義父が大切にしていた祖母の手紙
生前整理アドバイザーの大竹郁子(おおたけいくこ)です。
昨年末、亡くなった義父。
穏やかで、いつもニコニコ笑っていた。
仏壇に手を合わせる時は、祖母への挨拶を忘れなかった。
大きな声を出すのは、大好きな野球観戦の時ぐらい。
畑で長芋を作るのがとても上手だった。
義父が大切にしていた物が、出てきました。
義母も見たことがない祖母の手紙。
自分史のような内容です。
16枚もありました。
1904年生まれの逞しい女性です。
公益社団法人で講師をしていた祖母。
全国で講座をしていたことも記されています。
81歳の時、入退院が続いた時に書かれたものです。
とても細かく自分の想いが綴られていて泣けてきます。
周りの人への感謝の言葉が、たくさん書かれています。
悪口を聴くこともなく幸せだった。
『反省するところは、お父さんにヤキモチを妬いたところ』
とてもチャーミングなおばあちゃんです。
手紙を読んで、祖母の人柄がとてもよくわかります。
大好きな母親の手紙を義父は、どんな気持ちで読んでいたのかな。
自分だけのものにしたかった気持ちも分かります。
手紙の最後に
『私が死んで少しでもお金が余ったら団体へ寄付してください』
これじゃぁ、誰も寄付してないですね。
遺贈になります。
遺贈の分類は色々あります。
専門家に相談するのが一番です。
米穀類購入通帳まで出てきました。
親の家の片付けで出てきたお宝でした。
親が元気なうちに想い出を喋りながら一緒にやる!
とても幸せな時間です。
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