今日の音楽 「邦楽編」(その1449) | 洋のblog

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Music Journey


今回と次回のこの枠は伊藤 咲子さんの作品を続けます。
今夜メンテナンスするのは「乙女のワルツ」。


過去記事はこちら。(リンク貼ってます)


リリースは1975年でオリコンの最高位は24位でした。

オリコンの順位でも解る通り、決して「ヒットした」とは言いづらいですが
・昭和の隠れた名曲。
・阿久 悠さんの傑作の一つ。
と信じて疑いません。

1974年に萩本 欽一さんが司会のオーディション番組「スター誕生!」の合格者として歌手デビュー。
「スタ誕」合格者の先輩には森 昌子さん、山口 百恵ちゃん、桜田 淳子ちゃん。
(番組ユニット「中3トリオ」を結成)
1975年デビューの「スタ誕」合格者には岩崎 宏美ちゃんなど。
当時はもう完全に「間に挟まれた」感は否めませんでしたねぇ……。

歌の上手さ、では森 昌子さんや岩崎 宏美ちゃんと引けを取らない人でしたが……。

阿久 悠さんはともすると「美しいもの」と美化されがちな「初恋」を
「辛いだけの初恋」と悲観的に捉えて書き上げています。
伊藤 咲子さんは歌詞を何度も読み込み感情を高めた結果
涙声でレコーディングしています。