世界各国で古くから食生活に取り入れられてきた発酵食品。そんな伝統を持つ発酵食品がいま、美肌作りと健康維持に欠かせない存在として、注目を集めているのです! 今回はそんな発酵食品の魅力に迫ってみたいと思います。
日本でも、納豆や漬物・塩辛・味噌・みりん・醤油・酢・かつお節・塩麹など、和
食に欠かせない発酵食品がたくさんありますよね。
本日のステップアップ料理教室の講座は、「発酵がテーマ」
日本は発酵王国と呼ばれています。微生物の王国 湿度が高く、雨の多い日本列島は、無類の微生物王国。
だから、日本は発酵食品が多いのです。
その中でも麹カビが関わる発酵食品が非常に多く、日本の食文化は麹カビなくしては語れないほどです。
発酵食品の魅力は?と言うと
1.微生物の力によって、食材の澱粉や糖、タンパク質を分解発酵させて
独自の旨味成分をつくりあげる。
たとえば、野菜の塩もみより乳酸発酵して有機酸や香成分が出たたくわんや漬物が美味しいとか・・・
2.発酵過程での酵素の働きにより様々な栄養成分が生み出され、
栄養価の高い食品に生まれ変わる
納豆には血栓を溶解する作用のあるナットーキナーゼが含まれているとか。
3.食材の保存性が向上する
微生物の拮抗作用(きっこうさよう)により腐敗菌を抑える
4.腸内環境を改善してくれる
発酵食品に含まれる乳酸菌など、摂取すると腸の中で増えるため腸内環境が改善されます。
発酵食の一番の魅力は、腸内環境を良くしてくれること
腸内環境を整え免疫力をアップさせ代謝酵素を活発にしてデトックスを高めるのが「発酵食」です。
私たちの腸管は、食物を消化・吸収する器官であると同時に巨大な免疫器官でもあります
腸は最大の免疫器官=腸管免疫
善玉菌のえさになる発酵食、オリゴ糖、食物繊維をたべて、腸をキレイにすることが
べっぴんのポイント!です。
今回の講座は、発酵物の魅力や日本の調味料について学び。
そして、納豆づくり、甘酒づくりを実習しました
まずは、大豆をゆで
1【大豆を炊く】
きれいに洗った大豆を半日程度,水に浸します.
大豆の状態にもよりますが,圧力鍋だと1.2気圧で15分から20分程度煮る
2【納豆菌液を作る】
熱湯で煮沸した容器に市販の納豆菌を入れます (説明書によると,付属のスプーンに山盛り一杯で0.1g). ここに十分に沸騰させた後に少し冷ました湯を加えます.
3 【茹でた大豆に納豆菌液をかける】
大豆がゆであがったら,水気を切って大豆が熱いうちに納豆菌液をまぶします.
4 【適当な容器に移す】
納豆菌をまぶした大豆を適当な容器に移します. 納豆菌は酸素を好むので,茹でた大豆があまり重ならないように広げます.
5 【保温して発酵を進める】
20~24時間程度の間,40度程度になるように保温します.こたつの中でも良いのですが, 電気代がもったいないので,湯たんぽか使い捨てカイロをお薦めします (湯たんぽは温度管理がちょっと面倒かも). 温度が高すぎるとくさくなるかも.
![廣瀬ちえの「食を通じて幸せを分かち合う」ブログ-ipodfile.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20111109/13/hirose-chie/64/f5/j/t02200165_0480035911600528545.jpg?caw=800)
今回は、発砲スチロールに入れ、ホッカイロとボールにお湯をを入れて・・・・
これが一番安定するんです!
雑菌汚染が心配な人は,納豆菌の割合を増やせば良いでしょう. あとは大豆が熱ければ雑菌が付いても死んでしまうので,熱いうちに手早く作業をすることがポイントです.
納豆菌が入手できない場合は,市販の納豆粒を利用することもできます. 沸騰した後の少量の湯の中に納豆を入れてかき混ぜれば,一応,納豆菌液になりますし, 納豆そのものを茹で大豆に混ぜるという方法もあります
すると
出来たよ~できたよ~
ぷ~んと香る。納豆の香り
糸もしっかり出る!!食べても納豆!!
やったーできたできた・・・
今日のメニューは
納豆とアボガドのコンコンコロッケ
厚揚げとこんにゃく・レンコン・ネギんの甘酒グリル
焼きナスの冷汁
切干大根のバルサミコ炒め
どらや焼きでした。