私のお勧めの曲・洋楽編(その310) | 洋のblog

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Music Journey


今回の洋楽は大晦日に続いての Paul Mccartney で「Pipes of Peace」。

リリースは1983年。
この年に発表されたアルバムからのタイトルソング。

すごく特徴的なPVだと思いますが、実はこれ実話から出来てるんです。

1914年の第一次世界大戦中、イギリスとドイツ間のでクリスマス休暇に
両国の間でサッカーの試合が行なわれました。
戦争と言う戦いをしばし忘れてのサッカーでの戦い。
サッカーは両国にとっては「国技」ですからねぇ。

この「Pipes of Peace」というアルバムの前の作品が「Tug of War」でした。
2枚のアルバムはその内容が非常に酷似しているのですが、
実は「Tug of War」は2枚組アルバムでの発表が企画されていたのです。

途中、企画が破綻してしまい1枚でのリリースとなってしまいましたが、
「Tug of War」に収録予定だった曲に新曲をプラスして発表されたのが
「Pipes of Peace」なのです。

「Tug of War」で投げかけた問題定義に対するアンサー的アルバムが
「Pipes of Peace」。
興味のある方がいたら、この2枚をレンタルしてみるのも良いかと思います。

「Tug of War」からはポールとスティービー・ワンダーが共演した
「エボニー&アイボリー」のシングルが有名ですし
「Pipes of Peace」からはポールとマイケル・ジャクソンの共演した
「セイ・セイ・セイ」のシングルカットが有名です。(^^♪

今こうしている間にも、戦火の中で泣いている子供達のために。。。

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「Pipes of Peace」  Paul Mccartney


僕らの愛にローソクをともそう

愛で僕らの悩みは消え去るけど

すぐにとても大切なことに 気が付く

みんなが心から聞きたいと思う

ただ一つのことに


世界中 どこでだって

赤ん坊がこの世に生を受けてる

とにかくできる限りのことをしよう

平和が勝利し なすべきことがなされるまで


みんなが喜びの歌を歌えるように

たった今も赤ん坊は戦火の中

さあ僕らから始めよう

平和のバグパイプを

平和のバグパイプを吹こう


みんなが喜びの歌を歌えるように

たった今も赤ん坊は戦火の中

さぁ君も始めてくれないか

平和のバグパイプを

平和のバグパイプを吹き鳴らそう


僕らの愛にローソクをともそう

愛で僕らの悩みは消え去るけど

すぐにとても大切なことに気が付く

みんなが心から聞きたいと思う

ただ一つのことに


君はどうなの?

人類はたった一日で消えてしまうの?

それとも誰かが救うの?

僕らが生きる掛け替えのないこの星を

(僕らは一体どうしようとしているの?)


誰もが気付けるように

どこに住んでいたって

君や僕となにもかわらないって

だから僕らから始めよう

平和のバグパイプを

平和のバグパイプを吹き鳴らそう


僕らの愛にローソクをともそう

愛で僕らの悩みは消え去るけど

すぐにとても大切なことに気が付く

みんなが心から聞きたいと思う

ただ一つのことに



訳詞 senri

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