコーディングはスイスのモントルー・カジノにある

移動録音スタジオによって行なわれる予定でした。

しかしレコーディングを目前に控えた1971年12月4日、
フランク・ザッパが率いるバンドのコンサートで、
観客がフレア・ガン(信号拳銃)をラタンの天井に向けて発射して火災が発生。
カジノは全焼してしまいました……。
結果、ディープ・パープルは別の場所でのレコーディングを余儀なくされます。

本作の歌詞にはその一部始終が綴られています。
「照明弾を持ったどこかのバカが」の歌詞は笑えます。(^o^)

以下は過去記事にもありますネットで見つけた日本語訳です。
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「Smoke On The Water」 Deep Purple

俺たちは皆、モントルーにやってきた
ジュネーブ湖畔さ
モバイルスタジオでレコードつくるんだが
俺達にあまり時間はなかった
フランク・ザッパ&ザ・マザーズが
いちばん良い場所にいた
だが照明弾を持ったどこかのバカが
そこを燃やしちまった
水上には煙、空には炎

カジノは全焼した
それはすさまじい音と共に倒れた
ファンキー・クロードが走りまわって
子供を連れ出した
それが全部終わって
俺達は別の場所を探さなきゃならなかった
しかしスイスでの時間はもうなかった
俺達はレースで負けたように思えた
水上には煙、空には炎

俺達の終わりはグランド・ホテルだった
そこは冷たくむき出しで空っぽだった
だがローリング・ストーンズの機材車がすぐ外にある状態だ
そこで俺達の音楽をつくった
いくつかの赤色光 といくつかの古いベッドで
俺達が汗水流す場所を作った
俺達がこれから何を得ようとも
俺達は決して忘れないだろう
水上には煙、空には炎

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