映画「沈黙の艦隊」(原作、かわぐちかいじ)をユナイテッドシネマで観てきました。
日本近海で海上自衛隊 の潜水艦「やまなみ」が隣国の潜水艦と衝突し、沈没。海江田四郎艦長(大沢たかお)ほか76名の生存が絶望的というマスコミ報道があった。ディーゼル潜水艦「たつなみ」の深町洋艦長(玉木宏)は、海江田の死に疑問を抱き秘密裏に真相究明の調査を始めた。すると海江田は世界を震撼させるとてつもない野望を持っていた事が明らかになってゆくという物語です。
ロシアのウクライナへの軍事侵攻が始まってから、早くも600日が経過しています。北や中国はロシアと交流を深め、台湾有事も懸念される中、日本も隣国との関係で問題が山積みの状況です。アメリカの前大統領のときは、大きな戦争もテロもなくロシアの大統領や北の総書記とも親しく交流していました。しかし現在では世界で紛争が起こり始め、ウクライナ停戦よりも武器支援の方が推進され、マスコミ報道もその流れになっています。
このままでは不測の事態に備えて、日本の防衛力の強化は避けられなくなってきています。
「平和な日常でとんでもない出来事が起こっているのに、マスコミでは全く報道されていない!」原作は30年程前ですが、今でもリアルに直面している内容で、平和ボケしている私たち日本人には大切なメッセージを残してくれる作品だと思います。続編が今から楽しみです。