今日の音楽 「アニメ、CMソング、ドラマ・映画主題歌」(その527) | 洋のblog

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今回は懐かしの巨大ヒーローものから 「ウルトラマンレオ」 のOPを2曲。

1974年4月から一年間、TBS系列にて午後7時からの30分番組として放送されました。

ウルトラマン、キャプテンウルトラ、ウルトラセブンの第一期。
帰ってきたウルトラマンからウルトラマンエース、ウルトラマンタロウと続いた
第二期ウルトラシリーズの最終作でした。

当時、小学6年生だったかな?の私ですら既にほとんど観てなかったですからねぇ。。。
視聴率的には大分苦戦してたんでしょう。
ウルトラシリーズでは初となる、主題歌が2曲使われた作品にもなりました。

以下は番組に関するウィキペディアの記事です。
記事を読んでなるほど。
第二期OPの歌詞の方が、それっぽい理由が解りました。(*^^)v


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<内容>
本作は、それまでのウルトラマンシリーズと基本的には同じフォーマットを踏襲したドラマづくりがなされているが、
その作風は大きな変化を遂げている。

企画書には「骨肉相食む人間ドラマ」の方針が明記され、
毎回(厳密には第39話まで)のシナリオの表紙には
「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」のキャッチコピーが掲げられた。

これらのコンセプトに則り、主人公・おゝとりゲンが強敵や周囲の人間たちとの軋轢によって
過酷な状況に追い込まれて苦悩し、成長していくストーリーとなった。
そのための特色として、ゲン=ウルトラマンレオがそれまでのウルトラマンのように
M78星雲光の国出身ではなく、故郷を失った宇宙人と設定されている。

当時の空手・カンフー映画ブームを受けて、
レオはそれまでの光線技ではなく格闘技を用いて戦うスタイルとなり、
スポ根・アクション要素を全面に押し出した作風となっている。

そして、変身できなくなったウルトラセブン=モロボシ・ダンが主人公を指導する役を担い、
それを取り巻く民間人が中心になってドラマを進めるスタイルが採られている。

また、メインターゲット視聴者の子どもたちの視点に立つ人物として、
梅田トオル・カオル兄妹が登場し、もう一人の主人公と言える立場で後半のドラマを担っていくことになる。


<基本設定>
レオの故郷・獅子座L77星はマグマ星人の侵略で滅ぼされ、脱出したレオは地球にたどり着き、
地球人・おゝとり(おおとり)ゲンの姿になって、城南スポーツセンターの指導員として生活していた。
第1話では、L77星の崩壊から地球時間で1か月であるとゲンは語っている。

一方、ウルトラセブンはウルトラマンタロウの後を受けて再び地球防衛の任務に就き、
モロボシ・ダンとして宇宙パトロール隊MAC(Monster Attacking Crew)の隊長を務めていた。

地球に侵略の手を伸ばしてきたマグマ星人とその先兵の2大怪獣レッドギラス、ブラックギラスとの戦いで
セブンは脚を折られてしまうが、レオが現れて窮地を救う。
しかし、この戦いでダンは右脚が不自由となり、しかもセブンへの変身能力を失ってしまった。
こうして、ゲンはダンに代わって第二の故郷・地球を守ることを決意し、MACに入隊。
ダンの特訓を受けながら、異星人や怪獣たちと戦う。


<制作状況>
企画当初、MAC隊長は「川上鉄太郎」という名前の地球人であり、
ゲンの正体を知った川上がゲン=レオを鍛え、そして協力するという設定であった。

川上役には森次晃嗣を起用する予定だったが、
森次がウルトラシリーズでダン以外の役を演じることに異を唱え、出演を逡巡した。
制作側は、隊長をダンに変更して再度オファーを行って了承を得たが、
その結果、第1話でダンがセブンへの変身能力を失う設定が加わった。
放送開始が1週間遅れた原因は、この設定変更に伴って第1・2話の撮影が遅れたためとする説もある。

本作のハードな展開は、前作の『ウルトラマンタロウ』の明るい作風からの落差もあって
視聴者の反応が芳しくなく、1クール目の視聴率は14.1%と低迷した。
これに対応して、2クール目からは序盤の特色であった過酷な特訓描写は徐々に抑えられるようになり、
前作までと同様の「怪奇シリーズ」や「民話シリーズ」を導入し
「民話シリーズ」を中心にコメディ調の話も混ざるようになる
(1クール目でも第10話のように特訓がない話や第12話のようなコミカルな話もあった)。

2クール目以降も特訓シーンはなくても暗くシリアスな話が全体的には多く、
最終クール「円盤生物シリーズ」ではコミカルな話は存在していない
(ただし、第41話のラストでは多少のコミカルなシーンはあった)。
また、第2期ウルトラシリーズで唯一、クリスマスやお正月に関するエピソードが製作されていない。

視聴率の低迷に加え当時のオイルショックによる物価高騰などが制作体制を直撃し、
番組は制作費の緊縮を余儀なくされてしまう。
ギャラの節約を狙ったレギュラーキャストの削減や、
毎回の怪獣着ぐるみの製造費・防衛チーム基地のセット維持費などのカットが断行され、
番組は大幅な路線変更を強いられることになった。

最終クールはウルトラの国を巻き込んだ宇宙戦争を描くという案もあり、
第38話・39話はその名残である。この案は後に『ザ☆ウルトラマン』へ引き継がれている。

こうした状況が「…努力が実り始めると、特訓の必要もなくなり、ダンから独り立ちをし始める」という
ゲンの激動の成長ドラマとして機能し、最終的には当初のテーマに沿う内容として結実したが、
年間平均視聴率は10.9%にとどまった。

本作をもって第2期ウルトラシリーズは終了となるが、
脚本の田口成光は本作が『タロウ』の視聴率を越えないことは予想がついており、
当初からシリーズに区切りをつけることが決まっていたと証言している


オープニング映像は『ウルトラマンタロウ』に続き、
防衛チームの主要メカ発進シークエンスを用いたものだった。
これは主題歌変更とMAC全滅後も最終回までほぼ同じものが使われた
(第28話からマックシャークの潜航シーンが加わりマッキー1号の旋回シーンが削除された)。


<主題歌>
「ウルトラマンレオ」(第1 - 13話)
作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:川口真 / 歌:真夏竜、少年少女合唱団みずうみ(東京レコード)

オープニングでは第2コーラス(2番)目の歌詞が採用された。
タイトルコールは通常メインタイトル部分、サブタイトル部分(本曲のイントロ)双方に被せられるが、
第1・2話は前者、3・4・6話は後者のみとなっている。戦闘シーンでも流れる。

「戦え! ウルトラマンレオ」(第14 - 51話)
作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:川口真 / 歌:ヒデ夕樹(OPテロップでは「平野英之」と表記)、
少年少女合唱団みずうみ(東京レコード)

「ウルトラマンレオ」より先に作曲され、当初はこの曲が主題歌となる予定だったが1度ボツとなる。

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