今回はドラマED主題歌をメンテナンス。
玉置 浩二さんで「いつもどこかで」。
過去記事はこちら。(リンク貼ってます)
リリースは2005年10月でオリコンの最高位は48位。
フジテレビ系秋のSPドラマ「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」の
ED主題歌でした。
主演は当時SMAPの稲垣 吾郎さん。
富山県出身の医師、井村 和清さんの手記を書籍化した物で
映画化やテレビドラマ化もされました。
骨肉腫の為に右足を膝から下で切断、
のちに肺に悪性腫瘍が転移したことにより若くしてこの世を去った医師
井村 和清さんが家族に対する思いなどを綴った遺稿です。
(原題は「ありがとう、みなさん」自家出版)
1980年に祥伝社から出版されミリオンセラーに。
NHK特集では1981年2月23日に「妻へ飛鳥へそしてまだ見ぬ子へ」として、
遺稿を基に映像化されたものが放送され、
1982年には名高 達郎さん、竹下 景子さんのW主演で映画化もされました。
私はフジテレビ系のSPドラマしか観てないのですが
ドラマのEDで流れる本作はグッときますよぉ。
玉置 浩二さんですからね。
作詞は玉置 浩二さん、安藤 さと子、松井 五郎さんで
作曲は玉置 浩二さん。
玉置さんの自伝本「玉置浩二 幸せになるために生まれてきたんだから」で
著者の志田 歩さんは、本作の歌詞が1996年から飼い始めた玉置さんの愛猫の
ドーキュウが2005年7月に急死したことに影響を受けていると述べられて、
悲しみに暮れていた玉置さんに弔電を送っていた松井 五郎さんが
「命のリアリティ」をテーマに作詞を行っていたそうで、
志田さんは本作がテレビドラマの内容に合わせただけでなく、
「ドーキュウとの別れを玉置の視点から綴ったものと解釈することもできる」
と述べられています。
オリジナル音源があったらなお良かったのですが……。(^_^;)