今回と次回のこの枠は伊藤 咲子さんの作品を続けます。
今夜メンテナンスするのは「乙女のワルツ」。
過去記事はこちら。(リンク貼ってます)
リリースは1975年でオリコンの最高位は24位でした。
オリコンの順位でも解る通り、決して「ヒットした」とは言いづらいですが
・昭和の隠れた名曲。
・阿久 悠さんの傑作の一つ。
と信じて疑いません。
1974年に萩本 欽一さんが司会のオーディション番組「スター誕生!」の合格者として歌手デビュー。
「スタ誕」合格者の先輩には森 昌子さん、山口 百恵ちゃん、桜田 淳子ちゃん。
(番組ユニット「中3トリオ」を結成)
1975年デビューの「スタ誕」合格者には岩崎 宏美ちゃんなど。
当時はもう完全に「間に挟まれた」感は否めませんでしたねぇ……。
歌の上手さ、では森 昌子さんや岩崎 宏美ちゃんと引けを取らない人でしたが……。
阿久 悠さんはともすると「美しいもの」と美化されがちな「初恋」を
「辛いだけの初恋」と悲観的に捉えて書き上げています。
伊藤 咲子さんは歌詞を何度も読み込み感情を高めた結果
涙声でレコーディングしています。