おかあちゃんの知恵袋 | 廣瀬ちえの 食からつながる幸せに、「べっぴん」をプラス。 ブログ

昨日は

60歳で現役の女子大生!!! 中野壬知代おかあちゃんの

『和食を通じておもてなしの心と日本料理を学びましょう』


私の名古屋のおかあちゃんが教室を昨日行いました


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講義内容>
1.日本の食文化(松華堂弁当・茶懐石)について
2.和食のマナーとおもてなしの心
3.料理実習「自分で作る松華堂弁当」
~煮る・蒸す・焼く・揚げる・ゆでる・飯・デザートが一つの箱の中で宝石箱に


知っているようで知らないマナー・年齢に応じた食事・おもてなしのエッセンス
、などを折り混ぜて“和の小宇宙 松華堂弁当”を作りました



漆器の松華堂弁当
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懐石が元になり松華堂弁当が誕生するのですが、

元は、石清水八幡宮(京都府八幡市)の社僧であった松花堂昭乗の使っていた物入れ(箱)だったそうです


これをヒントに田の字に仕切られた箱が、

絵の具箱、茶会のたばこ盆などとして、いろいろな用途に使われ料理にも使うそうになりました
当としての起源は新しく昭和の始め、料亭 吉兆の創始者が八幡を、訪れた折この四つ切箱を見て、

試行錯誤のうえ懐石料理を盛り付け、弁当として世に広めたのが,松華堂弁当の始まりです。



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作ったメニューは

さわら幽庵焼き
おかあちゃんのだし巻き卵

えびいもの味噌焼き

酢れんこん

しいたけの煮物

ささみの胡麻揚げ

いかときゅうりの黄身和え

かぶら蒸し



豪華でしょ~~~



おかあちゃんだし巻きのデモンストレーション

40年も使っている、たまご焼き用フライパンを持参

使いこなされた道具、カッコイイ!!

重みがあるよね。

道具は、自分の年齢と共に、年輪がでるようなものを私も選んでいきたい!


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わ~キレイなだし巻き

こんなだし巻き卵ができたら

お持たせしても喜ばれそうだし

正月の伊達巻だって、自分で作った方が断然美味しくなる。

このレシピは、宝にしよう!っと

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こちら、牡蠣のかぶら蒸し・手作りゆず胡椒のせ

かぶらの汁で牡蠣を洗うという細かな知恵が勉強になる。
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かぶらで使った卵の白身以外の黄身は、きゅうりといかの黄身和えに。

ここも無駄がない!!
ん~~~~~~。すべての料理が理にかなっていて、無駄を出さない。

そして、アレンジが効く

これが、日本の昔からの知恵なのだろう


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食べながら、箸使いのタブーについてや

お弁当の蓋の取り方など、マナーを教わりながら食事開始


おかあちゃんの言葉1つ1つ聞き逃さず、キャッチしたい!と思うほど

話しが楽しい!!


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おかあちゃん!一日お疲れ様~

おかあちゃんのキャラクターそして、食の本質を伝えたいという思いが

みんなを虜にした一日でした。