醤油を極める!!醤油ソムリエと研究会 | 廣瀬ちえの 食からつながる幸せに、「べっぴん」をプラス。 ブログ
9月・廣瀬ちえプレミアム・クッキング 単発 Lesson
募集開始しました。


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本日は、常滑にある、高木家へ

毎月いろいろなテーマで研究会をしています。


今回は、日本に3人いる醤油ソムリエの2人が常滑へ来てくれ

醤油の生産工程や違いなどについて話を頂き

醤油と食材の相性を実際に、食材と合わせながら研究しました


講師は


群馬県で㈱伝統デザイン工房の代表で、全国各地の醤油を販売している

高橋万太郎さん

職人醤油・comで醤油を販売

http://www.s-shoyu.com/



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もう一人は、わざわざ香川県の小豆島から来てくれた

醤油&オリーブオイルソムリエ

黒島慶子さん


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今回の参加者も凄いメンバー!!


主宰は

食空間コーディネーター日笠真理さん
ロハスコーディネーター高木さん


その他

愛西市にある山忠本家酒造の山田さん

常滑市にある澤田酒造の澤田薫さん
全粒パン焼き家 の金久サヤちゃん


他にも

大学の先生などなど


12名が参加


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早速、利き醤油開始!!

自分が一番美味しいと思うものをチョイスし、それが、どんな種類の醤油なのかを知る

濃口・醸造

再仕込み

薄口

たまり

混合濃口

濃口本醸造(脱脂大豆)


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私は、

1番美味しいと思ったのが、再仕込み醤油

2番目がたまり醤油

一番美味しくないものとして混合を選びました


再仕込み醤油とは、

麹を仕込む時に、食塩水を加えるべきところで生醤油(きじょうゆ)を使い、成分は濃口醤油の約2倍、濃度とうま味、風味が高いのが特徴の醤油です。醤油を二度醸造する形になるので再仕込み醤油といいます



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ソムリエの2人の話しは、本当に勉強になります。

何故?醤油造りには、冬が適しているのか?

何故?山と海の近くに住んでいる人の醤油の好みが違うのか?

何故?脱脂大豆を使うところが多いのか?

何故?最後に火入れをするのか?


書ききれないほどの情報を頂きました。


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今度は、実際に食材といろいろな醤油を組み合わせながら

どの料理にどの醤油が合うかを見て行く


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豆腐やクリームチーズ、ナス、牛肉の焼いたもの、パン、アイスクリーム、

魚、卵がけごはん、白ご飯

などなど・・・



これがまた面白い!!!!!!


美味しいと思っていた醤油が、食材によっては、打ち消してしまう物があるんだよね

意外と豆腐には、白醤油が合ったり、ご飯には、濃い口が合ったり

熱を加えたものには、濃い方が合ったりと・・・・


ほ~~~~~~勉強になります



日本には古来より、世界にも誇ることができる伝統的和食文化 があります。

そのひとつが発酵調味料だと思います


様々な素材の魅力を引き出す調味料。正しく理解し、素材毎に合った調味料を用いることで、さらに食の感動は増幅して行くことを実感しました


やっぱり、日本人のDNAは、日本で生まれてきたもので、喜びますね~


私は、もっともっと、料理の楽しさを伝え、

手作りをする人を増やすことによって、家庭の味、日本の味を残して行ける、きっかけづくりをして行きたいと思います


また、CHIE’S KITCHENでも、ソムリエの方をお呼びして

勉強会を開催したいと考えています


みなさん、お楽しみに!!



今日は、これから、北軽井沢に、3日間

北軽井沢探索して、

食育キャンプに行って、子供達と共に自然の中で過ごしてきます