今日の音楽「邦楽編」(その1576) | 洋のblog

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Music Journey



谷村 新司さん追悼企画第5回目です。
今夜はアリスで「遠くで汽笛を聞きながら」と「今はもうだれも」の2曲。


過去記事はこちら。(リンク貼ってます)


「遠くで汽笛を聞きながら」のリリースは1976年で
オリコンの最高位は51位。
アルバム「Alice V」からのシングルカットでした。
この作品でオリコン51位ですからね……。(ー_ー;)
ただ本作はアルバムリリースの後にリカットされていますので
その影響もあったかも知れません。
(「Alice V」のオリコンアルバムチャートの最高位は3位)

作詞は谷村 新司さんで作曲は堀内 孝雄さん。
編曲(アレンジ)は篠原 信彦さん。

曲中に流れている印象的なリード・ギターは矢島 賢さん。
沢田 研二さんの「憎みきれないろくでなし」や
中森 明菜ちゃんの「少女A」や「サザン・ウィンド」「十戒 (1984)」など
矢島さんがギターを弾かれています。



「今はもうだれも」のリリースは1975年でオリコンの最高位は11位。
実は本作はカバー曲でオリジナルはウッディ・ウーと言うフォークグループ。
1966年にリリースされオリコンでは66位が最高でした。

ウッディ・ウーのボーカル&ギターの佐竹 俊郎さんが作詞/作曲され
アリスのドラマーである矢沢 透さんがアレンジしました。

私がアリスを知ったのが本作「今はもうだれも」でした。
小学5年生とか6年生でしたかねぇ?
あの当時、レコード屋さんの前を通ると
いつもスピーカーから流れていたのが本作で
アリスと言うグループも曲名も知らなかった私は
レコード屋さんのおじさんに
「いま外で流れている曲のレコードはどれですか?」
って聞きましてね。
おじさん、嬉しそうな顔をしながらレコードを持って来てくれて
「はい、これです。これ良いよねぇ。(^o^)」
「はい!これください。(^^)」
「はい!! ありがとうございます。^_^」

と言うことで、私が初めて買ったアリスのシングルレコードは
「今はもうだれも」でした。
追悼企画の「冬の稲妻」のメンテナンス回にもチョコっと書きましたが
「冬の稲妻」がヒットしてアリスがテレビとかに出始めて
「アリスがブレイクした」とか言われてもまったく不満でね……。
「アリスのブレイクは「今はもうだれも」だよ!」って
一人で怒ってましたね……。(^_^;)

2曲ともアルバム「Alice V」に収録されています。
個人的にこのアルバムは名盤だと認識しています。
CD化もされていますので、是非お聴きください。m(_ _)m