弱さを認める | ひろせカウンセリング若手ブログ

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吃音自助グループ廣瀬カウンセリング東京教室の、若手メンバーによるブログです。

しばらく吃音の症状がほぼなく調子が良かったものの、前回の教室の少し前から声を出すことに対する不安が強くなってしまいました。未だに吃音の度合いは軽くなったり少し重くなったりを繰り返しており、完全に治すことは非常に難しいのかなと思います。


調子が悪くなると、「ここのところ調子が良かったのに、何で話せなくなってしまったんだ」「声を出すことに不安を覚えるようになってしまったんだ」などと思い悩んでしまうものです。ただ、そう思うのは自分の弱さを認められないからではないかと思います。自分はうまく話せないという弱さを抱えていることを認めることさえできれば、そんなことで思い悩まずに済み、ありのままの自分を見つめることにつなげられるでしょう。
調子が良い状態が続いたとしても、変に自信を持ってそういった弱さを否定してはならないでしょう。

 

また、調子が悪化したときこそありのままの自分を見る必要がありますし、そもそも自分にできることはそのほかにないように思います。どうすれば調子を取り戻せるのか対策を考えてみたところで、焦りが生じたりして余計な悩みが増えるだけです。
自分を見たところですぐに回復はしませんが、忍耐強くありのままの自分を感じることが実は近道だと思います。

 

私の場合、評価も課題も与えずに自分自身を見るためには、自分の弱さを認めることから始める必要があると思います。